妻手の違和感/平付け (投稿8件)[1〜8]



1:uniさん
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「暴発が怖く、弓が引けません…」という質問を前回させて頂きましたuniと申します。
今回、妻手のことで悩みがあり書き込ませて頂きます。

私は、一ヶ月程前に整形外科にて「腱鞘炎」との診断を受け、一週間程弓を引いておりませんでした。
しばらくして治ったと思いましたので、弓を再開することにしました。
しかし、以前のように12kgの弓が引けず、現在では10kg程の弓力の弓を引いております。

先日より巻き藁をすることが出来るようになったのですが、以前の暴発の恐怖や弓の重さで、大きく引き分けることができません;
自分の身体の前に妻手があり、平付けになっています。
肩に力が入り、後ろに引き込むような変な感じになっております…;
素引きでは捻れているようですが、矢を番えると捻りくいようです…。



これ以上大きく引くと、暴発してしまうかも…と大きく引けてない気がします。
また、暴発しないように指に力が入りすぎていて引き終わると痛いです(涙)

こんな私は、何から治せばいいのでしょうか?
どなたがアドバイスお願い致します。

2:百夜 ◆WR1hQljoさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:10.0) Gecko/20100101 Firefox/10.0
ん〜、暴発への恐怖から弓を体に寄せられていないことが「平付け」の原因の一つにもなってるのかな。

カケの構造上、手の甲が脇正面を向くと帽子の腹が下を向くことになって、
弦枕が弦を保持してる部分が解放されやすくなり、暴発しやすくなります。
そうならないように手の甲を天井に向けるわけですが、このとき「捻ろう」とすると手首に力が入るだけで体に寄ってこない場合があります。
更に「大きく引こう」とすると馬手拳が体の前を遠回りして、肘が後ろに入ります。
こういう場合は、「捻る」よりも「馬手を肩に乗せる」とか「馬手全体を起こす」、
「弓の中に体を入れる」イメージを持つと改善されるかも知れません。

ただ、弓の中に体を入れることには恐怖心を感じることと思います。
その場合は、徒手やゴム弓でまず形を確認し、
形がつかめたら8キロとか暴発しても比較的痛くない弓で引くのはどうでしょうか。
8キロで大丈夫だと思ったら、10キロに変えれば良いとおもいます。

恐怖心や緊張の克服には、前のすれのぴろりさんがおっしゃっていたように、
あまり怖くない練習から始めて徐々に段階を踏んでいくと言う練習法が効果的です。

最後に、弦枕が浅すぎないか一度確認してもらいましょう。

3:中仕掛け人参上さん
DoCoMo/2.0 P904i(c100;TB;W20H13)
>>こんな私は、何から治せば・・・>>
先ずは
@腱鞘炎
肩のようですが、短期間で痛みが取れたとしたら、治療が良かったからで まだ自らの治癒力が生かせてないかもしれない。
焦らず、時間をかけて治して下さい。
A弓力を下げる。
体に負担をかけないためと、恐怖心を軽減するためです。
B馬手(妻手)は ひねらず・ねじらず。
ひねる・ねじる感覚は、手首から先の力になりがち。
弓構えの際両腕とも肘から親指の筋肉を意識し、軽く内転させる。そのまま打ち起こし。つぎに大三の状態で、45°になってる腕の方向に(斜め上方向に)肘から親指までの筋肉を意識しつつ、力まずに押し上げるように意識してください。
絞る感覚が出来ると思います。
弓手も同時に、肘から親指までを軽く絞る感覚で。
風呂の手拭いで試して下さい。
左右の手首で力いっばい『ひねらず・ねじらず』とも、軽く絞り左右に引くと 水は出てきます。
弓も同じく、軽く絞った状態で大三→三分のニ→会 と移行して行くと、馬手(妻手)は自然に絞れてきます。
正しい会は、会の形でなく働きを言います。途中が間違っていたら正しい会には入れません。

uniさんが今一番にしなくてはならないことは、@です。
本当に完治したらAです。
Bについては文面では理解しにくいかもしれませんが、@Aが完了すれば試して下さい。

頑張ってください。

4:中仕掛け人参上さん
DoCoMo/2.0 P904i(c100;TB;W20H13)
【追伸です】
肩の腱鞘炎 及び 暴発の怖さが、打ち起こしを低くしてないですか。
基本45°です。(60°とか高すぎると、両肩が抜けがちになりますが。)
肩の故障をかばい可動域を小さくし、暴発の怖さから弓を体から遠ざけたい・・・と 無意識に30°位になってたら、平付けになりがちですよ。
体から弓が離れると弓力は今までより強く感じます。
参考まで。

5:uniさん
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百夜様
アドバイスありがとうございます!

軽い弓でずっと引いていたいのですが、
私は現在、高校二年生で県総体や練習試合、引退などを目前に控えております;
早く元の弓で引かなければ…
たくさん矢数をかけなければ…と気持ちばかりが焦ってしまいます。
無理をしても駄目だと分かっていながらも、これからを考えると不安になります。

とにかく今は焦らずに、
「馬手を肩に乗せる」「馬手全体を起こす」、「弓の中に体を入れる」イメージで引いていきたいと思います。

ありがとうございました。

6:uniさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.30618; .NET CLR 3.5.30729; .NET4.0C)

中仕掛け人参上様
アドバイスありがとうございます!

整形外科では、レントゲンをとってから、湿布薬しかもらっていません…。
弓は、二週間程引いておりませんでした。
(うち一週間はゴム弓を引いていました)
肩に負担がかかるようなひどい引き方しか出来ない自分が悲しいです。

軽く絞るような感覚ですね。
また明日、弓道場で友達に見てもらったり鏡を見たりしながら、妻手を確認してみます!

打ち起こしは、元々普通に引けていた頃に高くしていましたので、その癖で高くしてしまいがちです…。
ですが、最近は腱鞘炎になってから肩を上げると痛み、低くなっていたように思います。
45゜を気をつけて頑張りたいです。

ありがとうございました。

7:百夜 ◆WR1hQljoさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:10.0) Gecko/20100101 Firefox/10.0
あんまり「頑張ろう」という気持ちが強くても、強すぎる気持ちが逆効果になることもあります。
気持ちが焦るときほど落ち着いて。

練習しないと不安かもしれません。
しかし矢数をかけるだけが練習ではありません。
矢数をかけられないときは、少ない矢数にあわせた練習をするのです。
まず理想の射を頭の中で構築し、事前に形を確認し、力の流れをイメージする。
そうして一射一射の中身を濃くすることが大事になってくるはずです。


ここからは蛇足
大事な試合が迫ってるけど故障などで調整が間に合いそうに無い。
焦りますよね。
色々な意見を聞いて色々試してみるのも良いですが、
最後の最後に自分の射の拠り所・柱になるのは「今までしてきた練習」以外にありません。
uniさんが困難を乗り越えて、積み上げてきたことを出し切れるよう、
ささやかながら応援させていただきます。

8:中仕掛け人参上さん
DoCoMo/2.0 P904i(c100;TB;W20H13)
文面から察すると貴方は責任感が強く、部の中核におられる立場なのでしょう。
『離れが出ません』のスレで数日前、自分の事を書きましたが 大学3回生の時、殆んど弓を引いてません。
焦らず 今 自分が何をすべきか。何をしたら部に貢献できるかです。
思いきって新学期まで休み、完全に治してから再開するのも 勇気ある決断です。
気持ちを入れれば、1/3の矢数で的中維持は可能です。
でも完治し不安が取れる事が大前提ですよ。
弓にも部活にも生き方にも、あまり『力まず』に リラックスしましょう。


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