弓のキロ数を上げるメリット (投稿8件)[1〜8]



1:社会人弓道2年目さん
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こんにちは。

率直に聞きます。
弓道の弓のキロ数は、上げた方が良いのでしょうか。高校の時に上げて10キロでした。社会人として再開したのですが、半年経って先生方に12キロにしなさいと言われて12キロを今引いております。が、12キロがきついのか、引き分けが引ききれていないと言われ、いつも矢が下へいきます。10キロだと、しっかり引けているそうです。

弓のキロ数は、あげたほうが良いのでしょうか?
いづれ竹弓を買いたいのですが、今のキロ数で悩みます。

2:ふみふみさん
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あなたご自身の年齢的な体力等々、あるのですが・・・
ちなみに、今の弓力のままでいるメリットはどうあるとお考えですか?

3:Y.K.さん
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弓力は無理して上げる必要はありません。体に合ったものが一番です。弓が弱くても、弦を細く、矢を軽くすれば的に届きます。
無理して強い弓を引くと、今回みたいに体力がついていけずにフォーム崩したり、弦切れる前に腱鞘炎などで体を壊してしまいますよ。

弓を強くするメリットは、やはりもっと遠くの標的に矢が届くってことだと思います。10キロの弓で遠的競技ってあまり聞きません。国体目指すなら1キロずつでよいので長い時間をかけて体を慣らしていくのが良いかと思います。

あと細かいことになりますが、弓を強くすると弦返りのスピードが上がるのでごまかしが効かなくて真っ直ぐなフォームにしないと中らなくなる。その為に嫌でも射形矯正しなきゃいけなくなるっていう話を聞いたことがあります。それが「強い弓が中る」と呼ばれる本当の理由なんだと。なるほどなって思いましたね。

4:GONZOUさん
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そんなもんありません。
弓力あげても当たるようになるわけじゃないので近的しかしないなら上げても自己満足以外の意味はないですよ。
むしろ、自分の体力に合わない強い弓を使えば的中は落ちます。

そもそも強い弓の方がいいなら、先生は30キロとか40キロの弓引いているはずですが、大抵は、せいぜい強くても20キロ前後ですよね?

でも、上げるかどうかは流派にもよりマスから、教えを受けている先生に上げるように言われたなら上げるしかないと思いますですよ。

まぁ、個人的に質問から受ける感じからすると、弓力あげるなんて問題外だと思いますけどねー。

ちなみに、弓力が弱いメリットは、、、

射形をきれいに整えやすい。
早気、ゆるみ離れなどの致命的な悪癖が付きにくい。
矢数をかける練習ができる。
ひじなど、体を壊す可能性が低い。

などがありますから、個人的にはむしろ弱い弓をお勧めしたいですね。

ちなみに、使用する弓力の目安としては、使用したい弓力の倍の弓が引ける(もしくは肩入れできる)ことが一つの目安ですよー。

つまり12キロの弓を引くなら24キロの弓(もしくは12キロの弓を二張り持って)を肩入れできることが最低ラインになります。

20キロ前後の弓を使えるなら週に一度程度強い弓で肩入れするのが良い筋トレになりますよ。
回数は5〜10回を三セット位かな。
1セット終えたら十分回復してから次のセットを開始しますです。
回数の目安は、三セットできること。
回復が遅いようなら無理して三セットしちゃダメですよ。

5:GONZOUさん
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あと、強い弓を使うポイントは、足踏みと胴作りですねー。
弓は体全体を使って引くものですが、弓が強くなるほどこれが重要になりますね。
足踏みが下手だからって足袋を湿らせる人がいるそうですが、これは問題外だし道場を管理してくださる方にも失礼ですよね。

引き分けの時は背中の筋肉を意識してください。
弓を引く時に打ち起こしで弓を上に掲げるのは、この背中の筋肉を有効に使うためです。
一番使うのは憎帽筋と広背筋かなー。
http://bsm.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_e9e/bsm/1928277.gif?c=a0
特に広背筋が重要ですが、この筋肉は上から斜め下に引く動きをすることがわかりますよね。
使う筋肉を意識するのは重要ですよー。


強い弓を使う場合は、特に肩やひじなど、体に違和感や痛みを感じたら、すぐに練習をやめて病院に行くなどして積極的に治すようにしてくださいね。

ぼく個人としては、一か月使ってみてしんどい場合は、弱い弓に戻すことをお勧めしますし、先生に言われたからって、毎日強い弓使う必要ないのでは?
週に一度強い弓を使う日を決めて、徐々に使う日を多くしていって慣らしていくのも一つの方法ですよ。

6:社会人弓道2年目さん
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2:ふみふみさん

今の弓力のままでいるメリットですか。

メリットかどうかはわかりません。弓力を上げればメリットがもしかしたらあるかもしれません。

しかし、先生方に綺麗な引き方をしているよっと言われている今、強い弓に挑戦して肩を痛める位なら、弓力をキープして他の所を磨き上げるのも一つの方法なのかなと感じました。

7:社会人弓道2年目さん
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GONZOUさん

貴重なお話をしていただきありがとうございます。

関係するかわかりませんが、私は酷い肩こり症でうち起こしから肩が下がりません。一日100本程引きますと、肩がしんどいです。強い弓にしなくてもいいんじゃないかなと思ってしまうのは、肩を痛めそうだな…という気持ちもあります。しかし先生方は、普通2キロずつキロ数あげるから10から12キロにしたら?引けそうだよ?っていいます。GONZOUさんのトレーニング方法活用させて頂いて、少し強い弓が引ける様にこれからも精進します。

8:ふみふみさん
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もちろん、無理に弓力をあげて体を壊すのは論外です。

ただ、正直、弱い弓は手先の力でどのようにでも引けてしまうんですよ。「弱い弓で形を綺麗にしてから強い弓を引けるようにします」と言う方で上達する人は殆ど見た事がありません。
また、それを実行されるには相当な努力と覚悟が必要だと思います。

あなたの質問には「誰か、弱い弓のままで良いと言ってくれる人いませんか?」と感じたところがあったので。

強い弓は、ある程度ちゃんとした形でないと引けません。弓が教えてくれるんです。

上述の通り、体を壊しては意味がありませんが、女性(?)の場合、体重の四分の一位の弓は目標にして全く無理はないと思いますよ。
多分、現在の引き方がまだまだだから「弓力あげてもっと勉強しなさい」という気持ちが先生方にあるんだと思います。

ここにはあなたの射形を知る人は一人もいないんですから。


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