国体はもういらない (投稿14件)[1〜14]


1:藤川弓児さん
10月6日、石原都知事が定例会見にて…

「私個人の考えだが、国体はもういらないと思う。違った交流の仕方があるのではないか」

と発言しました。
私は老若男女が様々な種目においてスポーツと触れ合い、競い、感動できる国体を必要ないという発言に賛同できません。
先日も早実斉藤君の活躍で盛り上がり、ますます国体の発展が期待される中での都知事発言。皆さんはどうお考えでしょうか?

2:みさん
やはり弓道をやっている者としては国体は憧れです☆
目指している人はいっぱいいるのに 急になくされたらショックですね…
私の知っている元国体選手の方は大会までは本当に忙しそうでしたが とても楽しそうにしていました。

3:天龍さん
戦後復興に、国体の果たした役割は大きかったが、その役割は終わったのではないかと言う意味だと思います。
各県持ち回りで主催させて、巨額の公費を投入することによる経済効果。権威ある大会を設けることにより各種スポーツの振興を図る。などの役目を果たしてきました。
現在は、高校はインターハイ、大学は各リーグ戦、社会人は全日本選手権がメインの試合の場であり、国体は親善大会の意味あいが濃い存在になっています。
その辺の現状を冷静な目で見た上での評価なのでしょう。

4:トッペマさん
幼稚な考え方かもしれませんが…高校生の自分にとっては国体は憧れの大会です。社会的には、もういらない大会と考えている方もいるかもしれませんが、国体はずっとありつづけてもらいたいです……。

5:社会人さん
社会人にとっての全日本選手権は、個人戦です。高校、大学では団体戦がありますが、社会人では、実業団か勤労者しかありません。しかも同じ会社という制限がある以上、国体のような職域を越えた団体戦が組める大会というと都城の大会ぐらいです。
国体がなくなれば、国体プレ大会としての勤労者も無くなってしまいます。

国体があるから道場が作られ、自治体からも支援があります。柔道や剣道のように大会で観客収入があれば、自立もできます。しかし、弓道が自己鍛錬の道を目指す限り、スポーツ、ショービジネスとして成立は困難で、国体がなければ清貧で衰退していまいませんかね。
 自治体も借金だらけで、国も借金だらけ。国体が重荷になっていることは確かです。望むべき方向は経済的自立ですが、個人の自己鍛錬のために特定の競技専用施設(道場)はもう作れないというメッセージとも受け取れます。

6:ちゃーりぃさん
高校卒業後も国体優勝を1つの目標としているので自分かってな意見ですが国体がなくなってしまうのは困ります。

7:笹岡 ◆mRq5DITcさん [url]
困る困ると個人的な意見ばかり述べていては話が始まりません。
都知事の発言は上にあるような各自治体の経済的な背景も見据えてのものだと思いますよ。
確かに、弓道連盟主催の大会が増える中、国体は親善試合的な意味合いが濃くなっていると思うので、弓道に関しては、国体での競技開催は必要なくなったと思います。ただ、なくなった際には、現在の国体のような都道府県対抗の団体戦を弓道連盟主催で開催してほしいですね。

8:DEWさん
社会人さんの仰るとおり国体のように日本体育協会や自治体クラスの主催者による大会がないと弓道のような経済的弱小競技は衰退の一途を辿りませんかね?

確かに自治体の経済状態を考えると開催費の回収なんてもってのほかという状況なんでしょうが、それなら都道府県単位でなく3,4県近隣の県でまとまったっていいと思うんです(実際にはどの競技をやるかでかなり揉めそうですが)。それに人口減=税収減である現代の流れで重要なのは経済的発展ではなく、人がいかに幸せに生きるかということ。実際、イギリスのどこだか大学の研究で日本の幸福度は90位と出ました。それだけ今は経済的優劣ではない指標が重視される時代になったんですよね。
話が大きくそれてしまいましたが(汗)
要は経済的な話だけで国体の存在を考えて欲しくないということです。

大会としての価値がないといっても工夫の余地はあると思いますがね。例えばサッカーは今年から参加資格を16歳以下にすることで大会の価値を見出しています。

最後に、「親善試合」という表現は真剣に優勝を目指して必死に練習している方々に失礼な気がしてならないのですが・・・。個人的には各ブロック3人だけが出場できる非常にレベルの高い大会だと思うんですけどね。自分が国体を目指すレベルにないので、そのへんの空気はわからないですが。

9:聖鳥さん
まず、石原さんは公人としてではなく、一個人としての意見を述べただけなんですよね?(^^;

>それに人口減=税収減である現代の流れで重要なのは経済的発展ではなく、人がいかに幸せに生きるかということ。実際、イギリスのどこだか大学の研究で日本の幸福度は90位と出ました。それだけ今は経済的優劣ではない指標が重視される時代になったんですよね。

ですが、今、国や自治体が計800兆円の借金を背負っていることは事実であり、このまま日本という国家が破綻に陥った場合、幸福とか弓道競技云々と言っている事態ではなくなりますよ。アルゼンチンでしたっけ?恐ろしいインフレーションで、貨幣価値が0に等しくなったのは。詳しくないのでよく知りませんが(^^;

いま行政がするべきことは、国民や住民の日常生活のインフラや福祉を保ちつつ、借金を返済していくことが第一。それには支出の削減がまず第一に考えられ、直接日常生活に影響することのない国体などのイベント支出から削減されることは、避けられないでしょう。国体不要論は、支出を削減して浮いたお金を経済発展に回すという「積極的削減」ではなくて、債務の返済のために仕方なく削減する「消極的削減」に近いものと思います。

>弓道のような経済的弱小競技
…とよく言いますが、実際どうなんでしょうかねぇ?審査料や登録料が恐ろしく高いことから、確かに連盟の収入は少なそうですけど、逆に大会にかかる費用も逆に比較的多くない気がするんですが…それならば、国体相当の大会を日弓連に移管できる気がします。最も、ある意味で的中本意の国体と、弓道の本質を追求する選手権を共に連盟が主催すれば、若干違和感がありますが…。

10:元学生さん
弓道って明らかに経済的弱小競技でない?
Jリーグとか柔道なんてスポンサー企業がついて支援してるし、施設数も弓道場の比でないし。

大会だけの費用が問題でなく、施設整備費が問題でない? 道場は老朽化する一方だし、下手すれば再開発で撤去されるし。

的中本位の大会は5月にある京都の全国弓道大会がすでにあって、この大会は射手にフラッシュ撮影してもOKの大会。地連のえらいさん自身が自分の所属選手の写真をフラッシュ撮影する始末。他の選手の迷惑考えろよって言いたい。注意したら「この大会は許されるからいいんだ!」って一喝された・・。

日弓連も一応、的中本位と本質本位の大会を行っているからあとは団体がないぐらいかな。

あと、もし日弓連が国体相当の大会を引き継いで自治体支援から切り離されたら、今度は交通費や宿泊費など選手自身の負担が大幅に増加して、経済的に余裕がある人しかでれなくならない?今の全日本も会社を休んで自己負担をかなり持っているから出られる人は実際制限されているのでない?

自治体も連盟も選手も経済的負担を減らすには・・・。他の誰かに出してもらう仕組みが必要かな。大学みたいにパンフレットに広告載せるとか。本質と商業化できっと日弓連幹部の人たちは悩んでいるんだろうな。

11:鳥打さん
国体の参加県数も削減される案が出ているみたいですね。
現在、成年男子は47都道府県代表がいますが、青年女子、少年男子、少年女子と同じくブロック国体で本大会予選をするという節です。
確かに、国民体育大会の名目では全県代表がいるのが望ましいでしょうが、国体側も、選手人員の削減等で生き残りをかけているのは事実ですね。
広告収入等も無いわけではないと思いますが、勿論金銭的なスポンサーだけではなく、労働力や物資の提供もあると良いと思います。
私が高校の時分は、地元の弓具店から店名の入った団扇とたくさん頂きました。難しいですが、選手だけではなく、県単位以上の弓道に関わる方々の提供が必要かもしれません。

12:天龍さん
甲子園で活躍した上位校が、余韻を楽しみながら親善試合をする。そんな姿が連日報道されれば、国民の国体に対する印象がまさに親善大会となってしまうのでしょう。
メジャー種目のオリンピック級選手が国体に出たと言う話もほとんど聞かれません。
やはり国体は、連盟主催の国際大会や全日本の天皇杯には、競技会としての権威がかなわないのですね。
確かに、私たちは弓道の国体選手を敬意を持って遇します。目標にしている人も多いでしょう。弓道にとってはこれに代わる試合がないからですが、残念ながら国体の全体像からすると、目立たない一部の事情と言うことになってしまうのでしょう。

13:元 ◆ntlC4wAIさん
しかし、資本原理から解放されているはずのアマチュア大会が投資拡大化の問題に苛まれているとは変な話ですね。

14:たぶんおやじさん
結局、開催地が天皇杯と皇后杯を取る。
ということが交流だと言いたいのでは・・・
東京はいつも2位ぐらいだし・・・

石原さん言うことは一理あるのだけど
何かなあ政治家がこれを言っては遺憾だろう
と思うことが多々あるな。


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