手の内を柔らかくにぎる (投稿9件)[1〜9]



1:元学生さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET4.0C; .NET4.0E; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
こんばんは。

あまりにも当たり前に手の内を柔らかくすることを指導されるのですが、なぜですかと聞かれると、的確に答えられないことに気付かされます。

初心に戻って柔らかくする?握る?構える?形作る?締める準備をする?その目的をどう説明したらいいでしょうか。

身近な先生にも聞いてますが、「硬くしないため」なんてがっくりな回答をもらってしまいました。それ以上の明確な回答がもらえそうに無かったのでみなさんはどう考えられてますか。

2:Y.K.さん
Opera/9.80 (Windows NT 5.1) Presto/2.12.388 Version/12.16
弓を折らないためっていうのがあります。
http://www.issui.tv/
こちらのトップページにさっそく例が述べられています。

3:元学生さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET4.0C; .NET4.0E; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
笄っていうのですね。
理屈が説明できないのですが軽妙な離れを出すためぐらいにしか握り方を考えてなかったので、壊れるという面もあるのですね。

武者系の引き方で中指をレンチのように締めて弓に強いトルクをかけて早い弓返りをさせるような記述をどっかの本で読んだことがあります。読んだころにその引き方すると弓が壊れやすいと聞いたことがあり、理由は十分わからず弓がねじられるから壊れるぐらいにしか思ってませんでした。
上記の握り方とHPに記載された握り方に違いが有るかもしれませんが、壊れる理由がわかりました。情報ありがとうございます。

4:鷹司カオルさん
Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 10.0; Windows NT 6.2; Trident/6.0)
私は「射」の面から考えますね。

@総論・・・手の内を柔らかく、とよく言われますよね。ある本によると「打ち起こし時に下から引っ張られたら抜けるくらいが良い」ともあります。大三時には「柔らかく」から「握り締めるな」となりますね。私はこう考えるんですよ。
 A打ち起こし時・・・打ち起こしは弓を垂直に、照ったり伏せたりせぬように上げることが大事です。しかし強く握ってしまうと弓の傾斜に気づきません。というのは、手の平の感覚は鋭いのですけれど、握ってしまうと弓幹の傾斜しているのを感じ取れなくしてしまうからです。または握りの力が強くて余計に弓を傾けてしまうからだと理解しています。
 B大三時・・・大三では矢尺の半分まで引きますのである程度の弓力がかかってまいります。だからといって打ち起こし後の引き分け始めから握りしめていては手の平の皮を連れさせてしまうことになります。大三までは
手の中で弓の45度の回転に伴う手の平の連れを逃がさねばなりません。これをしないと連れにより手の平にタコが出来てしまいます。また、大三までは我慢していてもその内に我慢しきれなくなって連れを開放せざるを得なくなって弓を手の中で回らせてしまいます。こうして弓返りの原動力を失いますので弓は回らなくなってしまいます。
 また、会において弓を握ってしまいますと、つまり三指と外竹の間に鉛筆が入るくらいの隙間がありませんと、離れでの弓の握り下が早く復元することによる振動をモロに手に受けてしまいその結果弓の落下を招くことになります。
 こうして、射の過程により「柔らかく」とか「握り締めない」といったことが大事なわけだと思っております。 

5:元学生さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET4.0C; .NET4.0E; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
柔らかくという言葉でいつも悩むのが主語と対象です。
鷹司カオルさんの打ち起しで弓の傾斜を感じられる握り方、連れを逃がす、振動を流すことも言われてみたら目からうろこです。

この握り方は、「(主語)手の内(の天紋線、三指の先、虎口の皮)は、(対象)弓を強く圧迫しない」と言い換えられますでしょうか。
柔らかくといわれると、大抵は(主語)手の指の(対象)力を抜いてしまいますが、弓に触れる手の内の場所が弓を必要以上(弓の強さ以上:引分ける反動力や弓が手の内の中で回ろうとするトルク)に圧迫しないことなのかと思うと、手の内を整えた形を維持する力は必要で、指に力を入れないと親指根元が上がったり、三つ揃えが崩れたりする原因になるのかと思うのですがいかがでしょうか。

これだと、指先にも力は入り形は崩れにくく弓が引分けとともに回る力に対抗しつつ、弓は強く圧迫しないことになるのかと思案するのですが、離れの瞬間、正確には弓の握り下が復元する振動が極限を通り過ぎた後に締めることが上手くできず弓がずり落ちているのかと思い、文献にある「柔らか味のある強さ」とは何だろうと再考してます。

6:鷹司カオルさん
Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 10.0; Windows NT 6.2; Trident/6.0)
日置流でよく聞く言葉に「応分の力」というのがございますよね。書によると「弓弦を引き分けるにしたがつて、左拳の押す力と捻る(絞る)力とが調和して、弓力に負けないように「手の内」が締まるのをいう」とあります。弓の開きに応じて押す力も増大し、開く角度も増大しますから捻りのための力も増大するということですね。ですから握る・弓幹を圧迫・握り締めることではないのです。
会での外竹と三指との間の空間・スペースこそ(弓を握りしめていないのですから柔らかみを有しておりそれでいて三指は弓弝を絞っていますから強みを利かせていることになります。これがもし、握りしめていれば離れの振動がモロに手に伝わり、手は耐え切れずに弓を離してしまうでしょう。前レスのごとくです。

7:コテハン考え中さん
DoCoMo/2.0 N706i2(c100;TC;W24H16)
前から思っていたただの感想ですが、引用するときは引用元を明記してもらったほうが、引用元を伏せなければならない特別な理由がないかぎり、原文に当たれて楽ですね
お願いじゃないですが、そう思っています

8:鷹司カオルさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.2; Trident/6.0; .NET4.0E; .NET4.0C; InfoPath.3)
イャ〜、私の拙レスご覧いただき恐れ入いります。引用には出典を付しておったのですが、よく出るものですから「権威主義」だ等と揶揄されたこともございました。それでこの頃は手抜きじゃないですが自然とぼけた言い方になってきたようでご迷惑をおかけいたしております。6:に関わる出典は、「弓道入門」石岡・川村共著の昭和60年版でp.225よりです。この本は入門とありますが、図版も含め内容は「現代弓道講座」p.266以下と同じで石岡先生の解説がほとんどとなっており入門書としては高い程度とお見受けしております。
 以上。今後ともよろしくお願い致します

9:GONZOUさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.2; rv:23.0) Gecko/20100101 Firefox/23.0
ただ単に余計な力が入らないようにって面もあるんじゃないんですかね?

ぼくは、右手と左手の力加減は同じようにするのが良くて、左手は弓を支えるだけで、右手は弦をひっかけるだけにして、力を加えずに自然体で、、、
ってな話を聞きましたよ。

ですからぼく個人としては、柔らかくとかいう以前に、弓を握るという感覚自体がないですねー。
虎口で押して、小指をひっかける感じかな。

>「硬くしないため」

ぼくは、これがベストな回答だと思います。
握りしめると余分な力が入って動作が硬くなり動きがブレます。
どうしても握りたいなら、最初から最後まで握りしめてたほうがマシですけどね。


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