弓道と飲酒 (投稿11件)[1〜11]


1:香椎さん
こんにちは。この度は皆さんにお尋ねしたいことがあって投稿しました。

自分は大学弓道で弓を引いているものです。
今年のリーグは昇格を目指し、先輩達と頑張ってきましたが、残念ながらリーグ優勝できず、悔しい思いをしました。

先輩方が引退され、自分達が幹部となり、
来年こそ絶対に上がる為にやれることは何でもやろう、と決意したのですが、それに当たって無くしたい悪癖が自分の大学にはあるのです。

それは試合前日に部のOBが、主力選手を飲みに誘い、焼酎、日本酒等を飲ませることです…。
試合前日なので…、と断りたいのですが、決まって誘うのが部の師範、師範代、有力OBなので、断るに断れない状況なのです…。


今年は、鍛錬はもちろんのこと、それ以外の事でもストイックに勝ちを目指していきたいので試合前は飲酒厳禁令を明文化する予定です。
ですが、ただ明文化するだけでは困った事態になる可能性もあるので、できれば皆様に、根拠となる参考文献を紹介していただきたいのです。

恥ずかしい話なのですが、そうでもしないと現在の悪癖を断ち切れないので、ご協力頂けたら幸いです。

2:さとしさん
競技生活を続けていくなら飲酒は避けるべきです。思ったよりも大脳等の中枢神経系がダメージを受けるようですよ。常用者は脳の萎縮があるとのことですので、ある意味ハードデスクが小さくなるような感じなのかな。狙いを付けるときって、全神経を研ぎ澄ますような究極の集中力を発揮しないといけない感じですよね。神経系に直接ダメージを与える飲酒がいい訳がないです。「振るえ」にも影響がある可能性も。あと、要注意なのは、事前のスタミナドリンク剤です。神経系に作用するので、競技日は絶対に飲まないことにも配意すべきと考えています。

3:社会人さん
有力OBは別としても、師範が誘うのですからそれが師範の指導方針です。師範として受け入れている限り、試合前日の飲酒も指導なのでしょう。

技術の指導がすばらしくても指導者としての資質が疑わしいなら師範を変えるか、指導方針を変えてもらうようお話しされては?
部員全員が集まって師範、OBと向き合ってこれからは飲酒しませんと決別しない限り、上意下達は変わらないでしょう。

4:さとしさん
「無くしたい悪癖が自分の大学」ってありましたが、香椎さんもお気の毒です。指導者の資質にかなりの疑問符ですね。OBもどうかしていますね。実は私の息子も学生弓道やってて、リーグ戦等出場してます。もしかしてライバルだったりして・・・。その某大学でもパワハラ、アルハラ的な「悪癖」が延々と続いており、悩んでいるとのことでした。やはり目標のために集中して努力するということは、取捨選択が必要なのかと。あちらも立てて、こちらも立てて、全方面にわたって「いい人」になろうとしても、それは無理。削るべきものは削るというゴーン社長的考え方もありかなって。目標達成の後で、実はそのために失礼なこともあったと説明すれば、OBも判ってくれるはずです。判らない者がいれば、付き合う価値がないものと思うしかないでしょうね。親の立場としては、懸命に努力して結果を出してくれるものと考えて学費等続けてますし。酒の付き合いで思うように実力が発揮できなかったなんていう話は聴きたくないもの。

5:天龍さん
OB側の立場から。
10年位前まで部に出入りしておりました。試合や合宿に差し入れしたり、初射会や納射会に賞を出したりしていました。
ほんの小さなことですが、幹部に声をかけて付き合わせたことがありました。
翌日、その年は主将が女子でしたが、彼女が青い顔で震えながら、「今後はあの様なお付き合いは出来ません。」と言って来ました。
当方はいたく反省しました。他のOBも同様です。
彼女は引退間近の頃で、放って置いてもよかったのに、後輩のために気になることを残したくなかったのでしょう。
OBは後輩のためにと思ってやっているので、迷惑になるということには非常に敏感です。理解してもらうことは意外と簡単かもしれません。
直言して遠慮してもらうのが一番だと思います。ただ師範に対しては、OBの意見として言ってもらった方がいいかも知れません。

6:香椎さん
皆さん、返信ありがとうございます。
確かに、上の方々と話し合わないといけないと思いました。

>さとしさん
自分は飲んだことが無いのですが、同期には習慣のように、試合の日に栄養剤を飲む癖がありますが…。
あれもいけなかったんですね。
自分の大学は弱小なので、きっとライバル等と名乗れないですよ。

>社会人さん
師範はお酒を飲んでから弓を引きに来る方です…。
正直、そんな方が流派のそれなりに偉い人ってのが驚きです。

>天龍さん
天龍さんのように、理解のあるOBさんであることを切に願いつつ、今度の幹部会議で直接対話を提案してみます。

7:社会人さん
ご苦労なさる点が多々あるようです。
その師範の方は、流派の正式行事にもお酒を飲んで参加されていますか?

今の体制で飲酒される師範が欠かせないと皆さんがご判断されるなら、話し合いで解決できればいいのですが、少々大学生としては師範に頼りすぎていませんか。試合にでるのは自分たちであって、課題は自分たちが解決しなければなりません。師範はいなくても試合はできます。そして全国をみれば師範が常にいない大学も成果を出しています。

これから後に続く後輩のためにも香椎さんの代が壁になって自分たちが飲酒から守っていくんだという強い決意をもって欲しいと願うばかりです。

8:天龍さん
>7:社会人さん
師範については少々意見が違います。
これから続く後輩のため、と同時にこれまで続けてきた先輩のことも無視してはいけません。現師範も先輩のどなたかが礼を尽くしてお願いした先生です。現役部員の判断のみで軽々しく決められないのではないでしょうか。
大学生なのに師範に頼りすぎる、というような問題ではなく、学生時代は誰に師事したかという、武道人としての矜持の問題です。
師範はいなくても試合には勝てるかもしれませんが、いるから負けるというような師範がいるはずがありません。
これから続く後輩たちは、大学で何々という師範に師事したという看板を奪われ、同時に師範を断った大学と、狭い世界で言われることになります。そのすべての責任を現幹部が背負うことは無理だと思います。
くれぐれも慎重に考えて欲しいと思います。

9:社会人さん
軽率な発言失礼しました。
師範として師事されておられ、諸先輩方もその方針を信じてこられた伝統をお持ちのようですから、それを覆すことは困難を極めるでしょう。

諸先輩方も後輩を気にされて忙しい中、時間を割いて師範と酒席に参加し後輩を招かれる伝統に対して、悪癖だと言って、それを受入てきた先輩のやり方に意義申し立てるのですから、それなりの覚悟も必要だと申したかっただけです。

今の師範が誇りを持って師事できるお方だと言うことは、諸先輩方が卒業後も参集される姿勢から伺えます。その方針に転換を求めるわけですから、見捨てられることもあり得るわけです。自分たちで責任が負えないなどと中途半端な覚悟でしたら、交渉されない方が今後の部と師範の関係のためかと存じますがいかがですか。

10:天龍さん
責任上一言だけ。
私が申したのは、主将がOBの代表的立場の方に、試合直前の酒席はきついので勘弁して欲しい旨、叱られるのを覚悟で言う、そして師範にはOBからうまく言ってもらう、というだけです。
相手は大人です。部と師範の関係がこじれないように上手に言ってくれると思います。
主将は将来的にその有力OBと気まずくなるかもしれません。場合によってはそのOBたちは部に顔を出さなくなるかもしれません。その程度の不都合は甘受せざるを得ませんね。その覚悟も怪しいようなら、確かにそっとしておいたほうがいいかもしれません。

11:山田さん
下手に改革などしないほうが良いと思いますよ。私も似たような経験があるのですが追い出されてしまいました。
伝統には逆らわずに流されるのが賢い立ち回りだと思います


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