■弓道活劇とは?
弓道活劇では弓道の動きをFlashアニメで表現。私の射をとくとご覧あれ〜。
ほ〜、弓道ってこんな動きで弓を引くのね。たった二本引くだけなのに長いわね〜。
本などでは細かい部分が抽象的でわからないからな、アニメで表現することで、イメージトレーニングの補強学習が出来るな。
…ただ、デビの実力がまだまだなので、甘いところがあるな。「ここが違う、とか甘い」とかのご指導があればメールで教えてやってくれ。
■弓道活劇一覧
演武・試合の動作
- 立射 (
Risha [Standing Practice] )
立ったまま矢を番える(つがえる:弦に矢をはめること)のが立射です。早く進行出来るので競技時に行われます。 - 坐射 (
Zasha [Seated Practice] )
一度座って矢を番えるのが坐射。正式に弓を引く際に行われる射なので、審査や射礼時に行われます。
※座ったまま弓を引くわけではありません。膝をついて弓を引く技法は跪射(つくばい)と呼ばれ、日置流(へきりゅう:流派の一つ)の弓術として存在します。 - 五人立
坐射 審査の間合い (5 nin tachi (timing for shinsa))
弓道の審査や、試合は一度の射場に複数人(3〜5人)が同時に入って、1人1つの的を狙います。一番前の人(大前)から順に1本ずつ弓を引き一番後ろの人(落ち)まで引いた後、再度大前から二本目を引きます。 - 五人立
坐射 競技の間合い (5 nin tachi (timing for kyougi))
審査員がしっかり見るために、「審査の間合い」では進行がゆっくりであり、「競技の間合い」は試合をスムーズに進めるために進行が早くなります。
失の動作
- 失:弓を取り落とした時の処理
( shitsu [Procedure for retrieving dropped bow] )
弓を引く際に弓を取り落としてしまいます。そういう失敗を「失(しつ)」と言い、取り落とした弓を拾う処理を行います。 - 失:筈こぼれした時の処理
( shitsu [Procedure for retrieving dropped arrow] )
弓を引く際に、矢筈(やはず)が弦から離れて落ちてしまいます。筈が外れることを「筈こぼれ」と言います。基本的に一度落とした矢は射直し出来ません。
筈こぼれして落ちた矢を拾い、脇に寄せておく処理を行います。 - 失:弦が切れた時の処理
( shitsu [Procedure for retrieving a broken string] )
弦は消耗品のため矢が離れる瞬間に衝撃で切れることがあります。
切れた弦を拾い左手に巻く処理を行います。
※試合などでは処理の後に介添に渡し、替弦(予備の弦)を張ってもらい、再度受け取ります。活劇ではそこまでは作り込んでいません。※