退廃が覚えられない (投稿7件)[1〜7]


1:あみんちゅさん [url]
高2で部長のものです。
3年がいなかったので去年から部長をやっているのですが、今年度入ってきた部員に一人、障害のある子がいるのがわかりました。
普通に暮らしてるのではなんの障害もないのですが、言ったところがなおせず、射法八節や体配も覚えられないので、養護教諭に聞いたところ、すこし脳に障害があるとかなんとかだそうです。
半年間ずっと教えてきたのですが、なかなか覚えられません。
本人も部活を休みがちで。

それで質問なんですが、今までに大会で障害がある人が出てるのを見たことがある人はいますか?
障害のある子を教えたことがある人はいますか?
それから、大会で体配を間違えたりすると怒られたりするんでしょうか?

※表現が不快だったりしたらすみません。文章能力と語彙力がないせいです。

2:あみんちゅさん [url]
タイトル間違えました。
『体配が覚えられない』です。

3:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>すこし脳に障害があるとかなんとかだそうです。
・・・と云うことであるならば、試合会場で引いているだけでは、身体的な障害をお持ちであるかどうかは解らないのではないでしょうか。

>大会で体配を間違えたりすると怒られたりするんでしょうか?
別に、今回のような障害が原因で体配を間違えたりしなくても、高校生の試合などでは間違った体配やいい加減な体配などはしょっちゅう目にすることだと思いませんか。
従って、危険に結び付くような行動や、明らかに意図的に見える違い・・などでなければ、流してくれると思われますよ。

対策とすれば、試合の前に監督会議等があるはずなので、顧問の先生に予め場内進行や射場審判の方などに、説明をしてお話を通しておいて戴くと云うことでしょうね。

周りの人(主将の貴方を初めメンバーや同級生の方々、先生方など)の協力で、其の障害をお持ちの方が試合当日に、嫌な思いをしないように、更には心の傷を増やさないようなことを考えて差し上げましょう。

>大会で障害がある人が出てるのを見たこと
車椅子で引かれている方(高校生)もいらっしゃいますし、片足が義足の方(一般)もいらっしゃいました。
また、坐射が出来ない方は大勢いらっしゃいますよね。
(試合では外面的なことしか見えませんから・・・。)

4:あみんちゅさん [url]
大会じゃあ外面的なものしか見えない……。
まったくもって、おっしゃるとおりですよね……。
本人は弓道をどうしてもやりたいのですが、去年は技術の問題から大会には出させませんでした。
誰か、もうすこし意見をいただけないでしょうか。

5:元 ◆ntlC4wAIさん
>あみんちゅさん
>本人は弓道をどうしてもやりたいのですが
本人がやりたいと言うのであればそれが全てでしょう。
あみんちゅさんは部長としてその子の為にベストを尽くすのみです。周りが焦ってもしょうがないので、本人の癖や障害を良く理解して根気よく指導して行くしか無いのでは?と思います。
顧問の先生とも良く相談して、練習内容や試合に出す、出さないを決めて行けば良いかと思います。

あとは本人の頑張り次第。

6:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>言ったところがなおせず、射法八節や体配も覚えられないので、養護教諭に聞いたところ、すこし脳に障害があるとかなんとかだそうです。
>半年間ずっと教えてきたのですが、なかなか覚えられません。
原因が「脳に障害」と云うことであれば、なかなか覚えられないことや、直せないことに関しては、本人の責任でないことは云うまでもないことですね。

教える側が充分に気を使ってあげて、解るように〜出来るように、してあげなければなりません。

先ず、何故覚えられないのか・・・と云うところから解明していかねばならないと思います。(勿論、先生のご協力も必要でしょう。)
・量的な問題
・スピードの問題
・時間的経過の問題
……などですね。

其の辺りを充分に検証して、解った上で・・小分けにして〜一つずつ〜確認しながら〜時間を掛けながら〜納得を得ながら〜〜指導することを考えたいですね。

健常者への指導と同様に「射法八節」や「体配」と云う風に、一纏めにしたり・・全体全てを流れとして教えようとするのではなく、覚えられる範囲や覚えられたことを確認しながら、一つずつ積み重ねる教え方が必要だろうと思います。

視点や考え方を根本的に変える必要があるかも知れません。
「出来てあたりまえ」「覚えてあたりまえ」・・・と云うごく普通の考え方を棄てることが必要でしょう。
(なんで出来ないの?とか、こんなことも覚えられないの??・・・何て言葉は絶対に禁句です。)

解ったり出来た喜びを知って貰うこと、其処から‘遣る気’と云うものを引きだしてあげて、其れを次々と積み上げて行って差しあげたいのです。

7:紫弓さん
 脳障害ですか、どのようなタイプであるかわかりませんので、例を出して見ましょうか。

 実は知的障害者の方が弓を引くのを見たことがあります。まず、懸けは和帽か柔らか・弓は弱く・矢は長くしていました。体配に関しては必ず中にすることで、動作を忘れないようにしているようです。危なくない方法と忘れない方法を良く考えるべきでしょう。
 技術に関しては、引き足らずでしたので安土に届くか届かないかぐらいでした。それでも、弓を引き終えた姿は清々しいものです。
 やはり、気配りをよくしていけばどうにかなるものです。まず、参加させる為の方法を考えるべきでしょう。

 体配は前の人を真似すればいいものの、問題は射技で引くごとに変わる場合が怖いですね。この場合は習熟の度合いで直るかが分からないので、根気良く教えることです。(射を変える時に起こりやすい癖と判断がつかない。)

 皆さんも仰られる様に、気長にオープンな関係で、輪を作っていけばよいのではないでしょうか。
 参考になれば幸いです。


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