落的は空けておく (投稿20件)[1〜20]


1:天龍さん
例えば、普段の練習の時、落的は師範のために空けておくというようなマナーを、昔教わり、ずっとどこの道場においても気をつけてきました。
現在市営道場で、地元弓道会に所属して、引いています。若い新人には、それらのことをソフトに指摘したりしていますが、古い会員たちはそういうことに無頓着です。師範も「私はあまりうるさくは言いません」と言っていますが、しつけの徹底は中堅会員の責任だろうとも思う半面、あまり固いことを言って嫌がられるのもどうかとも思います。
アドバイスいただけたら幸いです。

2:弓遊び2号さん
こんにちわ。

頭の痛いことですよね。いずこも同じです。
無頓着なのではなく、知らないからということが多いと思いますよ。落的は見えずらいし気楽ですからね。初心者ほど行きたがります。

知識の差は、一般で弓を始めた人たちにはどうしても出てきます。稽古の時間がまちまちになると、先生方がどれほどがんばっても対応しきれないというのが実情でしょう。それを埋める為に講習会が催されるのですが、それにも積極的に参加される方と、そうでない方がいらっしゃるので・・・そしていつのまにかけっこうな地位まで昇段されてしまうので・・・

ということで、私たちの道場では、若い人たちに(犠牲になってもらって)大きな声で、年配の方にも聞こえるように、繰り返し繰り返し作法や道具の扱い方などをやさしく教えています。

3:弓道命さん
10代の弓道人です。
若輩者ではありますが、書き込ませていただきます。
私は、部活のない日にたまに市営の道場を利用するのですが、自分の第二の道場のように思い、大切にありがたく使わせて頂いています。
私の使わせて頂いている道場では、その道場の弓道会に所属していらっしゃる方がとても丁寧で、初めてその道場に行った日に道場のルールを丁寧に教えて頂きました。もちろん無礼を働いてはいけないと思い、自分からも質問をしたりして出来るだけ多くのものを吸収しようとしました。
落的は師範のために空けておくというような暗黙のルールは、その時(当時中1)に伺いました。
天龍さんの仰る若い新人がどのぐらいの年代の方なのかは察しかねますが、弓遊び2号さんのお話の通り、『知らない』という場合がほとんどだと思います。
今後の弓道人生において大切な知識を若いうちに教えて頂けるというのは、とても有難いことなので、どんどん御指摘なさっていいと思います。そのことで煙たがられるということはないと思います。
少なくとも私にとってはそのように気を使って下さる方がいるのはとても嬉しい限りです。
以上10代の視点で見た考えです。
駄文失礼しました。

4:元 ◆ntlC4wAIさん
>落的は師範のために空けておくというようなマナー
こういう認知度のあまり高くないマナーや作法は結構あったりしますよね。
4本射ったら矢取りに行く、なんて事も私が高校時代までは全然知らないことでした。
弓具店の店主と話の中でそれらを聞いてビックリしました。
マナーを知っている初老の方がマナーを知らない若い弓引きにそれを伝えるために「4本射ったら座して黙ってずっとまっていた」のに、若い方は全く気付かず1つの的に矢を射続けたそうです。結局『最近の若いやつは常識を知らない』というオチに着地したのですが、話を聞いていて「そんなんでは気付かなくて当り前じゃ?」と内心ツッコミ入れたりしましたが、さて。
年輩者はどうしてかあまりマナー面で口を出すことを嫌がりますね。出されることもまたしかり。
新入り指導にあたり、体配とともにマナー面も「指導要項に取り込む」、という形ではどうでしょうか?テキストに表記などして周知化すれば、古い会員さんも気付くのでは…と。

5:たぶんおやじさん
>落的は師範のために空けておくというようなマナー

それくらいはこちらで引きなさいで済みませんか

固いことを言って嫌がられるのもどうかとも思います。

それで嫌われますかね?
私、敵だらけですよ。と言うか嫌われ者?

それよりも偶に来る高校生で射場で飲み物を飲みながら歩いたり

大学で後輩に道具を片付けさせるので
一般会員の矢筒持って行ったり・・
問題外なかたが増えました

しかし、違う道場は落ちは先生用でない処が一つありましたね。矢取りに人が通るのが気が散るか何かで落ちはOKといこうとでした
郷に入っては郷に従え
これに尽きます。

6:銀杏さん
基本的に御大落は、指導者などが立つという道場が多いと思いますし、それにもちゃんと皆の射が見易いなど理由があります。

また御大前は指導される側が立つなど色々ですね。

7:天龍さん
ごもっともなご意見色々ありがとうございます。30年も社会人をやっていると、上下に対する気配りが過敏になっているようです。
学生弓道部時代は極端ではありましたが、目に付いたことを一言で注意できた、例えば、「ネックレスを外して来い」と言えば、「道場は光り物は禁止なのだ」と理解されて全て即決でした。そんな人間関係はもちろん一般社会であり得ませんが、なにか懐かしく思い出されます。
一般の道場においては、弓道のキャリア、段位、年齢、会員歴などが交錯して、それがまた面白いのですが。

8:マーブルさん
私は高校時代に、市営弓道場でも御落ちは師範の方々、道場主というか…会長が入るところだと教えられました!!それを忠告された方も少し言いにくそうしてらしたのですが、私からすると言っていただいて良かったと思っています。やはり、それは弓道をやるうえでのルールみたいなものだと思うので…四つ矢引いたら矢取りに行く!!みたいに…

9:ヒヨコV3さん
知らない人には教えてあげる。
これ以上何かありますか?

10:天龍さん
ヒヨコV3さん
貴兄の発言は、誠にごもっともです。しかし、言われた私は相当気分を害しました。
この感情の行き違いに配慮をするのが大人の人間関係なのです。
良いお手本でした。

11:Y.K.さん
誰もいない時に個人で好き勝手に道場を使えるのならば自由にできるのですが、
人が集まって集団で一緒に弓を引くってことになると話は変わりますので、必要なマナーを知らないという場合には、「〜はまずいから、こうするといいよ」って周りの人が教えてあげなければいけません。

必要なマナー知識を教えてあげないと、何かあったときに恥をかくのはマナーを知らなかった当の本人になります。

こうなればもう周りの先輩たちの責任になってしまいますから、あまり固いことをいって嫌われたくないと利己的なことを言っていられる場合ではないと思うのです。

なので自分も、
知らない人には教えてあげる。
これ以上何かありますか?
って意見になります。

若輩ながら生意気な意見、申し訳ありません。

12:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>天龍さま
重要な大きな問題点を箇条書きにして道場に張り出している処がございます。
更に、より細かな(ローカル)ルールやマナーに付いて、ファイルに一覧にして置いてある道場がございます。

新規入門者だけではなく、道場を練習で訪れた学生さんなどにも、其れを示してご一読戴いているようです。

>あまり固いことを言って嫌がられるのもどうかとも思います。
はい、なかなか難しい問題だろうと思われます。(何も云わなかったり、係わらなければ・・自分にとっては何も問題は起きないのでしょう。)
でも、そのまま放置しておけば、先々の結果は眼に見えているかもしれませんね。
私見ですが、道場で今までお世話になって来た‘恩返し’の意味でも、憎まれ役を買って出なければならないのではないかと僕自身は考えています。

嫌って終わりの人は、其れまでのひとや長続きしないひと・・なのかもしれませんよ。
一時嫌っても、長く同じ道場で稽古を続けて行き、自分がまた先輩と云う立場に立つようになれば、其れ等が充分に理解が出来るようになるのではないでしょうか。
(そうしたら、また其のひとが次の為に恩返しをして行く・・・とね。)

13:Y.K.さん
>>天龍さん

すみません、ちょっと確認したいのですが、

固いことを言って嫌がられたくないというのは、
きらわれたくない(現代の言葉で言えばウザがられたくない)という意味でしょうか。
それともあまり悪いところばかり注意したりキツく言い過ぎて相手の名誉を傷つけたくないという意味でしょうか。

もし後者だったら、先程はとんでもない勘違いをして書き込んでしまったことになるのですが…

14:天龍さん
静寂の中で黙々と稽古が行われ、それぞれが自分の課題に一心に取り組んでいる。時折師範の指導の声が聞こえてくる。この空気を愛するがゆえに、感じていることをふと掲示してしまいましたところ、諸兄諸姉の真剣なご意見をいただき恐縮しました。
いやがられる、と、きらわれる、が同じ漢字でもニュアンスが大分違ってしまうものだと感じました。
後進に注意して嫌われるということは確かにないと思います。むしろ古参会員にも注意を促すことになるので、そこで浮き上がってもまずいなと反射的に思ったりしたようです。

●道場に来た時、帰る時に略式でも拝礼する
●上級者の後ろで勝手に的付けを見ない
●上級者の射に絶対言及しない ほめてもい けない
●上級者の的中に、ヨシとか、シャとか掛け 声をかけてはいけない
●上級者が他者を指導している所に介入して はいけない
考えれば当たり前の事ばかりが忘れられがちで、多少気になっていたのです。
おかげさまで、そんなに深刻になってはいけないという感覚を得た次第です。

15:ヒヨコV3さん
言いたい事は大変よくわかりますが自分の「当たり前」が、他人に当てはまるとは限りません。
弓道の環境が全て同じではなく、寧ろそういった事を教える指導者が少ないのが現状だと思うのです。
そういった事も踏まえ、知らないなら教えてあげれば良いと言った次第です。
僕自身も一般に入り、いろいろ洗礼を受け学んだからこそこういった事が言えるわけです。

16:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>天龍さま
>静寂の中で黙々と稽古が行われ、それぞれが自分の課題に一心に取り組んでいる。
当然のことですが、このことは稽古の一つの形でしかない、と云うことを充分に承知する必要があると思います。

勿論、此れが稽古の理想的な在り方であることには違いないと思います。
僕も斯様な稽古が好ましいと思いますし、自分ではこのような稽古を致しております。
でも、一般で弓を引かれている方、練習に来られる方、道場に見える方・・・は様々であることや目標や目的、更には楽しみ方も異なることに気を配らなければ、思わぬトラブルや諍いの元にもなりかねないと思うのです。

例えば、進歩向上は望まずに・・ただ弓を引くことやその場中てることのみを考える方。
単に身体を動かすことや健康の為に弓を引く、若しくは道場を訪れる方。
道場を訪れて、お話することや他人と交流する合間に弓を引かれる方。
道具の自慢や披瀝を目的とされる方。
他人を教えに来られる方。
などなど、さまざまなバリエーションが考えられると思います。

勿論、道場での(本流と考えられる)稽古の在り方に付いての指針やルールを考えたり決めたりすることは必要なことだと思います。
ただ、全てのひとを一律に其の型に嵌め込もうとしたり、押しつけようとすることは無理が在るかもしれませんね。

17:天龍さん
明鏡止水様
同感です。ありがとうございます。

18:じーこさん
大学弓道をしている自分にとって大変興味が湧いたスレだったので返信させて頂きます。

恥ずかしながら落ちは師範、上級者のためにあけておくというのは初耳でした。

ですが考えてみると普段の練習(競射)の際、落ちは最高学年の方か、主将が立つものと決まっています。
私はまだ下のほうなので大前か二番、中しか経験したことがないのですが、落ちに対してこのスレに皆さんが投稿したような意味があるとは知りませんでした。

天龍さんの発言で一つ気になることがあったので私の疑問にお答えいただければ幸いです。

>天龍さん

●上級者の的中に、ヨシとか、シャとか掛け 声をかけてはいけない

このことですが、私たちの部活では自主練習の時でも時々言ってしまうことがあります。

なぜかといえば
・とても充実した会から素晴らしい矢飛びが生まれ的に吸い込まれるように的中するのを見ると、尊敬の念とその様な射を見ることで心から「よっしゃぁ」と言わずにはいられないときがあります。

また、
・声を出すことで自分を含めその場にいる方々で一緒に練習し、励ましあうという事があります。

後者については「正規練習ほどに積極的じゃないけど、励ましあっていい空気の中で練習できたらいいよね」と入部したとき先輩から教わり実践しています。



長文失礼しました。

19:天龍さん
じーこ様
おはようございます。
学生時代は確かに試合中も、練習中も活発に声を出し上級生も下級生も関係ありませんでしたね。下級生は上級生に敬意をこめて、逆は励ましの気持ちで、大声で声援しました。
しかし例えば、OBや師範が一緒に引いた場合などは、その方の的中に、ヨシ、とは言えないのではないですか。
学生は別だと言う理由づけは思いつきますが、理屈っぽくなるのでやめます。
とにかく、一般の道場であなたが明らかな上級者に、ヨシ、と声をかけたら、同席した何人かの人は違和感を感じると思います。だからやめた方がいい。それがマナーだと思います。

20:じーこさん
天龍さま返信ありがとうございます。

ご説明ありがとうございます。一般の道場で引かせて頂くときは気をつけたいと思います。


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