「全員で勝つ」 (投稿6件)[1〜6]


1:スピカさん
僕の部活は勝つことが目的だと明言しています。しかし、中には中てたり射型を良くしたりする努力が足りない人がいます。その人たちは的中も低く、そのために部がある程度以上強くなれずにいます。僕はそういう状況を変えるため話合いを持とうと思うのですが、ただの説教になってしまわないかと危惧しています。説教をして追い詰めて誰かが辞めたりするのは嫌です。しかし、意見を求めても意見が出なかったり、全く勝つことを目的としていない意見が出たら正直手の打ちようがないです。やはり厳しく言って、辞める人は追わない方が良いのでしょうか?

2:武人さん
>中てたり射型を良くしたりする努力が足りない人がいます。
自分から努力しないのなら、努力するように仕向けたり(射型が悪い、的中が低い人は大会に出さない等)射についての助言をしたりして戦力強化を図るのも一つの手かと存じます。
>全く勝つことを目的としていない意見が出たら正直手の打ちようがない
スピカさんは、楽しく弓道をしたい、射技を向上させたいと言った意見も否定なさいますか?やる気に繋がるのなら、容認しても良いのではないでしょうか。
>やはり厳しく言って、辞める人は追わない方が良いのでしょうか?
私は、厳しく言った程度で辞めるなら、追いません。その場限りの苦しさで楽な方へ逃げるのなら、強くはなれないと割り切ります。
長文失礼しました。

3:スピカさん
>武人さん
ご助言ありがとうございます。
僕は選手選考に関わる立場ではなく「中たらないから選手にしない」のようなことは出来ません。しかし、僕の部は弱くはないので、中たらなくても選手になることはないです。また、僕は楽みで弓を引くことを否定してません。しかし、先ほどの人達は練習もあまりせず、暇潰しで引いているようなのです。部活の方針が「勝つ」と明言されている以上、それにそぐわない部員は、方針にのるか、辞めるしかないでしょう。ですが…僕は誰にも辞めて欲しくありません。どうしたらよいのでしょうか…
長文失礼しました

4:武人さん
そうでしたか。少し勘違いしていました。無礼な発言申し訳ありません。
暇潰し、ですか。確かに少々扱いに困る方々ですね。ですが、私の経験上、最初は真面目だったのに練習しなくなるのは、練習→中らない→大会に出れない→猛練習→中らない、この悪循環で練習しなくなったり、人間関係が原因なことが多いです。
なので、例えば参加人数制限の無い大会に出場させたりして「このままでは駄目だ」と思わせてあげることが大事ではないでしょうか。そうすれば、誰も辞めなくてすむと思います。
私の所にも、半年ぐらいサボっている友人がいましたが、何をするために弓道部に入ったのか?と思いっきり怒ったら部活に来るようになったので、次の大会で主力に入れたら私と共に猛練習して3中してくれました。
又も長文失礼しました。

5:としさん
横から失礼します。

>部活の方針が「勝つ」と明言されている以上、それにそぐわない部員は、方針にのるか、辞めるしかないでしょう。

と2者択一方式になっているようですが、私達の例でいけば第三の選択肢が用意してあります。即ち大会(全国大会の予選)に出れない前提で弓道そのもの楽しんでもらう。という選択肢です。

私達の部活は1年生の後半(今頃ですが)に部内における進路選択があります。私達の部活は全国で勝つという前提で活動している訳ですが、それは部活としてでありまして個人的に自分はどこを目指すのか自分で考えてもらい、選手コースと弓道を楽しむコースに分けることにしています。

まず前提として入部した時に全員初心者のものでして、やはりモチベーションが様々であるのと、部員数が多い(毎年25人ほどの部員が入部する)ため選手の確保に苦労しないこと、そして一応進学校であるため勉強を最優先しなくてはならない生徒がいるということで、一概に全国を目指すからみんな一丸になって練習するんだということができません。

そこでコースを二つに分けて自分の出来る範囲で弓道をやっていく形をしています。

ただ2つコースといっても違うのは、選手コースでは休日に午後練習があること、大会に向けた部内選考会があること、部活への出席率制限(80%)があることくらいで、基本的な平日の部活の練習や部活対する仕事に差はありません。

ただこういったコースわけを行なうことで、自ら選んだ道ということで責任が生まれますし、選手コースの人は休日の午後道場を優先使用できるので周りの人への感謝、また弓道を楽しむコースの人たちも割りきりがあるので、部内における練習の取り組み姿勢の摩擦は小さいといえます。

人数が少ないとこういったことは出来ないと思いますが、練習する人としない人が共存できないわけではなく、互いに尊重しあって部活の発展に寄与することは可能だと思います。

6:としさん
表題の「全員で勝つ」とは少し意味合いが違うかもしれませんが、全国大会にも弓道を楽しむコースの人達が勉強の合間をみて応援しにきてくれることは指導者としてはやはりうれしいものです。そして「大学に行っても弓道を続けてたくさん練習して選手になるから」といって大学で続けて弓道を楽しんでくれることは私の誇りでもあります。

全員で勝つというのは、その部活に所属することで何らかの形でその人間の成長に寄与し、そして全員が誇りをもった人間になってくれることなのかと私は思っています。


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