押手の腕が (投稿15件)[1〜15]



1:矢弓さん
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いつもお世話になってます。
高校二年の男子です。

打起しのときに天文筋をつけたまま
打起すと前腕の筋肉が痛くなります。
これはみなさんこういうものなのでしょうか。
それとも射がおかしいのか。
それとも筋肉が無いだけなのか。
どなたか意見をお願いします…

2:くらいぜるさん
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もしかすると、筋肉が痛んでいるのではなく、筋(スジ)が痛んでいるのでは…?
骨格的に、天文線をつけたまま打ち起こすと、痛みが走るという事なのかも知れません。

周囲と極端に違う部分がなければ、無理せず、天文線をつけずに打ち起こすのも、選択肢にあげておいた方が良いような気がします。

3:矢弓さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.1; ja-JP) AppleWebKit/533.19.4 (KHTML, like Gecko) Version/5.0.3 Safari/533.19.4
筋ですか…
骨格の話は確かに可能性はありますね…

痛いというかしんどいみたいな感じなんで
少しなら大丈夫なんですけどね…

4:天龍さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB730; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
天文筋と外竹左角を合わせる。これは、
@五重十文字のひとつ手の内と弓の規矩を守る。
A角見を利かせるために、その対角にある弓の左を制御する。
B離れの衝撃から繊細な狙いを守る。
などその目的が思い浮かびます。
考えてみれば、皆、会から離れにおいて必要な役割です。それをやりにくいのに、打ち起こしから不自然な形にしてまでこだわることはないと思います。引き分ける段階で合わせれば良いのではありませんか。

5:におちさん
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正面打起しであるとして、打起しが体に近過ぎるということはありませんか?
天紋筋は弓構えから離れまでは一貫して左外竹と密着していなければなりません。
尤も、弓構えでは密着すると肘が張れないので、沿わせる感じですが。

そもそも弓構えではどうなのでしょうか?

打起しで天紋筋が左外竹と離れてしまうと、肝心の大三の受け渡しの時に天紋筋がずれて、手の内の不正を招くことになります。

打起しの様子が分からないので何とも言えませんが、体との距離や矢が体・床面と平行を保ったままになっているか確認してみてください。

6:におちさん
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あと、弓構えから特に大三までは手の内は握らずにゆるゆるであることが必要です。
あまりしっかり握っていると打起しで前腕に負担があるかも知れません。

7:矢弓さん
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みなさん返信ありがとうございます。
すみません正面打起しです…
弓構えでは普通についてますね。
普通じゃないのかも知れませんが…
体との距離は大丈夫だと思うのですが
矢が体・床面と平行を保ったままというのは微妙ですね…
どうしても矢が前を向いてしまいます。
手の内は少し握っているかもしれません

8:におちさん
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弓構えでは、肘を軽く張るため天紋筋と弓左外竹は密着はしないと思います。弓構えから救い上げるように打ち起すと、肩の高さ辺りで弓の張り顔が体と平行になり、ここから天紋筋と左外竹が密着すると思います。

弓構えが腕を突っ張るようになっていませんか?
矢が前を向くというのはどの時点でなのか分かりませんが、前を向く場合は弓手が伸びすぎ突っ張っている場合が多いと思います。

9:矢弓さん
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構えでは、肘を軽く張るため天紋筋と弓左外竹は密着はしないというのは初耳ですね…
ひじの張りが足りないのでしょうかね。
知らなかったことばかりでためになります。

突っ張るようにはなってないはずです…
少し前までなっていましたが今直しています。
弓構えや打起しで前を向くのは少しなら大丈夫ですかね?

10:鷹司カオル さん
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 矢弓さん通り掛ったものですから横から失礼します。更なるアドバイスをいただけると思いますが・・・。
 弓構えでは本来弓を握るというのではなく「やんわりと」保持していると思います。これで肘を張りますと弓から天紋筋は離れて空間ができるので、におちさんは「密着しない」と表現なさったと思います。打ち起こす時には弓の傾きにも気を使い手の平で調整していきますのでその方法として天紋筋に弓の角がつくようになるのだと思います。
 突っ張らずに「どうしても矢が前を向いてしまう」のなら(三重十文字はokとすれば)馬手がもう無意識の内に既に引きにかかっていることが考えられます。
 矢は常に的線と平行でなければなりません。矢先を前に向けてしまうことは最大の汚点・審査の先生に失礼だとも言われています。いつ(暴発などで)離れてもいいように矢は的の方へ向いているべきです。
 
 ハィ、どうも失礼しました。
 

11:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; BTRS28059; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>肘を軽く張るため天紋筋と弓左外竹は密着はしない
要は5で言っている、
「天紋筋は弓構えから離れまでは一貫して左外竹と密着していなければなりません。
尤も、弓構えでは密着すると肘が張れないので、沿わせる感じですが。」
というこことを言いたいのですが、弓構えで左右の腕が相対するように軽く肘を張り、手の内をゆるゆるにしていると、密着というほどピッタリには付かないと思います。
もし、完全にピッタリ付く場合は腕が伸びすぎなのでは無いかと思います。

弓構えは教本図解で「弓懐 左右の肘を軽く張り大木を抱えた気持ち」とあります。
図を見ると肘をかなり張り出した様子ですが、あくまでも大木を抱えた「気持ち」ですので、腕は伸ばし過ぎず、丸め過ぎない形になります。

ただ、骨相によっても違うので、上記の通り弓構えをしても天紋筋に密着できるならそれで良いと思います。
要は天紋筋が密着なのか沿わせる感じなのかというより、両腕の形や肘の張り具合のほうが大切であり、ご質問の前腕の痛みの解決に結びつくと思います。


>弓構えや打起しで前を向くのは少しなら大丈夫ですかね?
教本図解では打起し以降の矢と狙いの真上からの図がありますが、常に体と平行です。
教本第4巻にはところどころで「弓構えで矢の線は足踏みに揃う」とあり、弓構えでも体と平行であることが分かります。

弓構えで左右の腕が均等に向き合っていて、正しい手の内・取り懸けであれば矢は体と平行であるはずです。

12:矢弓さん
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におちさん、鷹司カオルさんありがとうございました。
お二人の返信をみると
やっぱりまだまだ未熟だなと強く感じました…
詳しく教えていただき本当にありがとうございました。

もう少し聞きたいことがあるのですが
どうやら僕は天文筋をつけるようにするために
手首をひねってつけているようです。
みんなそうだと思っていたのですが今日聞いてみると
みんなはそんなにはひねってなく、
僕のやりかただとみんな痛いようです。
つまりこれが痛みの原因のようです。
いろいろ試したのですがやはり手首をひねらないと
天文筋はつきません…
天紋筋が密着なのか沿わせる感じなのかというより、両腕の形や肘の張り具合のほうが大切であるというのは
納得ですがやはり気になったので
改善方法がもし分かればアドバイスをしていただけたらと
思います…

13:鷹司カオル さん
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 矢弓さん、実際に貴方の射業を見てないので詳しいことは分かりませんが、人によって多少の骨格の違いはあるかもしれません。打ち起こしは高く上げているので余計にそうかもしれません。「正面打ち起こし」は大三で手の内を定めますから打ち起こしから大三に捌く時に、弓の外竹左角を天紋筋にピッタリ合わせる様にもっていけばよいと思います。ご存知のように天紋筋とは手の平を屈に畳む時の折れ目(俗に言うカネヅカミの場合はその線)ですからこの筋に弓がピッタリ添っていないと安定しませんよね。
 改善方法とまでは行きませんでしたが、大三以降はしっかりつけて押し開いていってください。
 

14:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1) ; MEGAUPLOAD 2.0)
>どうやら僕は天文筋をつけるようにするために手首をひねってつけているようです。
まさしくその通りだと思います。
正面の場合、正しく円相が取れていれば、弓構えで天紋筋を左外竹にぴったりくっつけようと思うと手首は捻らないといけないハズです。
ただ、天紋筋と左外竹の密着をまったく無視して良いかというと、それでは手の内の十文字が最初から崩れてしまうので沿わせるだけで良いということです。沿わせてさえいれば十文字は維持できますので。

弓構えにおいて、左右の腕が相対するためには、軽く肘を捻らなければなりません。そして、両肘の内側が相向き合うことがポイントです。腕は伸ばしすぎず、また上から見てくのように肘が出っ張ってもいけません。
肘を軽く張るということの意味は、この時すでに弓手の回内と馬手の捻りの第一段階が済んでいるということです。
そして、弓構えの馬手の前腕の成りは、そのまま打ち起し・大三を経て会まで維持されます。
弓構えは会で必要な働きをすでに準備している段階であり、それだけに非常に大切だと思います。
また、馬手の捻りは下弦を取るべく前腕ごと軽く捻ることで、手繰りや平付けになることを防ぎます。
これらのことが満足できた時に、弓構えの時の矢は水平であり、体と平行になります。
ただ、厳密には体と完全には並行にはなりません。
故に「足踏みの線に沿う」という表現になっています。
これが、打ち起しの過程で完全に水平であり、体と平行になれば良いわけです。

天紋筋は、今村鯉三郎範士の言葉では「扉の原理の蝶番の役割」とありますが、角見の働きの原則になります。
なぜ十文字が大切であるか、天紋筋を密着させなくてはならないか、はたまた弓構えで肘を張る必要性など、射法で必要とされたことに意味のないことはありません。
それぞれの役割を自分なりに納得することで初めて技となります。

その辺を研究しながら一歩づつ改善していってください。

15:矢弓さん
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鷹司カオルさん、におちさんありがとうございました。
お二人のお話はとても参考になります。
これからも研究しながらがんばろうと思います。
これからもよろしくお願いします。


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