押手について (投稿9件)[1〜9]
- 1:けんたろ〜さん (2004/05/16(Sun)13:02:50, ID:??? [15731])
- 個人名をいきなり出して申し訳ないのですが
http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200509/2004051214322009.html
の真尻さんの35レスについて疑問を感じました。
>もし十分に伸びあっているならば、押し手が下がる事はありません
押手は肩のついている通り、腕のついている通り押しているわけではなく、
ややひねりが加わって押してきているので、その分やや落ちると私は考えています。
真尻さんのご意見、そして皆様のご意見をお聞かせください。
- 2:えいさん (2004/05/16(Sun)14:52:33, ID:??? [15747])
- 私はあまり深くは考えてないです。教本も適当によんでます。
腕は肩からはえてる(?)ので、残身では肩の高さに両の手があればいいと思ってます。
だから会の状態(口割の高さ)よりひと拳程度低い位置(肩の高さ)より下がらないように気をつけてます。答えになってなかったらごめんなさい!
- 3:熊本人さん (2004/05/16(Sun)16:17:38, ID:??? [15755])
- 僕は下がる云々ではなく
押し手の親指が離れの時に
スッと的に伸びるのがベストだと考えています
- 4:Y.K.さん (2004/05/18(Tue)15:31:59, ID:??? [15908])
- 日置流印西派の先生が書かれている本の図などをみると、伸びあいのときの力の流れは水平というよりも結構切り下げっぽい流れがありますよね(思いっきり語弊があるかもしれません。そしたらゴメンナサイ)。残身の形などを見るとそんな感じがします。(でも自分は日置流で引いたことがないのでなんともいえないのですが)
しかし、それでも的に向かって真っ直ぐ押す力もしっかりあることも事実ですよね。稲垣先生の残身の写真をみるとしっかり的に向かって押手が伸びていることがわかります。
で、いま自分は本多流っぽい射法の大学道場で引いているのですが、いま自分が使っているのは日置流の先生の著書にあるような上押しっぽいベクトルは使わず、肩根から腕を押し出して残身でも弓手動かない射法です。(阿波研造範士の額がありますゆえ、それを真似しようと思いました)
自分が考えることは、残身で押手が下がっているようなことがあっても、実際には十分に伸びあっていることに変わりはないのではないかと思います。ただ射法自体が異なるだけで。
- 5:kunshiさん (2004/05/19(Wed)23:47:43, ID:??? [16018])
- 押し手は肘と肩をいれるとまっすぐ押せるようになりますよね!?
けんたろ〜さん、ひねりはどこに加わってるんでしょうか?
教えていただけないでしょうか。
- 6:けんたろ〜さん (2004/05/20(Thu)00:35:51, ID:??? [16020])
- >kunshiさん
たしかにそうですが、私はそのやり方が好きではないのでやっていません。途中で力を加えると、ケガにつながる可能性があるので。
弦が弓に対してまっすぐ引っ張られている、力がかかっていると仮定すると、弦がまっすぐ戻り、胸をすっていく、もしくは腕を打ちます。それはよくないことですよね?弦は、弓返りするのが理想的です。
また、矢は弓の右側にあるのに、右には飛ばずまっすぐ飛んでいきます。
これが「ひねり」である、と私は考えています。
- 7:真尻さん (2004/05/20(Thu)01:07:15, ID:??? [16023])
- 弓を押すという事の説明をします。
基本的に物を押すという時、余裕があるから押せますよね。腕の間接を締めて、押し手を棒のようにして物を押してもそれはもはや押しているとは言わず、つっぱっているといったほうが正しいでしょう。
会において、このつっぱっている状態の人は押し手はそのままか、動きようがないですから、肩の位置まで回転して落ちるでしょう。だから押し手に余裕がある状態の人は離れの瞬間にまっすぐというのを実現できます。
高校生はつっぱっている人がほとんどですので、重たい弓を筋肉に似合わず引けるのです。
この辺の話が何かヒントになりませんか?
- 8:るんさん (2004/05/20(Thu)07:38:15, ID:??? [16029])
- 数あるうちのひとつの考えとしてとらえてください。
八節の図ですが、前レスにもありましたが中野先生によるものと記憶しております。中野先生については、多くの方々がご存知と思いますので、ご存知の方がおれば、お伺いしてみるのもよいかと思います。(面白いエピソードも聞けるかも知れませんね)
さて、
本題ですが、まず教本四巻に中野先生の項があり、そこに図の説明が載っております。そして、一〜四巻に載っている多くの流派の方々の写真をごらんになってください。
みることが前提でお話します。ごらんになった感想は、いかがでしょうか。(なければ借りて)
>その分やや落ちる
というここの部分ですが、
「押手は肩のついている通り、腕のついている通り押しているわけではなく、ややひねりが加わって押してきているので、」→ここままでを記述内容はちょっとおいといて、
「諸条件」とし、置き換えてみます。
そうすると、
「諸条件」により「その分やや落ちる(さがる)」としますとそれは自然と、一〜四巻に載っている多くの方々(流派)の写真のとおりではないでしょうか。先生方の射により差はあれど、少しの上押しがかかっていますので、
会と残身はそれぞれこのようになります。→けんたろ〜さんのお考えとほぼ一致しませんか。(上押しとは、形ではなく、離れの時に上押しの力がはたらいているのを上押しといいますね。また、少しといっても、それの感じは人により異なりますね。)
なお、
押手+手の内は、なかなかむずかしいものがあり一口ではいえません(他もそうですが)過去スレでも述べてありますが、手の内三年とは、熱心に毎日稽古する人が、十年程して押手に疑問を持ち、それを一応解決するのに三年かかるので、そのようにいわれていると習っておりますし、そうだと思っております。弦道(軌道)も弓の成り、村による影響がありますので、それにより力配分は変わってきます。(たとえば、調製した他人の弓を安易に借りて手形をいれないようにするごとくですね)
また、さらに図は心気としての臍下丹田も書かれております。これなどは、押手+手の内との関連を考えますと伝えるのは結構難儀なことと思います。(臍下丹田だけでも、はいこれだよって見せられません。コツのようなものははあるものの、私は昔ながらの1対1での方法しか知りません。→そんなの簡単こうだよっていう人がおりましたらごめんなさい)
射法は、さまざまな様式(流派)があり、とても幅広いものと思います。ですから、先生についてよくよく学ばれるとよいと思います。(一人稽古はするなといわれる由縁のひとつでしょうか)文字、絵にはあらわせない多くの口伝もあることでしょう。
どうぞ素晴らしい押手にむかってご精進くださいませ。
と、先人、先達を十段とすると足元にも及ばないへたくそがエラソーにのたもうております。
ご参考になればさいわいです。(^_^)
- 9:kunshiさん (2004/05/20(Thu)22:48:07, ID:??? [16070])
- >けんたろ〜さん
私の考えです。
押し手は手首まではまっすぐ押し、親指は弓の右側にたまたま倒れているから角見になっていると
考えます。
つまり、あくまでまっすぐ押しているけど、押す力が肩から肘を伝わって手掌まできた時、
親指があるから弓の右側に力をかけることになっている、ということです。
私はそういう考えなので、「ひねり」という表現に疑問を感じたので、書き込ませていただきました。
返信ありがとうございました。
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