早気について。 (投稿10件)[1〜10]
- 1:快晴さん (13-07-17 22:03, ID:ZI6V6D2 [36915])
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- いつも拝見するばかりでしたが、今回初めて質問させていただきます。
こちら大学で弓を始めたものですが、かれこれ1年以上早気です。ひどいときは目割よりさらに上のデコあたりで離していました。
今現在離れをおこなわないものが効果的というのをよく掲示板で拝見し、実践しているのですが、確かに離れをしないと思い込むと何秒でも持って、そこから伸び会うことができるようになったのですが、いざ数日ぶりに久しぶりに離してみようと思うと、どうしても会をもとうという意識があせりのようなものにかわってしまい、口割について1秒ぐらいで離れてしまいます。
普通に引くときと、明らかに感覚が違っているんです。
今現在馬手は物凄い力が入っていて握りこんでいるような形です。馬手の捻りはまったくかかっておらず、完全に手で引いている感じです。また下半身も意識しないとフラフラのときが多いです。
恐らく精神的なものが強いと思うのですが、どうすればよいでしょうか・・?
- 2:あさん (13-07-18 01:16, ID:NOgDZZ. [36917])
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- 弓を諦めて学業に専念するのもありですよ!
- 3:天龍さん (13-07-18 09:56, ID:k/RFHFE [36918])
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- さすが大学生で、自己分析が正確なので、なるほどなと納得してしまいます。
離さない射は、エキスパンダーを引いているのと同じなので、体力の限り持ち続けられるのは当たり前ですね。
離す射は、いつでも発射できる危うさを馬手に用意しておく必要があり、前者とは全くの別物なのです。
@会まで引いてくるのに途中で出てしまうような恐怖がある。
Aそのため、弦にしがみつく馬手になる。
Bしがみつくと、どう離して良いかさっぱり分からない。
Cだから、落ち着く前に反射的にさっさと離してしまわざるを得ない。
想像するに、こんな悪循環があるのではないでしょうか。
提案としては、馬手の力加減を体得することです。
弦枕に弦を掛けてその親指を二指で軽く引っ掛けるだけ。ひねりとギリ粉の摩擦のみで心配要らないことを体に覚えさせる。
巻き藁で、半引きから軽い離れを繰り返す練習をやり、徐々に引き尺を大きくしてゆきます。
本件は、いつでも軽い発射が出せる馬手に対する、自らの絶対的信頼を得られるかが鍵になると思います。
離れを出さない練習は、これ以上やっても、全く別物なのであまり意味が無いように思います。
- 4:aid kightさん (13-07-18 13:17, ID:Hg.oZqk [36919])
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- 天龍さんがおっしゃるように、馬手手の内に工夫が必要だと感じます。
コンパクトかつ親指を伸ばして作り、形を保ちつつ一度力を抜きます。あとは別段力がいるのではなく、形が崩れない程度の力で十分です。
あとは、文章からの類推となりますが
@出尻鳩胸など胴造りが悪い
A大三での移行で、勝手肘に力を取れていないので手繰る
B引分け・会での割り込み・開きがたりない
ような印象を受けます。
同輩の方にみとっていただき確認して頂いてはどうでしょうか?後半は類推の為御参考程度にお願いします。
- 5:快晴さん (13-07-19 03:15, ID:ZI6V6D2 [36921])
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- みなさんお早い回答有難うございます。
天龍さん、aid kightさんのおっしゃる通り、馬手はガチガチになっており、馬手の親指が的でなく完全に自分の前を向いてしまっていて、かけの親指の部分の形が変形してしまい、かけ溝が2つできている状態です。
恐怖心と言えば、引き分け途中に離してしまう恐怖と、口割についたらすぐ離してしまうという恐怖があり、引き分け途中にそういうことが頭によぎると引き分けスピードが急に失速し降りてこなくなります。
かけに関しては買いなおした方がよいのでしょうか・・?
- 6:天龍さん (13-07-19 09:52, ID:k/RFHFE [36922])
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- 弦枕を目視して、二段になっていようが本来の溝がしっかりしているならそのままで練習したらいかがですか。新品では余計に怖いし、同じように型を崩していまうでしょう。
快晴さん
馬手の改善が第一義だと思うならもう議論はいりません。今までと同じ練習を繰り返してもだめなことははっきりしています。
自分の頭をしぼって方法論を見つけてください。
恐怖があるなら、初心者用の10kg以下の弓。耳の後ろまで引くのが怖いなら、半引き。反復練習には巻き藁が向いている。
部内の統率に影響がありそうなら、指導者や幹部に特別メニューでの練習の許可をとる。
とにかく、実行に移すことです。
- 7:王道の狛狗さん (13-07-19 12:58, ID:QMPpk9A [36923])
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- これは精神的なものが原因ではなくて、馬手手の内或は取り懸けの不良が原因だから、
早気とは言わないのでは?
(結果的には精神的にもドキドキしていると思いますが…)
会が短い射に安易に「早気」という言葉を当てはめてしまう指導者が多いと感じます。
そして、精神的な問題で片付けようとします。
言われた本人は当然自分の気持ちが問題だと落ち込んでしまい、本来の技術的な解決に向かう意欲を削いでしまいます。
快晴さん、技術的な糸口が見つかって良かったですね。
今の懸けが二段の懸け溝で不安があるなら、以下のような方法もあるのでは?
1)初心者が使う親指だけのチョン懸で矢束まできちんと引き、離す
2)或は和帽子を使って同様のことをする
いずれにしても弓の力を馬手拇で感じながら、肩線をきちんとし、伸び合うことは会得できると思います。
その先に、自分の懸けに戻るのもいいかと。
環境が許せば、巻き藁よりも
初心者同様に真ん中の的に立つことを勧めます。
暴発しても自分の矢が地面を擦って傷つくだけですので、気が楽になります。
矢を壊しても、それは馬手解決の授業料だと思いましょう。
- 8:aid kightさん (13-07-19 19:22, ID:Hg.oZqk [36926])
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.0; rv:22.0) Gecko/20100101 Firefox/22.0
- ユガケは修理するのが一番です。近隣の弓具店や征矢弓具(HPを参照下さい)に問い合わせてはどうでしょうか。
修理中は和帽子やチョンがけ・押手がけを右手にさすでもよいと思います。
練習は、丹田呼吸・手の内・目遣いにこだわって練習されるとよいでしょう。弦枕は、上述の通り修理するか、もし自信があれば不要な部分を薬練や皮で埋めてはどうでしょう。もちろん弦枕に合わせて中仕掛けもつくって下さい。
重要なのは、言い訳できないように環境・道具を整え決断しやるのみです。たとえ会が浅くとも、自分でやると決めた射技をやりぬいてください。
- 9:快晴さん (13-07-20 13:22, ID:ZI6V6D2 [36929])
Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 10.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/6.0; YJTH3)
- 有難うございます。今日修理に出してみようと思います。
また、馬手の力を抜き、極力力をかけずに引き分ける練習をしているのですが、どうしても鼻のほんのちょっと下まで降りるか降りないかぐらいまでで動きがとまってしまいます。またなぜか矢飛び、矢勢が悪いです。引き尺はちゃんととれていると思います。
口割につけて会をもとうと意識すると、どうしても力が入ってしまい、それでも口割に降りてこずに悪循環となってしまいます。口割まで降りてこなくても馬手の力は抜いたほうがよいのでしょうか・・?
また数か月前に一度弓の重さを下げて練習したことがありそれでも失敗したのですが、弓のキロ数を下げるのも行った方がよいのでしょうか?現在引いているものは1年間使っているもので、素引きでも全然軽い方です。
- 10:aid lightさん (13-07-20 13:44, ID:E183BV2 [36930])
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.0; rv:22.0) Gecko/20100101 Firefox/22.0
- 力を抜くのは大切ですが、最小限の力必要です。たぐりや力を抜くあまりに捻りの不足、親指が下を向くなどがありませんか?
また口割は頬付けの下限です。鼻割から口割の間で、矢束がとれ・肘が浮いてなければどこでもいいと思います。
矢勢が悪いのは、引きっぱなしで離れなくなった為かもしれません。やはり射を拝見しない限り細かい事にかけてはお答えするのは難しいです。
ぜひビデオや看取り稽古を活用してください。
弓力は、下げて徐々に強くするのがいいと思います。弱い弓でできない事が強い弓でできるとは思えませんから。ただ弱すぎる弓は力圧を全く感じれないのでやはりそれ相応の弓力は必要です。
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