基礎 (投稿8件)[1〜8]


1:ひむかさん
私の学校は中高一貫なんですが、中学から高校にあがっても引退というのが高三までないので中学から始めた人は高一で新入生のように基礎練のようなものをする機会が全くありません。よく耳にするのが神奈川の慶應の塾高は中学から弓を始めた人でも全員また徒手練から指導されるということですが、それは本当なのでしょうか?実際に的前で練習をするのに比べてどんな利点があるのでしょうか?やっぱり基礎はすればするほど良いんですかね?

2:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
>どんな利点
寡聞にして、慶応義塾さんの指導方針は存じません。しかし、かの名門高に進学される方は、中学からのエスカレーター組のみならず、厳しい受験競争を勝ち抜いてきた方も多いと聞き及んでおります。これらの方々を「君は経験者だから的前に立ってもいいよ」「君は初心者だから基礎から始めよう」と差別化しては、部員の間に対立意識を生み、後々禍根を残すこととなりかねません。そうしないために、経験者も初心者も基礎から指導をされているのではないでしょうか。経験者・初心者の区別無く同じ練習をさせ、力のある者を抜擢する、というスタイルは、ごく普通のものと考えます。

>基礎はすればするほど良いんですかね
「稽古とは 一より習い 十を知り 十より帰る もとのその一」
・・・千利休の歌だそうです。

3:笹岡 ◆mRq5DITcさん [url]
基礎練習だってすればするほど良いし、的前練習だってすればするほど良いんです。
基礎練習には基礎練習にしかない利点がありますし、的前練習にも的前練習にしかない利点があります。
的前練習の利点を無視してでも基礎練習をする価値があると思うのなら基礎練習をすれば良いのです。慶應が考えていることは知りません。

4:めがねさん
レベルが少し違う話かも知れませんが、自分の高校の弓道部では全員基礎から始めます。これは中学からの間違った癖や知識を持ち込ませないためです。
それに、的前に立ち始めてすぐは経験者の方があたったりしますが、1年のうちにむしろ高校からはじめた者の方が素直に身体が圧力に反応してうまくなります。
これまで培ってきたものを失うのは怖いかも知れませんが、初心にかえって弓に向かうのは良い経験になると思いますよ。
長文すみません

5:弦枕さん
ひむか様
弓道の基礎は弓を引き続ける限り、ずっと必要になると思いますよ。
基礎を土台とし、的前が積み上げと考えるならば、余程強固で大きな土台が無ければ、その先が積み上がりません。

私のいた大学の弓道部では、全員徒手から始めさせます。的前に立たせる基礎レベルを一定以上(危険回避も含む)にするためです。もちろん、経験者、初心者や各人によって的前に立てるまでの時間は違いますが、各人が必ず身に付けなければなりません。

私も、上の方々と同じような意見ですが、経験者の場合もも、射術や的中が頭打ちになる場合は、身に付けられずじまいだった基礎の影響が大きいことも有りますから、自分の土台の増築といった意味合いでは必要ですね。

6:PUREさん
中高一貫の高1です。うちは基礎練習はやらされません。
基礎を固めるという点ではいいと思いますが、高的中の部員まで最初からやらせるのはどうかと思います。
高校から始めても結局は同じくらいのレベルになりますよ。逆に中学で経験していても、ただ漠然と引いていたのでは落ちぶれてしまいます。
戦力になりそうにない部員だけ最初からやらせるのが1番いいと思うんですが、それはさすがに無理ですねぇ。

7:蟹さん
基礎って大まかに言うとどんな事ですか?

8:弦枕さん
蟹様へ
私の基礎は、体配、射法八節等教本に載っている事だと思っています。

PURE様へ
戦力は欲しいですが、さすがに先輩の独断権力で当初から後輩の力の優劣をつけるわけにはいきませんよ・・・もちろん試合のメンバーは別の意味ですが。
力を持っている人は、基礎も築かれているでしょうから、自然と頭角を現し、早い期間で戦力になってくれるでしょう。
よって、時間的な拘束を強いる必要はあまりありません。


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