弓を引いたあとのことについて (投稿2件)[1〜2]
- 1:犬咆さん (13-02-02 22:04, ID:NBF7bDI [36232])
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- いきなり失礼します。
弓道を始めたばかりの初心者なのですが、弓を引いたあとの余韻…というんですかね?
それはどういった意味があるのでしょうか。
友人からは一種の礼儀だと聞いたので、なるほどと思いつつも一応調べたのですが、よく分からなかったのでスレッドを作成させて頂きました。
馬鹿げた質問だと思いますが、どうかよろしくお願いします。
詳しい説明も頂けると嬉しいです。
- 2:弓自射之さん (13-02-03 00:31, ID:WNFr/m. [36233])
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- こんばんは
>弓を引いたあとの余韻
八節の「残心(残身)」のことだと解釈して書きます。
連盟の教本の文言を引けば、
「(前略)一貫した射が立派に完成されたときは、『残心(残身)』も自然立派であり、(中略)『残心(残身)』の良し悪しによって射全体の判別ができるし、射手の品位格調も反映する。」
とあり、射を評価する上で重要な意味をもつとされています。
ただ、「残心(残身)」はあくまでも射の運動の結果現れた自然の姿であるとも言います。わざわざ意識してポーズをとる必要はありません。作られた残身は射本体とは別物であり、評価の意味がないからです。
若者には若者なりの、おじいさまにはおじいさまなりの、初段には初段なりの、八段には八段なりの残心(身)があってしかるべきです。例えば始めて数ヶ月の高校生に誰もが認めるような射品を求めるのは無理というものです。
また、別の例を出せば、どうみても弓力に負けて、引き尺も十分にとれていないのに残身だけ両手を伸ばして5秒も10秒も動かない人がありますが、あまり良いこととは思いません。まあ、技量相応を良しとするといったところでしょうか。
内容的には、我々はまだまだ射形の完成を目指している段階であるため、反省の時間にするのがよいかと思います。全身の感覚が残っている離れの直後に問題点を洗い出すわけです。
長文失礼しました。
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