胸で照る (投稿7件)[1〜7]



1:いちさん
DoCoMo/2.0 P904i(c100;TB;W24H15)
大学で始めてまだ1年くらいです。
高校からの経験者の友達に、会のときにうしろ
(審査席の方に体が向いてるから右と言った方がいいのかも…)
から見てもらうと、照ってると言われました。
胸に弦が当たってなってしまうようなのですが、無理やり弦を押し付ければ、弓がまっすぐにならないこともないのですが、かなり力を入れないとできません。
無理にでもまっすぐにした方がいいのでしょうか。
それとも、そもそもの引き方が悪いのでしょうか。
どなたか教えてください。お願いします。

2:におちさん
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照るというのは会で弓が照っている。そして、胸弦はきちんと付いているということで宜しいでしょうか?

弓が照り、且つ胸弦が付いている場合は、胴造りが「反る胴」になっていると思います。

まずは、胴造りが「中胴」になっているか確認してみてください。

弓は打起し以降は体と平行でなくてはなりません。
照るということは胴造り以外にも手の内の不正も考えられます。
弓手手の内は弓構えから離れまで天紋筋と弓左外竹が接し、弓手親指の付根(矢枕)と人差し指の付根が同じ高さになっていなければなりません。
また、馬手の捻りが無く、平付けになっていても同様に弓が照りやすいので、馬手の手の甲がしっかり上を向いているかも確認してみてください。

それと大学生という事でしたら、もう少し落ち着いて整理してお書きいただけると具体的に想像できると思います。

3:いさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.6) Gecko/20100625 Firefox/3.6.6 (.NET CLR 3.5.30729)
胸の大きな女性では工夫が必要。

そうでないのなら、大概は胴体のコントロールミスが原因です。一例を挙げると

顔がつま先側に飛び出す姿勢で執り弓の姿勢から足踏みまで終わらせていると、首がまっすぐ伸びにくく、背中が成す面が踵側に傾いた(照った)姿勢。

胴造りで修正できればいいのですが、脚力が必要ですし、どのような姿勢をとればよいのか知っている必要がある。

ですからほとんど修正できずに打ち起しから大三に行きます。このとき打ち起しで特に無理をせず素直に引けば、背中の角度に応じて弓が照ってきます。

この状態で引きにくいからと伸びる意識で胴を操作すれば、足の踏み損ねとかが原因で反る。顔を垂直に保つ意識で引けば、胸が突き出した形になり、全体で伸びる意識を持てば、頭のてっぺんまで含めて反る。

4:鷹司カオル さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/533.4 (KHTML, like Gecko) Chrome/5.0.375.99 Safari/533.4
 いちさん、はじめまして。
 皆さんご指摘の「体の反り」についてはどうですか?心当たりがあれば治してみてください。弓道の『直立姿勢』とは腰をやや前に送り丁度親指の球根?で姿勢を支えられるくらいが良いと思います。この時上体の方は垂直です。
親指でないと姿勢を支えられないのは送りすぎでこれを避けるために上体を反ることも考えられますが大丈夫ですか? さて次に、

>無理やり弦を押し付ければ、弓がまっすぐにならないこともないのですが、かなり力を入れないとできません。
何処にどんな力を入れていくのですか? 
この時直接の有り方として適切なのは
@馬手の捻りと後方下・背面への引き
A弓手の押し・手の内の適度な上押し・捻り・布せ等かと思います。
 この中でいちさんの現状打破に関しては馬手の捻りと弓手の伏せかと思います。この二つはこの問題解決だけでなく誰でも大事なことではありますよね。いちさんが力を入れているのがこれでしたら私の出る幕ではありませんがね。
 伏せを架ければ多少の照りは気にしなくて良いと思います。弓手の伏せと馬手の捻りで緩みを避けることができ、弓返りも冴え余韻の漂う残身となるでしょう。

5:いちさん
DoCoMo/2.0 P904i(c100;TB;W24H15)
皆様、丁寧なご解答ありがとうございました。

胸は大きい方ですが、「体の反り」確認してみます。
妻手の捻りについては、捻り過ぎて矢が湾曲することがあるほどなので、おそらく大丈夫かと思います。

手の内は、親指の方が低く、平行になっていないです。ややひかえ気味だと言われたこともあるので、手の内が原因でしょうか。


>無理やり弦を押し付ければ、弓がまっすぐにならないこともないのですが、かなり力を入れないとできません。
について力の入れ方は、
弓手手の内を右に捻っています。


質問が分かりにくくて、申し訳ないです…。

6:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.5; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>妻手の捻りについては、捻り過ぎて矢が湾曲することがあるほどなので
これは「箆じない」と言いますが、これでは捻りすぎです。
弓構えで円相をとって若干前腕を張る(捻る)と思いますが、この成りを会まで維持するように心がけるだけで良いです。
往々にして箆じないしている人は腕ではなく、手首で捻りをかけていますので、前腕ごと軽く捻って下弦を取りやすくするように意識してみると良いと思います。


>手の内は、親指の方が低く、平行になっていないです
これは、
>弓手手の内を右に捻っています
このことと関係があると思います。
右に捻るというのは、会の時に弓手を見て右方向に捻っているということで良いでしょうか?
だとすると、このことが親指の付根と人差し指の付根の高さが合わない原因です。

尤も、この状況だと普通は弓が伏せるのですが、照るということだとよっぽど馬手の捻りが強いのだと思います。

まず、手の内は右に捻るのではなく、親指の付根と人差し指の付根の高さを同じ高さにするようにし、会では天紋筋と左外竹を密着させたまま、中指・薬指・小指の三指の腹を右側木に引っ掛けて真上から見て反時計回りに捻ってください。
馬手の捻りは程々にし、手首ではなく前腕全体で捻るようにしてみてください。

弓手回内をしている場合、回内の掛け過ぎも良くありませんので注意してみてください。
的に対して真っ直ぐ押すという意識が大切です。

7:いちさん
DoCoMo/2.0 P904i(c100;TB;W24H15)
におちさん、ありがとうございます。
丁寧に細かいところまで説明して頂いて、とても助かりました。
なおせるように頑張ります!!


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