大会・審査・欲について (投稿5件)[1〜5]


1:倭さん
こんにちは。
私は今、大会というものについて疑問を持っております。
弓道において「勝ち負けは無い」・「欲を捨てる」等と言いますが、大会とは弓道の理念に反するものでは無いのでしょうか。
 大会には勝ち負けがありますし、大会に出たからには「勝ちたい」「入賞したい」と言った名誉欲は生まれて当然だと思われます。 またこれにつきましては批判的な意見を受けるとは思いますが、級・段を取るということについても、一種の名誉欲…認めてもらうことや地位を求めることは欲では無いのでしょうか。
自身の実力を量るというのが大切なことであり、審査の意義も重々承知しているつもりです。
私は学生ですので、大会への参加を遠慮するということはできないのですが、それらが有り、「弓道とはいかなるものか・それを受けて自身はどう有るものか」といった迷いがあります。
そこで皆様はどうお考えなのか、ご意見を頂きたく投稿した次第でございます。
 長文失礼致しました。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

2:和佐さん
私は、弓とは勝負事の上に精神修養があると考えます。

武道なので、色々ありますが、感覚としては、漫画『バガボンド』(原作:宮本武蔵)を読んでみるといいかと。

吉川英治は弓道していたので、共感する部分が多いです。

3:きまぐれさん
切羽詰った状態で欲と自分を切り離し、そこで平静を保つ心が修養されているか、自分の本質と向き合える場が大会であると私は考えています。

少なくともまったくアドレナリンがでない環境よりは大会・審査なりアドレナリンを分泌できる環境があったほうが楽しいですし、人間の本能を満たすものでなければ、世界での需要が減ってしまいます。所詮人間は俗物でしかありませんから、そういったエンターテイメント性がないとよりつかない私のような人種もいます。

4:笹岡 ◆mRq5DITcさん [url]
そもそも弓道の理念とは何ですか?
教本に書いてあることや偉いお爺さんたちが言うことが全てではありませんよ。
自身の名誉のために正々堂々と大会という場で勝負する・・・・・・何も悪いことではないと思います。

5:骨法研究中さん
弓道に勝ち負けがないというのは嘘です。そして欲をすべて捨てるなどという考え方は歪んだ佛教思想から来ているもので、無理な事なのです。弓道の根本は孔子孟子の教え(儒教)の来ています。ここで説明すると延々と続くので書きません。だから、論語や孟子を自分で読めば、疑問は解けると思います。


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