左右の筋意識と筋肉のつき方について (投稿6件)[1〜6]



1:アララギさん
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弓道において、押し大目三分の一とも言われるように、先手と馬手の意識については先手の方が多くなります。つまり、左右のバランスを考えて、馬手の方を強くして先手が押し負けてはならないということです。

このことから、私の指導者は筋肉のつき方において「左右とも同じか、もしくは右側よりも左側の筋肉のほうがつかないといけない」とおっしゃっています。

しかし、このことがどうも理解できません。
大三から残心に至るまでの体の位置や筋肉の働き、軌道を人体の構造に基づいて考慮すると、どのように考えても左右とも同じ、もしくは左側の方が筋肉量が多くなるなどということはないように思えてなりません。

もちろん筋肉の働きや動きだけで判断するのは間違いかもしれません。
しかし、極端な例ですが、先手だけをガチガチに筋肉を緊張させて馬手の力は抜いたまま射法通りに引き分けるとしても、そのために必要最低限の筋力だけを使う時点で馬手の方が勝っているのではないでしょうか?


詳しく考察すると、大三から会までの動きは先手の上腕三頭筋はアイソメトリック(等尺性筋収縮運動)であるのに対し、馬手の上腕三頭筋はアイソトニック(等張性筋収縮運動)です。
この時点で馬手側の上腕三頭筋の方が筋肉はつきやすいはずです。

また、広背筋については先手側、馬手側共にコンセントリック(短縮性収縮)なので一見筋力差はないように思われますが、射法八節図解によると大三において肘の位置は馬手の方が高いため、会の状態、すなわち両肘がほぼ水平になるまで引き分けるには、必然的に動作をする距離は馬手の方が長くなります。
ここにおいてもやはり、馬手側の広背筋の方が筋肉はつきやすいはずです。

以上のことから、弓道をするにあたって、言い換えれば大三から会までの動きをするにあたって、右側の筋肉が発達しやすいのは仕方がないのでないかと考えているのですが、どうなのでしょうか?


引き分け時もしくは会の状態の意識などで変わるのかなど、些細なことでも構いませんのでご教授頂けると幸いです。

2:いさん
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筋肉は連動して動くので、単一の筋肉の動きだけ見ても無駄なような気がします。

経験則ですが、右利きは右腕が太くなり、左利きは左腕が太い傾向があります。つまり生活上の動作も筋肉に負荷がかかりますので、トータルで考えないといけないのでしょう。

右利きで左腕が太いタイプは、大概筋トレしてます。

3:アララギさん
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ご回答ありがとうございます。

私も利き腕などの、生活面においての影響も何度か考えてみたのですが、筋肉が大きくなった時期やスピードなどを考えると、やはり弓道によるものが大きいと判断したのでこのような質問をさせて頂きました。

確かに筋肉は連動しますので、一部分に目を向けることは的外れかもしれませんが、弓道には詰め合いや伸び会いなどの様々な筋肉を使った動きはあるものの、基本的には静止したままの動作です。
ですので、大三や引き分け時に働く筋肉はほぼ限られてくるだろうと思い、その筋肉の動作や意識の特徴から、左右の筋肉の発達差は仕方ないものであるということの真偽を確かめたかったのですが…。
やはり理解が難しいですね…。

どのようなことに気をつければ、左右均等もしくは左側の筋肉が発達し、かつ正しい射を行うことができるのでしょうか?

4:いさん
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正面での話に制限します。

1.足の配置と力の左右対称。
2.胴体をねじらない。
3.背骨から首にかけての形を、弓を引く動作を阻害しないように整える。
4.両手の平が弓を引く動作を阻害しない形に整える。

これができていれば、引き分けは腕を軽く伸ばしとくだけですっと開きます(背中の筋肉は鈍感なので、力が入ってもあまり感じません)。

5:PTさん
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運動学で考えると、肘関節の位置と弓からの作用点の位置関係が弓手と妻手で違う時点で左右均等にはならないだろう考えます。

もしかしたら弓手も妻手と同じくらい肘を曲げて引けば左右均等になると思います。(笑)

6:麸さん
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左右不均等なのは当然だけど、考えてもいいこと無いよ?
射法の説明は胸の中筋を中心として捉える教えなので、そこから不均等な部分に意識を傾けるのではなく、いかに左右均等に操作できるかを考えたほうがいいと思います。
考えてやっていくうちに、均等な意識できる部分も増えてくると思います。
意識の持ちようだけで、射の中心が胸の中筋に感じたり、左肩に感じたり、左胸に感じたり変化しますので、感じ方によって多少は筋肉の付き方も変わるかもしれませんね。


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