肘で引く (投稿3件)[1〜3]
- 1:早気さん (11-07-08 10:46, ID:4eiYt42 [32501])
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こんにちは。
以前も矢所のことで、投稿させていただきました。
私の矢所はいつも前で、一人前の人の的に中るほどです。
肩線のことをご指導いただき、気付いたのですが
妻手にかなり力が入ってしまうんです。引き分けは肘で引いているのですが、
妻手に力が入りすぎて、拳を肩にたたみこむような形で引き分け、会もつらすぎて持てず、前にぶっぱなしてしまいます。
引き分けのとき、背筋で引くにはどこの筋肉を意識すれば、妻手に力は入らないのでしょうか。
- 2:鷹司カオルさん (11-07-08 16:10, ID:eLI9c9k [32502])
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- 【log#985a】
前矢が益々盛況でお困りのご様子ですね。
「肘で引く」と普通言ってしまいますがよく考えるとあまり適切ではありません。肘は関節であり筋肉ではないからです。上腕で引くと言うならあり得ますがこれでは「上腕でその先の前腕(や前腕を介して弦を(弓道的には弓を)を引くことですから文法的には良いのですがこれでは(屈筋たる上腕二頭筋)を使う事になり弓技としては好ましくありませんね。また、前腕で手首・手を引くのも同じで更に拍車を架けている様なものです。
ここは「肘を引く」と言うのが弓技としても適切であると思います。つまり背筋群で上腕を引き(その結果として)肘を引いてくるのです。肘は関節でありそこで折れますから結局肘から先は弦に引かれる状態になり、八節図にある「筈がここ(肘)まである気持ちにて・・・」というようになります。こうすれば肘から先は弦に引かれている状態となり、>会もつらすぎて持てず、前にぶっぱなし…
ということもなくなるでしょう。こうしてこそ「引き筋=矢筋=矢の箆(の)」が成り立ち、(他の要因との関係も有りますが)前矢はかなり減ると思います。
「他の要因」をスレから探してみますと、やはり、
>前にぶっぱなし
てしまう馬手に弓手も同調してしまい前に出ているものだと推測します。それにしても
>一人前の人の的に中る
というのは(三立で大前の的に入るんですか?)ちょっと想像を絶しますね。
- 3:早気さん (11-07-09 08:50, ID:4eiYt42 [32503])
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いつも丁寧なコメントをありがとうございます。
肘を意識しすぎて、自然と力が入ってしまっていたのですね。
今度から、背筋を意識して引けるように練習していこうと思います。
私は、大学で弓道をしているのですが、先輩に、
「離れで肩線が前にぶれている」とご指摘をいただいたことがあります。
自分としましては、弓手を後ろに振っていたつもりで、中々実感がわかなかったのですが、納得いたしました。
試合では、相手校の道場で試合をさせていただいたとき、前に飛びすぎて、看的に矢がぶちあたり、矢が曲がったというような苦い経験もしております。
まだ弓道を始めて2年半ですので、じっくりと練習していこうと思います。
お忙しいところ、ありがとうございました。
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