弓道人口半減? (投稿145件)[1〜1]


1:元学生さん
日本の少子高齢化が叫ばれていますが、こと弓道に関して検討してみました。
国際弓道連盟によると日弓連会員が13万人いて、高体連によると高校生が6.4万人。つまり日本の弓道人口の過半数が高校生です。多少のずれはありますが、人口統計から16〜18才を高校生とすると450万人ですから高校での弓道人口割合は1.4%。

人口推計によると2050年には14歳未満が現在の1700万人から750万人と予測されています。
つまり、このままだと弓道人口も半減してしまうわけです。また、高校生以外が半数を占めていますが、一般の道場にいけばお分かりのおとり、超高齢化社会です。先日、地区の総会で若い人が入ってくれないため、先生方が引退されればそのまま会員数が減っている状況だと説明があり、事態はより深刻だと感じます。今のままでは、人口減少以上のスピードで会員が激減するのは自然のながれでないでしょうか。

なぜ、高校卒業後にはやめてしまうのか。また、社会人から教室に通ってもほとんど定着しないのはなぜか。
私なりが感じたことですが、先日の靖国神社での出来事です。小笠原流の方々が三三九手挟式を奉納されていましたが、それを見ている一般の方は、単純に的中だけみて当たらないねと話をしてました。なかなか的中以外の弓道のよさはわかってもらえないようで、これが一般の方の認識でないでしょうか。

伝統も大事ですが、弓道を引き継いでくれる人がいなければ、衰退は必死でないかと感じます。弓道が的中だけでないのは、ここでよく議論されますが引く人が激減している今、このままでいいのでしょうか。

みなさんは、どう思われますか。


ホーム > 弓道座談会 > 2009/06まで 雑談・その他 > 弓道人口半減? (投稿145件)[1〜1]

(c)デビール田中 : 問い合わせ