大三の肘って? (投稿6件)[1〜6]



1:モーリンさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
 大三について教えて下さい。
大三に移行するとき、弓手に妻手は取られることで的方向に弽が向き、肘は位置を変えず・・・・この後この肘は折るのですか?
それとも、弽が取られた分だけ柳のようにしなるのですか?
今までは(5年間)折るのだと思ってそうしていました。
しかし、折るように見えて本当は?と疑問を持つようになりました。
きっかけは、妻手の張りについて考えるようになったからです。
皆さんいとも簡単に妻手の張りを手に入れているのに、私は全く感じません。
5年間もこのままだった事を考えると、カクンと結果的に折れて良いのかもしれませんが、もし柳の木がしなるように妻手の肘を生かすのならば、大きな、それこそ大きな勘違いをしてきたのかも知れません。
わかりづらい文章でしょうが、是非教えて下さい。

2:いさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:8.0) Gecko/20100101 Firefox/8.0
関節の可動範囲は骨の組み合わせ方により制限を受けます。

大三への移行に際して縦線を適正に保つと、特に腕に力を入れなくても、弦に引かれながら右ひじは曲がっていきます。このとき左腕を適当な位置に保つ筋肉は、姿勢を保つ下半身から腹部近辺の筋肉ってことになりますかねえ?

で、この状態から会から離れに至り的中を得るためには、弓構えで作った左右の手の内が適正なものでないといけない。

結局8節中前半4節が適当なところからずれていると、自然に引くととんでもないことが起きますから、各節でチョコチョコ位置関係や力加減を調整して暴発や引き分けられない状態を回避するしかなくなります。

3:養心さん [url]
Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:7.0.1) Gecko/20100101 Firefox/7.0.1
モーリンさん
私が大三に移行するときの感覚をお話します。
弓構えでは左右の腕が縦の楕円形になっていて、背中の両肩甲骨を前方に両肘とともに前方に押し出しながら、打起します。(弓手よりも、妻手肘で弓を持ち上げていく感じ)

その妻手肘で腕が45の角度まであげていきますが、両腕の楕円形の大きさは打起し終えるまでは変えない。(吸う息で打起しがスタートし、打起しが終えて息を吐く)

息を吐き終えて、次に吸う息になるのをキッカケにして、大三への移行に入ります。
大三へ移行する際、両手の高さは、下げずに高さをキープすること。

大三へ移行する際、妻手肘が、的方向に動くことも、その反対方向に動くことがないように、その前後の位置はキープしますが、大三に移行するにしたがって右肘を頭の上に近づける感じで、右上腕をかぶりあげていきます。(上腕の角度が45度から60度位に移動することによって、肘が体に近づき上方向に動くが、肘を折り曲げる感覚は無いです)

大三へ移行する際、弓手の肩根から動き始めて、その左腕で妻手前腕を的方向へ引っぱっていく感覚で、両肩を斜め上前方へ押し出すように肩を開きつつ、大三へ移行します。

大三に移行し終えたら息を吐きますが、この息を吐いている間(ま)の時に、ユガケが弦に引かれている感じの力を右肘に受け取ります。この時の右前腕の感覚が「妻手の張り」と一般的に言われているのでしょう。

大三から更に引分けに移行する際は、息を下腹に納めるように吸う息で、弓手を優先に両肩を開く気持ちで、矢が水平で体と並行に保ちながら、妻手の手を下げることなく肘を斜め後ろ下におろす感覚で、会まで左右均等にバランスを取りながら、矢束いっぱいになります会になりますが、同時に的付け(ねらい)と頬付け(口割り)と胸に弦が接触(むなづる)し、吸ってきた息は下腹に九分溜めて(満杯にはしない)、会では下腹(丹田)に溜めた息の圧力を利用しながら縦腺に伸びる力を生かしつつ両肩根を詰合い、矢筋方向への伸合いで離れを出します。

以上は私の感覚であって、感覚は人それぞれですから、モーリンさんの感覚と一致はしないと思いますが、参考になれば良いですね。

4:モーリンさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
いさん、養心さん、ありがとうございます。
妻手の張り、この張りという感覚がわからないまま来てしまいました。
この張りを考えたとき、私は大三で、弓手に弽が取られ始めるなり、右肘の位置をそのままに、肘から折れていく感じにしてきました。例えると、肘までが釣り竿、肘からが糸という感じです。
これで右腕の二の腕を張ろうとすると、グーっと上に張り上げる感じになります。

所が、ひょんな事から(初心者を見ていて)大三で肘から折っている方がいました。確かに見た目ではそう見えたから初心者はしているのでしょうが、何か違うと感じました。自分の大三が美しくないのも、肘から先が糸と思っているからで弓手に引かれて平に肘から折れています、いや、折っています。これが柳の枝のように肘からカクンと折れるのではなく、しなるのだとすると張りという事から言えば、こちらが正解なのでは?と思ったのです。
肘を折ると言う感じではないとの事ですので、やはり私の大三への移行は間違っていたように思います。
もし良ければ、右肘の感覚をもう少し詳しく教えて頂けると幸いです。

5:いさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:8.0) Gecko/20100101 Firefox/8.0
私の場合は腕を意識してどうのこうのではありませんので、右ひじの感覚は気にしませんでした。

3重十文字が成立している姿勢で弓構えを取ると、そのまま打ち起こすだけで肘の位置は適当なところに決まりますし。腕が張るって感覚は執り弓の姿勢の時点で存在しこれが会まで継続します。作為的なことをしているのは多分この第1節目でしょう。

肘から指先までの弧は、1:胴体の位置決めと力の入れ具合、2:弦に対する右手の位置決め、3:右手の平の形と力の入れ具合の3つが合わさって決まります。

6:モーリンさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
いさんありがとうございます。
なんだか小手先の事にばかり気を取られ、射を崩しているのかも知れませんね。
しっかり足踏みし、胴造りを整え、平に、均等に、平行に、ただ体の開くに任せて弓の抵抗を感じていれば良いのかもしれません。
今夜は大三の形にばかり捕らわれず、この体を正しく堅持する事を中心として、左右均等に引いてみようと思います。
ありがとうございました。


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