近年の「弓道」誌 (投稿12件)[1〜12]


1:ゆみんちゅさん
定期購読しています。しかし,近年の誌面の内容に魅力を感じなくなってきているのですが,みなさんはどうお考えでしょうか。以前は学科試験の答案例や,道具の扱い方,技術論など,即稽古にも役立つ内容が多く掲載されていましたが,近年は皆無です。国際弓道連盟に関してはずいぶん誌面を割いているようですが…。届いてすぐに目を通しますが,5分もせずに本棚行きという状態が続いています。批判ととられるかもしれませんが,純粋に魅力ある誌面づくりを望むものですので,ご意見などお聞かせください。

2:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
例えば、剣道の雑誌には「剣道日本」「剣道時代」という二大誌がございますが、どちらも剣技の教授や全国大会の解説、カラー写真入りの剣道具の広告など、見ていて楽しめる誌面になっています。
弓道誌の方は、以前は「ザ・論点」など有意義な記事が多く楽しみにしておりましたが、昨年3月で消滅してしまったようです。編集委員の先生方も色々とお考えがおありなのでしょうが、ゆみんちゅ様のご意見に同意せざるを得ません。

3:りくぶうさん
私は定期購入辞めました。私の周りも辞めた方多いです。

理由は皆様と同じです。
何十年間分の過去の月○弓道は私にとって宝です。また以前のような『読み物』に戻れば再購入いたします。

しかし、どんな考えや方針であのように変わってしまったのですかね?

単なる経費削減とは思えないのですが…

4:弓を引く人さん
昨年の3月号を最後に全く興味を抱けなくなり、年間購読の更新を中止しています。

17年の4月号からの弓道誌は、歴史物や、興味深く弓道への情熱が更に増進するような記事、時には現代弓道や弓連への警鐘など、書籍だから出来る仕事が全く見受けることが出来なくなっています。
大会風景、指導者講習会風景、審査・試合の日程の発表、審査の結果、弓連からのお知らせetc。このような仕事はWebSiteだけでも十分に出来ます。また、「錬士を取るには(錬士以上は)弓道誌を定期購読していなければならない。」なんて話がありますので、非常に微妙な感情を抱いています(分からないでもないですが)。
と言いながら、弓連WebSiteの売りの一つでもあった、選手権大会の動画配信が、どうも今年からはされないような雰囲気があります(写真の掲載だけで済ますのかな?)。・・・もしこのままであれば、一歩後退と言わざるを得ません。写真の掲載だけであれば、弓道誌だけで十分です。

このような弓道界に新風を吹き込むかもしれない動きを「弓道のすすめ」で知りました。季刊だそうですが、太陽書房から弓道雑誌が登場するとのこと。非常に期待しています。それと同時に弓連機関紙とWebSiteに頑張って頂きたいものです。

5:だめ学生 ◆zPJ1SiMQさん
私も皆さん同様、最近の紙面に興味をもてません。
昨年春の紙面改変時に、残念がる声をそれほどは目にしなかったので意外でしたが(私が見落としたのかもしれませんが)、同じ考えの方がいらっしゃるようで意を強くしました。
伝え聞くところによると、前編集委員の選定は鴨川前会長の肝煎だったとかで、元記者の方も加わっていたからか、非常に読み応えがあったのですが、短期間で終ってしまいましたねえ。なんでも一般の弓引きがあれこれ意見を述べたり、「軟派な」紙面作りが一部に不評だったとか。
教本の域を出ない、オーソライズされた情報だけの、格調高いものを望む向きに沿って現在のような紙面になったとか。

杞憂かもしれませんが、上層部が上意下達式の硬直的な情報の流れを目指しているなら、それは時代錯誤と思いますし、今の情報量で事足れりと考えているならちょっと手抜きかと思います。

昨年春までの内容や形式には、まあ確かに改善すべき点や行き過ぎた点もあったかとは思いますが、上下、地域を超えて情報を共有し議論する雰囲気や、弓界一丸になろうとする意気が感じられただけに残念です。
大会・審査や連盟以外の様々な話題が弓への多面的な興味を引き出していたと思うのですがねぇ…

『弓道日本』はどのような編集方針になるかまだ判りませんが、多くの弓人の欲求を満たしてくれるよう期待します。
(私も投稿しようと思ったのですが、論文から手が離せない……)

以上、少々言葉が過ぎた部分もありますが、議論の肴になれば幸いです。

6:ゆみんちゅさん
さっそくのレスありがとうございます!みなさん同様のご意見をお持ちのようで,心強く思います。

さらに書かせていただきますと,驚愕したのは今年の9・10月号です。9月号には毎年インターハイの特集記事が載ります。9月号が届くのを心待ちにしていたのですが,隅々まで見てもどこにも載っていません。10月号を開き,ようやく載ったかと思えば巻頭は中学生ではないですか!インターハイはその次,しかも1ページというひどい扱い。周囲に愚痴をこぼすと,「インハイは高体連主催,中学生は日弓連主催。その辺ではないか。」との声。そんなものなのでしょうか!?競技人口から言えば扱いは逆,もしくは中学生も高校生も同等の扱いをすべきです。

国際弓道連盟ばかりを声高に宣伝するのも私は懐疑的です。安易な「グローバル化」の波に乗ってしまってよいのでしょうか。相撲は強いのは外国人力士ばかり,挙げ句の果てに総理大臣に「相撲は国技ではなく国際技になった」なんて言われる始末。柔道も「柔よく剛を制す」,技とスピードの日本柔道がパワーの外国人選手に圧倒される場面が目立ちます。日本人選手も一本が決まった瞬間,飛び跳ねて喜んだり,極めつけは敗者をまたいでガッツポーズ。一面的な見方かも知れませんが,「国際化」がもたらした一つの結果ではないでしょうか。剣道は国際化しても日本武道の牙城を守ってきたと思っていたのですが,昨日のニュースで世界選手権連覇がストップと聞いて衝撃を受けました。

何年後,何十年後の弓道誌に「日本弓道の落日」なんて記事が載らないことを切に願います。

7:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>ゆみんちゅさま
>インターハイはその次,しかも1ページというひどい扱い。
では、大学の全日本学生弓道選手権大会(8/18-20)の記事をご覧下さいな。

8:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
機関誌弓道の内容ですねぇ…
80年代とあまり大差ないというか、当時より良くなっているんじゃないかなぁ

9:石破天驚さん
私も最近の弓道誌には落胆しています。数年前は試合で優勝したチームの個別紹介があったり、選手権大会(一般)優勝者との詳しいインタビューがあったり、選手権大会(一般)の射に対する批評が審査員からあったりと参考にできる記事が多かったので、名誉会員になっていて良かったと思っていたものでした。(名誉会員は生涯弓道誌無料)昔は弓の大家同士での議論も多くあったのですがそれもありません。
 HPは速報性や、動画など紙面に秀でたところを、弓道誌はHPでは読みづらい、深く掘り下げたものを取り組んでほしいですね。ここで行ってもしょうがないか・・・。
 さて、若い皆さんには弓道誌を改革するチャンスがあります。全日本弓道連盟では職員を募集中です。おじさんは年齢で受験できませんが、どうです中に飛び込んで「俺が変えてやる!!ってのは」
http://www.kyudo.jp/shokai/invitation_h19.pdf

10:枕流さん
弓道誌に投稿コ−ナー等ができ、ページ数が増えたのは確か現編集長が某新聞社OBのK氏とともに編集委員に入られてからと記憶しています。いつの間にかお二人とも編集部を去られ弓道誌もひとまず本の姿に戻ったようです。機関誌=通達と考えれば十分なものであるわけですが・・・
私は編集長ご就任が決定した際、編集部にお祝いメールをお送りしました。いわば編集長の隠れファン!?編集後記が一番の楽しみの今日この頃ですが改革の様子も垣間見え今後のご活躍に期待しているところです。ひと言に改革といっても弓道連盟が発行する唯一の機関誌。その責任と重圧ははかりしれません。なが〜い目で見てあげましょうよ。

11:ゆみんちゅさん
>明鏡止水さん

同じ10月号の記事ですね。これまたひどい扱いです。たったの2ページ,写真は白黒,記事と言えないような「経過・結果報告」です。大学日本一を決める祭典がこの扱いでは…学生弓道(高校生など含め)に対する偏見がありありとしています。以前の大学選抜の記事も酷評でしたね。大学で活躍した多くの選手が地元に戻り,国体選手として未だに活躍している姿には,学生出身者としては胸躍るものがあります。全国数多の中高生や大学生,そしてその指導者の血のにじむような努力によって弓道界の底辺が支えられていることをまったく理解しておられない。教科書通り引く射のみをよしとし,それにあてはまらなければ「正しくない」とこき下ろす。嘆かわしい風潮です。

12:むさしさん
>明鏡止水さん
>ゆみんちゅさん
まったく同感です。10月号でのインターハイや全日本学生選手権の記事には本当にガッカリしました。学生に対しての偏見は今に始まった話ではありませんが、高校生にとって大事な試合の記事がこの程度では困ったものです。
高段者の方を大事でしょうが、基本(底辺)を成しているのは若い方々であることがどうしてわからないんでしょうね。
高校や大学で弓を引いていた人が、大人になってまた弓を引きたくなるような環境が今の弓道界にはありません。的中主義でない・・・国際化??・・・だったら的無くしちぇえば!と思います。これが私たちの大本山ですから本当に残念です。


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