手の内 (投稿11件)[1〜11]



1:ぷさん
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こんにちは

以前どこかで

弓は握らないで、手を開いたまま、挟んだままで引けます

というのを聞いた(見た?)のですが、それで引いてみたところ離れの時に弓が的方向へ飛んで聞きました。

これはうまく手の内が働いていないという認識で大丈夫でしょうか?

2:真如さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3; msn Optimized IE build03;JP; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 1.1.4322; msn Optimized IE build03;JP)
残身で弓が手の内に残っているかどうかの問題ではないと思います。
手の内が上手く働いたかなどの検証なら、まず矢飛びが良かったかを論ずるべきですね。

実射を1ヶ月でも経験していれば、開いた手でやって、弓が飛んでいくか落ちるかぐらいは、やる前から予想がつくと思いますが・・・。

きちんと、基本をやっていって方が良いと思います。

3:鷹司カオル さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/533.4 (KHTML, like Gecko) Chrome/5.0.375.126 Safari/533.4
ぷさん、こんばんわ。
その書き込みは、私かも、かもしれないです。検索してみましたが分かりませんでしたけれどもね。そうだとして…
>弓は握らないで、手を開いたまま、挟んだままで引けます
それはそうですよ。引くことは出来ます。でもそのまま離しても大丈夫だと入っていませんよ。多分、こういう書き込みをしたのは、引き分ける時握る癖がある方へのアドバイスであったかなと思うのです。「基本の弓道」で石山先生もDVDで見せていますね。また「詳説弓道」p.116でも「左手指を開いて拇指と人差指の間に弓を挟んだだけでも会の形は保たれる」と記されています。「この握り締める力は、前腕・上腕の屈筋の作用で行われ……射のためには不必要な力であり、悪い影響を残す力である」とも述べられています。
 因みに、ぶさんは今回押していて離れでは握らなかったわけですが、もし握り込んでいて弦切れを起こすと弓を落としてしまいますよ。まぁ、お分かりかと思いますが。

4:真如さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3; msn Optimized IE build03;JP; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 1.1.4322; msn Optimized IE build03;JP)
弦が切れると反動は通常より大きくはなりますが、弓を落とすとは限りません。
私の経験では、落としませんね。

5:kabukouさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; Creative AutoUpdate v1.40.01; AskTB5.6; Sleipnir/2.9.4)
離れた瞬間以降、弦が矢を押している間において弓は押手に押し付けられているはずです。
しかし弦から矢が分離した後では、押手に弓を押し付ける力は失われてしまいます。絶妙なタイミングで、親指と掌で弓を挟むでもしない限り弓を落とすのも無理はないと思いますよ。
鷹司カオルさんの仰った石山先生の解説でも、中指だけは親指と輪を作っていたように記憶しています。
本田流では手の内の練習過程で弓を落とす事が許されていると聞きますが・・・本田流の方のお話を伺いたいですね。

6:ぷさんさん
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レスありがとうございます。


>2
手を開いたりせず、普通にひいたときの矢飛びはどうなんでしょうかね。自分ではいい方なのか悪い方なのかは判りません。矢勢があるとは言われますが。
僕の予想では弓が前の方に飛んでいくと考えていましたが、予想どうりそうなりました。
基本とは教本に書いてあることでしょうか?


>3 もし握り込んでいて弦切れを起こすと弓を落としてしまいます

というのはなぜなのでしょうか?
まだ弦が切れた時やそのほかのときに弓を落としてしまった経験がないのでよくわかりません。反動で手を開いてしまうのですか?


手の内がしっかりとできているならば、手を開いて引いて離したときにどうなるのが理想的なのでしょうか?みなさんの考えをお聞きしたいです。



昔のことなのですが、ほとんどやってこられない大学のOBの方なのですが、道場に来られたときに私がやったように手を開いたままひいておられました。そのときは巻藁でしたが弓は飛んだり落ちたりせず綺麗に弓返りしていました。今思えばその時にもっとお話しをうかがっていればと後悔しています。教士七段の方だったのですがとても衝撃を受けたのを覚えています。そのお方にお話を伺うのが一番よいのでしょうが、どこにおられるのかもいつ来られるのかもわからない状態なのです。

7:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.5; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
普通に考えれば、弓返りしてもしなくても手の内の三指を開いたままでは、離れの弓の反動で弓は的方向に飛び出しますので、かなり強力に虎口で弓を挟み込むでもしない限り弓を落とすことになると思います。

本多流、またそれ以外でも、手の内を握りこまない為に、わざと弓を飛ばすことをするというのを聞いたことがありますが、弓や道場の床を傷めることにもなり、あまり良いことでは無いように思います。

弦切れの時の弓を取り落とす件についても、かつて「締め戻し」が議論されましたが、良し悪しは別としていかに弦切れの振動が大きいとは言えども、取り落とすというのは手の内の不正(三指が開いているなど)があるのでは無いかと思います。

8:鷹司カオル さん
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 ぶさん、お早うさんです。

>手を開いて引いて離したときにどうなるのが理想的なのか
と言ってもそういう必要は私にはありませんので何とも言えませんがね。(ご質問の意図も?です。)…以下の文脈からお察し下さい。

>握り込んでいて弦切れを起こすと弓を落としてしまいます
 これは親指と中指との輪をしっかり作っていればよろしいと思いますが、不用意に油断すると打ち切り射法で無い限りかなりの確立で落としますよ。推測する理由はこうです。
 @押している力より弓成りが復元する方が強い(強さを速さに置き換えて考えれば遥かに速い)。⇒だからこれを逆に出来ればよいがこのままでは不可能。(後述)
 A復元の方が速いので弓が手から逃げた形となり離れの瞬間に手の平と弓との間が空く。
 B手は弓の「逃げ」を知覚して弓を握りに行く。⇒この辺は離れをデジカメなどで高速度撮影すると正にこの通りなことが分かります。
 C速く握ればよいがここに問題がある。弓を握っていたのは手の平側の「屈筋」であるので、同じ筋肉が一度緩んで開き、また収縮して握ろうとするのでこの間にタイムラグが生じて弓の落下を招き、良くても籐を握ることになります。
 D(後述)ですからこれを防ぎ切れを良く余韻のある離れにするには、タイムラグが起きないように、会の段階までに、弓手手の内の三指には「伸筋」を働かせておく必要があります。つまり手の甲側にある「指伸筋」を使って指を開くように働きかけるのです。そして離れの瞬間には握るように『締め戻す』のがよろしいと思い実行しています。……ここのことについて詳しくは他レス『弓返りをさせ・・・』への返信で幾度も返していますのでそちらを併せてご覧下さい。

また議論を再燃させてしまいそうですのでこの辺で失礼します。
 
 

9:真如さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3; msn Optimized IE build03;JP; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 1.1.4322; msn Optimized IE build03;JP)
手品には種があります。
教師にまでなって、弓で手品を演ずるのは、私は好みません。

基本が何を指すのかお分かりでないのなら、指導者の方に尋ねられることから、始めて下さい。

10:ぷさん
Opera/9.80 (Windows NT 6.0; U; ja) Presto/2.6.30 Version/10.61
>8
弓を落としたことはないのですが、これは親指と中指との輪をしっかり作っている、もしくは振り込んでいないっていうことで大丈夫でしょうか?

>9 

手品というのでしょうか?
弓で手品を演ずることが良いことなのか悪いことなのかは分かりませんが、私の知らないことであり、とても興味があります。種をぜひ教えてほしいです。


手品という言葉は以前聞いたことがありますが、それは離れで手の内をこねくり返す?というようなことをどなたかが言っていたような気がします。そのことではないようですね。


私や私の指導者にとっての基本が他人と異なっていることはありえなくもないでしょうから、真如さんの考えている基本というものも教えていただけると、これから弓を引いていくうえで参考・勉強になります。


それともうひとつ疑問に思っていることがあります。
暴発したときに、手の内が働かず腕などをはらったりすることもあれば、いつもどおり何の違和感もなく的中することもあります。この違いっていったいなんなのでしょうか?

11:鷹司カオル さん
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>暴発したときに、手の内が働かず腕などをはらったりすることもあれば、
 暴発と言うのは、まだ射技に習熟しておらずに矢を発してしまうことなのですから腕を払ったりと言った他の失敗を誘発してしまうことは十分考えられます。

>いつもどおり何の違和感もなく的中することも
暴発は離そうと思ってした訳ではありませんので意識的に技法を設定していませんね。離れの為の新たな力や技を加えているのではありませんからある意味では「無心」のまま離れてしまったのですから、これは『自然な離れ』の一面でもある訳です。的にも囚われず欲も無かったのですから技をかけようが無かったのです。ですから”偶然”ですが自然に発を迎えて上手く飛び中ったのです。

 しかし普通は中てる気に駆られる為にああしようこうしようと技を用いようとするので(先日の「SAMURAI SPIRIT」で範士の方が「中てようとするイヤラシサ」と表現していましたね)、思うように行かないのです。
 
 ですから私達は、有意の内に行射するわけですが、弓技が特別なことではなくて体に染み込んでいる無技に成るまで精進しなければならないと思います。

 私にできることではありませんがそういうことだと理解しております。


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