妻手側について (投稿12件)[1〜12]



1:おきさん
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最近妻手肩が上がり、前に出てしまいます。
これは1ヶ月程前からなっていて、そのせいで肩を痛めてしまいました。(最近になってようやく痛みが治ってきた感じです。)
ですが肩が前に出て、上がったりするのは未だに直せないでいます。
どのようにすれば改善されるのでしょう?
また、妻手の捻り方もわからなくなってきたのでその事についても教えていただければ幸いです。

2:鷹司カオルさん
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そうですね、肩が上がってはいけませんね。
肩が上がることは緩むことにほかなりません。弓手肩については「前肩下巻」と言ってもちろんのことですが、これは肩根は沈めなければ肩甲骨と肋骨の関係から言って伸び合うことができませんからね。右手肩についても全く同じです。それは左手で押して右手で引くという観念に囚われていては理解できませんが、左右とも対象的に同じように、恰も肩幅を広げにかかる如く詰め合わねばならないからです。そうでないと、左の上腕三頭(伸)筋に対して右は前腕の尺側屈筋や上腕二頭(屈)筋で引きにかかってしまうからです。この二つの小さな筋肉でガンバッテシマッタ結果が「痛み」となって出てきたと考えられます。本来はより大きな背筋群によって弓を開いてくるべきところですからね。
 肩が前に出ることは、左右が同じように出ていれば悪いことではありませんよ。寧ろ片根が前に出なければ(弓と一体になるという意味から「前に入れる」という方が適切かも)、ガッチリと支点として働かないでしょう。これについては教本二P.141辺りを参照。
「妻手の捻り方」についてですが、私は意識して捻ろうとはしません。大三で、「肘の内を陽に向ける」様に捌くと思いますがこれがしっかり出来ていれば以後の引き収めが自然な右手の捻りとなります。それが無理のない「弦道」となるのだと心得ています。
  

3:おきさん
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返信ありがとうございます
前肩の程度についてですが
弓手肩よりも異常に前に出てしまっています。
それに加えて肩が上がっちゃっていたようです。
ちなみに弓手肩は抜け過ぎず入り過ぎずのちょうど良い入れ具合を意識しています。
肩の上がりは大体良くなってきたのですが、前肩は改善できず、まだ痛みはあります。
捻り方の
>>肘の内を陽に向ける
とは、回内させるという解釈で良いのでしょうか?

4:鷹司カオルさん
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 前肩の程度についてですが、三重十文字を崩してはいけませんから、友達に会での矢向きを見て貰った方がいいでしょう。その時射手である貴方は自分の両肩と矢の離れ具合を同じにするように気をつけて、肩線と矢向きが平行になるようにします。
 どの段階で肩が上がってしまうか見てないのでわかりませんが、肩は弓矢を手にした時から沈めていなければいけませんよ。打起したときに肩まで上げてしまぬように気をつけましょう。「腕は上がれど肩根は沈む」です。
「肘の内を陽に向ける」とは
早い話はその通りです。しかし捻ろうとすると捻り過ぎしやすいので、「手の甲の向きを前から上にする」ぐらいにした方が良いと思います。これが適度・自然な回内になります。

5:おきさん
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わかりました。ありがとうございます。
明日からそうしてみたいと思います。
話が変わってしまうと思うのですが
今日自分で
弓構えから肩の位置が動いてるのでは?
と思ったので確認したいのですが
胴造りの時の肩の位置を変えないように取掛け、手の内を整えるようにした方が良いのでしょうか?
いろいろ質問してしまってすみません。

6:鷹司カオルさん
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 胴作りの後で「胴」を変えてしまっては胴造りした意味がありません。大三に捌く時の弓手の「前肩下巻」と右手は引収め時にやはり上がらないように注意してください。(捌いたときは多少上がりますが引き収めてくるに従って両肩を同じように沈めるのです。)
 心を総体の中心に据えて、両肘を同じように開きながら弓を開いて来てください。弓は押し引きすねというより「開くもの」と心得てください。

7:おきさん
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わかりました
ありがとうございます。

8:鷹司カオルさん
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 馬手の捻りについて、4:の内容より更に進めまして自分の見解につき自信を得ました。他のスレッドへのレスしたものですが、以下に再掲してみます。既にお目通しくださっておられましたらどうぞお読み捨てください。

 ・・・私は馬手の捻りは特に致しておりません。と言いますか「ひねる必要はない」と思います。しかし和弓の射法としては「捻れている」状態は鋭い離れ・キレの良い離れの為には絶対必要です。それでどうしますかと言いますと、皆さんも捻りは意識しなくともやっておられると思います。大三への捌きです。
 打ち起こす前の弓構えでは弦に取懸けただけで(中には捻る方も居られるかもですが)弽(懸・カケ)は捻っていませんね。言わば「平付け」の状態です。このまま打ち起しますが、大三で捌く時、俗に肘裏を陽に向ける如くフリカブリますね。この時手の甲は前面のままではなく上を向くようになると思います。甲が前を向いたままの大三なんて骨格上不可能ですから誰でもこれは出来ていると思います。ですからこの後、引き収めるまでに「捻ろうとする必要はない」のです。甲は平付けの前面⇒上面に90度捻れています。ですからもう捻る必要はないのです。・・・「半捻半搦」の教えもあることですしね。

9:ドン引きさん
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肩が上がるのは、胴作りが出来ていないからです。
特に、脊柱起立筋という背中の中心を縦に通る筋肉群の使い方が出来ていません。
胴作りの最重点、つまり縦線を延ばすとは、この筋肉群を使い背中上部の湾曲して出っ張っている背骨を伸ばすことです。・・・猫背っぽいのを直すこと。
伸ばすこと・背中の曲がりを直ぐにすることで脊柱起立筋に力が入り、肩も上がらなくなります。

馬手の手の内は、取りかけの時にほぼ決めてしまい会まで変えません。
馬手の親指と人差し指で出来る空間を出来るだけ丸めに大きくなる様にし、弦に親指の腹を当て、弦と帽子が垂直になるように取りかけます。・・・馬手の手の内も卵中
そして、人差し指の側面を軽く矢軸に添えます。
そうすると、右肘は自然に少し張った感じになります。

そうすると、大三は特別高くなく、身に近い位置になります。

10:鷹司カオルさん
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お早う御座います。9:の一部にちょっと気になった所がありましたのでご返信を撮りました次第です。射に対する考えが違えばその取り組み方持違ってくることは当たり前ですが、一つご教授願いたいと思います。

>馬手の親指と人差し指で出来る空間を出来るだけ丸めに大きくなる様にし・・・

 私は、「カケ口は弦に引かれて手首は前腕に引かれているのが良いと思ってます。しかし、「この空間を丸め・大きくする」為にはそれなりの力をかけなければならないと思います。そうしますと手を丸め・大きく為に手部が独立した運動を起こし引かれている力に対応した働きが出てくると思います。それは少なからず矢筋引きに影響を与えるのではないでしょうか?

 従って理想的なのはカケ拳を「丸め・大きく」ではなく、引かれるままに出来る限りは「薄め・長く」して箆の一部のようにすべきだと思いますがどうでしょうか? 「現代弓道講座」No.5 p.95 参照

 

11:コテハン考え中さん
DoCoMo/2.0 N706i2(c100;TC;W24H16)
健康な体の背骨は湾曲しているのが当たり前だと思います
猫背の人は正すべきでしょうが
念のため補足まで

12:ドン引きさん
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宇野氏監修ですか。
問題ありですね。
現会長が早気の様に、権威の様なものが正しさを保証はしないようです。
何より、自分の射で確かめることでしょう。

鷹司さん、まず矢筋引きが出来るようになってからでしょう。
弦枕も股の空間も弦抜けの好さの為です。
矢所や矢勢に活かされます。

コテハンさん、きっと自分では湾曲を伸ばしていないでしょう。
サウナでもテレビでも、湾曲の延びたアスリートを好く見かけますよ。
健康問題など、特に無いです。


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