早気という状態を再考する。 (投稿35件)[11〜11]



1:くさん
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最近、自分の射について頭を悩ませている若い射手達がこのサイトに助言を戴きによくいらしているのを見かけます。
その中で少し気になったのが、早気についてです。

重度・軽度、いろいろと早気の症状はあるかと思いますが、自分の射の状態を「真の早気ではない」や「完璧な早気ではない」、「早気の一歩手前」といったような表現をする方が見受けられます。
そこで、ふと思ったのですが、早気という状態は、どのような状態になれば早気なのでしょう。

いろいろとサイトを見ておりますと、「口割りにつく前に離すのが早気」であるや、「会が3秒以下の状態を早気という」など、早気の定義が曖昧な状態になっているようです。
※文献につきましては、小生恥ずかしながらあまり本を読む機会がなく、どのような表現になっているか申し訳ありませんが、存じ上げません。

今一度、早気とはどのような状態なのか、再考した方が良いのではないかとこのスレを作成させて戴きました。
若い人たちにもこのスレを見て戴き、実は自分は早気だったのか、と自覚出来るような投稿があれば良いなと思います。


僭越ながら、私が思う早気の状態は「コトバンク」というサイトに表記されていた「自分の意思に反して離してしまう癖」だと思っております。
従って、会が5秒あっても、本人はもう少し持ちたいと思っているにも関わらず離れてしまえば、早気ではないかと。
このような感じで各々が思う早気について書き込んで戴ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

11:弓引く河童さん
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私が書き込むことに対し不快感をもたれた方がいましたら予めお詫び申し上げます。またくだらないことを書き込んでいるな、と読み飛ばさしていただければと思います。

今までの早気に関するスレッドやレスを読む限り、私の印象では、真の早気とそうでない早気があって、それらを暗黙の了解の内に漠然と区別している印象があります。このスレッドは、若い人が早気を自覚するという目的のために立てられたと理解していますので、私自身が早気になり経験したことなどから、真の早気と呼ばれるものに至る段階を書いてみたいと思います。

1、頬付けまで引き込むことが出来、狙いを附けることも出来るが、目標とする秒数まで会がもてない
2、頬付けまで引き込むことが出来、狙いを外した状態では会が保てるが、的に狙いが入った瞬間すぐに放してしまう
3、頬付けまで引き込むことが出来るが、狙いを外した状態でも意志に反して放してしまう
4、頬付けまで引き込むことが出来ない

おそらく3、4あたりが真の早気とよばれるものだと思います。
この段階には個人差があり、1になったと思ったらすぐに4までなってしまう人もいますし、1の段階で直すことが出来る人もいます。ちなみに私は2の段階までなり学生時代に治すことは出来ませんでしたが、弓を1年ほど引かずに社会人になって弓道を再開したら自然と治りました。

その経験上早気は、早気になった期間と同期間以上(つまり早気の状態が一ヶ月続いているなら一ヶ月以上)全く弓を引かなければ治ると思います。ただし治った後も、早気になりやすい体質だと自覚して、早気にならないように気をつけて練習することが必須です。

個人的には早気とは、離れとの意思疎通の問題というよりも、会との意思疎通の問題だと思っています。なぜなら、自然の離れ(雨露離の離れ)が目標とされるのであれば、それも早気となってしまうからです。

結論としては、とりあえず目標の秒数が保てないのであればそれは早気だと自覚し、なるべく早めに対処することが重要だと思います。


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Re:早気という状態を再考する。
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