国際弓連のHPはいつ更新? (投稿11件)[1〜11]


1:大佐さん
昨年国際弓道連盟が設立されましたが、その後特に目立ったイベントもなく、世界大会も延期されてしまいました。
HPを見ると、いまだに開設されたままの状態で古い情報しか載っていません。海外弓人が一生懸命日本語から訳してみたら・・何も変わってないじゃん!となるんではないんでしょうか?
各地(世界)でセミナーが頻繁に行われているようですし、イベントもあるみたいなので、その情報や写真を載せればいいと思うのですが、なぜ更新されないのでしょうか?
やる気がないのか、知らないのか、それともHPを更新できない?!(そんなことがあるとは思いませんが)
皆さんはどう思いますか?

2:mainさん
そもそも国際弓道連盟なのに、すべて日本語で書かれていること自体おかしいと思います。
国際柔道連盟のウェブベージは全英語で、頻繁に更新されているし。

せっかく設立したのにどんな活動が行われているのかもわかりませんし、海外に普及させるのを軽視してるとしか考えられないなぁ・・。

3:元学生さん
単純にお金がないから十分なことができないと思います。
まず、皆さんは国際弓道連盟に加入して連盟費払ってますか?日弓連から間接的に払っているかもしれませんが、そんな連絡を見たことが私はありません。団体として活動する収入が寄付しかありませんから、スポンサーを付けて商業化している柔道と比べるのは無理があります。
それに、法人格をもってないようです。つまり、財団法人でも社団法人でももちろん宗教法人でもありません。ただの友好団体で、大学のサークルと同じです。これらからも財政基盤が磐石でないと思われます。
日弓漣は、財団法人として基金があり、補助金ももらってます。
推測ですが、専属のスタッフが居らず、日弓漣の事務員に無料奉仕してもらっているのでないでしょうか。

で、活動ですが一番大事なことがまだできてないです。それは、試合や審査、運営費等の国際ルールが未制定です。
さすがに国際と名乗ってますから、競技なら、全日本弓道連盟弓道競技規則によるとは言えませんでしょう。
まだまだ日弓漣におんぶにだっごですから温かく見守るか、ご自身が御奉仕しないと進まないでしょう。非難を言うだけならだれでもできます。10億ぐらいだれか寄付したらその利息で事務員が一人雇えるかな。

4:弓を引く人さん
まともに活動する気もない団体をつくって、全弓連も罪作りな団体ですね。国際弓道連盟を設立しても、国際弓道連盟主催で各国で頻回の審査も行わず、試合も行わない。予定では日本で世界選手権大会を行う予定ですが、結局全弓連の都合でどうなるか分かりません。真剣に弓道を世界に普及させようとはしていませんね。

活動資金云々を仰る方が居りましたが、国際弓道連盟の活動を日本人以外の方に任せて、全弓連の資金源である審査を国際弓道連盟主催で頻回行わせてあげればよいのです。それだけでも組織としての活動は活発になっていくと思います。全弓連はその気も無いのであれば、どうして国際弓道連盟など設立したのでしょうか?国体の絡みがあると噂されていますが、あの華々しい設立からは、現在の活動は誠に・・・。

最後に、国際弓道連盟の名誉総裁に高円宮久子殿下を推戴しています。全弓連はまともに活動させない団体の頭に御皇室を引っ張り出して、何様なんでしょうね。御皇室を大切に思っている方からは、「不敬」だと思われるんじゃないでしょうか?

海外で真剣に弓に取り組んでる方を、日本の都合で振り回すことは失礼に当たると思います。国際弓道連盟の設立で持ち上げて、活動休止状態で宙づり状態。全弓連は国際弓道連盟のあり方を再考すべきです。

5:大佐さん
お金がないという話ですが、ずっと気になっていたのは国際弓連設立の際に多額の寄付金を集めたと思います。何月号かの月刊弓道に収支が載っていましたが、結局日弓連への寄付だったのじゃあないかという印象を受けました。
充分なんとか運営できる資金の元手はあの寄付集めで集まったとは思うのですが。
弓を引く人さんがおっしゃっているように、審査などのお金を少しずつでも良いので国際弓連に回すことがあってもいいのではないかと思います。

国際ルールの制定は、そもそも連盟を設立する際に制定すべきだったのではないのでしょうか?あるいは後に制定するとしても、もう国際弓連の設立が決まって、設立しようとしてから何年か経っているのに未だに制定される気配がないのも気になります。

国体関連の話はよく言われていますが、確かにその通りだという予感が段々と確実になってきました。

海外の弓道人口が少ないんだからしょうがない、と言われることがあるのですが、それは知られていないからで、一つの国に一つの県に相当する弓道人口がもう既にあります(段位のみで統計をとるとかなり少ないかもしれませんが、きちんと弓道をしている人口を取るとそうなると思います。そもそも段位を取りにいくことが、どれだけ彼らにとってお金と時間がかかるものなのかを考えれば、段位を持っていない人が多いのは当然かと)

6:元学生さん
運営資金ですがどの位集まったのでしょうか。先日のハンドボールのオリンピック再予選での試合運営費が億単位だと報じられております。一試合でそれだけの資金が必要ですから、未だに寄付金公募が出てますね。
今の寄付金窓口が日弓漣ですから専属事務員はいないのでないでしょうか。

国体のためと言われておりますが、国体改革を見ると、基本構想がオリンピックおよびアジア大会採用種目が一番に上げられております。そして観客が呼べることを目指しております。申し訳程度に「わが国の伝統的競技」と書いておりますが、運営側の自治体負担が大きいため、入場料を取ることが再三話し合われております。
それらからすれば、弓道は消え去る運命でしょう。今の弓道では、関係者以外に観客が呼べるはずもなく、呼ぶような商業化は嫌だけど、国際大会は形だけでも開催したいなんて都合良過ぎ。参加費をものすごい高価にしないと無理でしょう。

日弓漣主催の普及目的のセミナーも欧米中心でしかなく、本当は近隣のアジアこそ普及させなくてはならないのにご近所には目を向けてません。(少なくともセミナーについては)
国体存続だけしか考えないようでは、形式だけの組織になってしまいますし、弓道が普及すると困る人がたくさん居られるようですから(羽根の奪い合い、少ない道場に人が溢れるなど今の環境変化を望まない人たち)本音と建前があまりにもかけ離れてはいないでしょうか。

そうでないことを願いたいです。

7:kurichaさん
あまりに計画性のない、軽率な行動だったのかもしれませんね。

8:大佐さん
弓道のアジアでの普及はなかなか難しいのではないかと思います。
まずは道具の問題が大きいと思います。一通り道具をそろえるとなると、かなりの額がかかります。物価の差を考えると、アジア地域で弓道を行うとなると、そうとうなお金持ちしか始められないのではないでしょうか。
その観点からまず、欧米から普及させていけばいいんではないでしょうか。

もっとも道具の支援や、指導の支援を国際弓連で行えるなら、積極的にまずアジア地域で行うべきかとは思いますが。

それから、試合開始前の神道のいくつかの儀式を、そろそろ真剣に考えたほうがよいのではないでしょうか?これは文化だから、といってもなかなか受け入れられない人もでてくると思います。(アジア地域、イスラム圏において)国際弓連においても、記念式の前日に明治神宮で全員でお参りしていましたが、異様な光景に見えたのは私だけでしょうか?

9:元学生さん
大佐さん。アジアに限らず、アフリカ、中南米など途上国において道具の困難さは想像できます。だからこそ近隣のアジアに普及させる方策が必要だと感じます。つまり、国際化とは日本と同じものを押し付けるのではなく、その地域で手に入れられるもので同じルールで競技することです。神前礼拝を含め二本の伝統をどう発展させるか(人によっては改変とも改悪ともいわれるでしょう)試金石になると思います。特にアジア圏だと先の戦争の武道推進の苦い経験をした人たちがまだまだたくさんいます。そのような過去の記憶を乗り越えてこそ、本当の普及がある気がします。

きっと、日本の伝統を伝えようとすると道具は枝葉で本質は弓を通して得られる徳行などの儒教的思想でないかな。入り口は当てっこでもそれが人生に繋がることが見えてくると弓道の奥深さを感じられるのでしょうね。

10:kurichaさん
まあ、なんというか・・・
「実は、モンゴル弓の方が世界的には有名です」
と、道場に来ているアメリカ人が
言ってます。

無理に世界に広める必要があるのかなぁ〜・・・ 

つまらなくなるかもしれませんし・・・

11:元学生さん
おっしゃる通り無理な普及より弓道の良さを伝える持続的普及がいいですね。

国体で新しい記事がありました。
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080620/oth0806201925007-n1.htm
正式種目のうち2から3種目を隔年開催する案が了承されたそうです。
(1)五輪競技(2)伝統競技(3)国際的な普及−といった観点から、年内に実施種目のランキング評価して決めるようです。

そこで、勝手にランキングしてみました。
夏季実施37種目からオリンピック種目該当の25種目とオリンピック種目でないけど世界選手権を継続的に実施している7種目を除いて残ったのは、軟式野球、山岳、銃剣道、弓道の4種目です。
隔年開催候補が2〜3種目だとするとこの4種目が候補でしょうね。
あとは、勝手にランキングすると競技人口と観客動員の可能性から軟式野球は高い評価でしょう。逆に山岳、銃剣道は競技人口が少ないように思います。
その中間の評価が弓道でしょう。
ということは、山岳と銃剣道は隔年開催決定であとは、弓道が当落上にあるように感じます。
なんか日体協に上手くやり込められている気がします。弓道をしている人の中には国体=当てっこ競技として否定的見方をしており、必ずしも国体賛成ばかりの意見ではないようですし・・。

もし、国体から弓道がなくなれば一緒に勤労者もなくなり、日弓漣主催の団体競技がなくなりますね。
どちらにせよ、今年度中に評価されるのですから今更国体のために世界大会を開く意義があるのか疑問です。
国体と無関係に真の普及目指した世界大会が開催されるのなら賛同したいです。(できれば当てっこ競技と言われないような団体戦で・・。)


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