胸の中筋 (投稿11件)[1〜11]



1:らむにくさん
KDDI-SN3I UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.349 (GUI) MMP/2.0
初めまして。らむにくと申します。初めて質問をさせていただきます。

今、引き分けで身体を弓に割り込ませることができず、会で弓と遠い状態にあります。胸の中筋に力が通らず、離れでブレることに繋がり悩んでいます。

正面打起しなのですが、胴造りからの二の腕の張りを意識して、大三で矢を地面と平行にとっています。すると両拳が打起しの位置のままになってしまい、引き分けの軌道が前に落ちてしまいます。

個人的には大三で弦を拳一つ分に寄せる方法が分かっていないように思います。指導者である先輩と一緒に大三を試行錯誤しています。会で中筋に力が通っているようになりたいです。よろしくお願いします。

2:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>両拳が打起しの位置のままになってしまい
ここがちょっと判らないのですが、打起しと大三の拳の位置はおのずと違ってくるはずなのでもう少し詳しくお聞きしたいと思います。

また、
>胴造りからの二の腕の張りを意識して
これは弓構えの円相の肘の張りということでしょうか?
だとすると若干間違いがあると思います。弓構えでは軽く肘を張り円相を整えますが、あくまでも「軽く」であり、このとき作られた円相の「前腕」の成りが会まで壊れないように引く必要があります。
意識が二の腕に行ってしまうと肩が挙がりやすく、結果前腕を中心に引き分けてくるようになり、手先に力の入った射になりがちです。

会で弓と遠いということは、前収まりということでしょうか?
大三が遠ければ相当な力で引き付けてこないといけないので、前収まりになると思います。

ご質問の内容だけではちょっとイメージが沸きづらく、的確なお応えが出来ません。
もう少し詳しく、特に打起しの角度・腕の形(真っ直ぐか曲がっているか)など具体的に教えていただければと思います。

3:いさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.6) Gecko/20100625 Firefox/3.6.6 (.NET CLR 3.5.30729)
多分首が伏せるほうに曲がってる。
足を踏み開くときに首を曲げてると、まず曲がりっぱなし。

胴造りで修正したつもりでも、実は頭の中心軸が床と垂直になるよう姿勢を変化させているだけだったりします。

要するに、首曲がりっぱなしで腰を反らせて頭の角度を調整してませんか?

4:鷹司カオル さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/533.4 (KHTML, like Gecko) Chrome/5.0.375.86 Safari/533.4
>身体を弓に割り込ませることができず
とは、左右の胸がまだ⌒⌒のようになっていて胸を割っていないのではないでしょうか?これでは当然『会で弓と遠い状態』になりますね。遠い状態では胸の中筋に力が通りませんでしょうし、矢筋通りに離れることも難しいでしょう。理想的(私の)には両肩を沈めて前に入れることから始めます(これは執り弓の姿勢でできているはずですが)。こうした方が胸を割り易く、発のブレも最小限に抑えることができると思います。図では表せませんが、両胸を表す大きな一つの⌒のようなものです。
 ⌒⌒の胸から発までは、大きな一つの⌒の胸からのそれに比べて段階が一つ多い分ブレが出易くなるか、または緩むと思います。

>大三で・・・両拳が打起しの位置のままになってしまい
とはつまり大三での肘の形が">"の字型で肘を張っていないものと思われますね。打起しの『円相』のままの右ひじかと思います。ここは寧ろ肘を"フ"の字型に張って堪えるべきです。そして大三からは水平に引いて弓を開くように弓・矢を体に引き付けてきますと弓との一体感が湧いてきますし、多少は振りかぶる気持ちで引き分けてくるとよいと思います。

5:らむにくさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; GTB6.5; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729; OfficeLiveConnector.1.5; OfficeLivePatch.1.3; .NET4.0C)
皆様、返信ありがとうございます。

>におちさん
「両拳が打起しの位置〜」の件ですが、すみません、拳は動いているのですが、打起しの弓の面、というのでしょうか、45度の位置のままで弓が移動してしまいます。説明能力が低くてすみません。すなわち、大三で前にある状態です。妻手側からみて、打起しから大三の移行のときにあまり変化がないような感じです。
また、「胴造りからの〜」の件ですが、弓構えの肘の張りがうまく行えず、手首から肘にかけての部分(前腕というのでしょうか)に力が入ってしまうので、胴作りのときに二の腕を張ってみなさいという指導のもとでそういった言葉を使用しました。
今の状態は、打起しは肩に力がたまってしまい、肩が少しあがっています。おそらく、二の腕のみ意識して打起しているからだと思います。腕は軽く曲がっています。角度は約45度です。弓は地面と垂直または少しふせっています。表現能力が乏しくて申し訳ありませんがお願いします。

>いさん
はい、よく頭起こしてと言われます。顔向けが浅いことも関係しているのでしょうか。足踏みのときから首を意識してみようと思います。ありがとうございます。

>鷹司カオルさん
胸はひっこんでしまうことが多いです。カモメ型に開くというよりかは、直線に開くような、イメージでいうと大三のときに両肩が自動ドアのように開く準備を意識しています。また、手首で張ってしまうことが多いです。矢所は9時がとても多いです。引き分けで、弓手肘が落ちる、もっと的へ伸ばせとよく言われます。両胸で山を描くように、また大三でフの字型になるように意識して練習してみます。ありがとうございます。

6:sugarさん
DoCoMo/2.0 P905i(c100;TB;W30H19)
弓構えで文字通りの円でなく、軽く肘を伸ばすようにする

標準的な高さまで打ち起こしをして、その弓の面が体に近づく様に大三をとる(妻手肘ごと体に近づけることで拳の位置を調整する)
↑肘を「効かせる」イメージで手先流す+大三をとるときに妻手を捻りで捉える

自動ドアは大三では意識的に開けないで離れのきっかけにする

これでらむにくさんがしたいことが出来ると思います

7:らむにくさん
KDDI-SN3I UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.349 (GUI) MMP/2.0
sugarさん
お返事ありがとうございます。お礼が遅くなってしまいすみません。

大三はたぐっていることが多かったので、sugarさんの方法を取り入れて練習します。弓構えから打起しは少し腕を伸ばすようにしました。肩があがりにくくなりました。少し胸の所がすっきりしたと思います。繰り返し練習してみます。アドバイス、ありがとうございました。

8:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
具体的にイメージできましたのでお答えしますね。

1.弓構え
sugerさんのおっしゃるとおり、円相というものは文字通り円のように円くするというものではなく、左右両腕が左右対称になって、大木を抱くように整えるというものです。もし、腕が円を描いているならば、少し伸ばして、両肘の内側が相向き合い、大木を抱くようにゆったりとした気持ちで軽く肘を張るようにすると良いと思います。
また、このときの馬手の前腕の成りは会まで持続しなければなりません。あまり腕を曲げて円くしていると打起し時に肩が上がる原因にもなります。

2.打起し
円相の前腕の成りを殺さないように弓を掬い上げるように打起こします。このように打起すと肩が上がるのを防ぐことができます。
打起しは高く遠く取るのが良いと思います。確かに45度基準ですが、若い人であれば、多少それよりも高めに取っても良いと思います。

3.大三
大三では打起しの高さを基準にして矢束の半分を押し開きます。骨格により打起しよりも高い場合、低い場合も有り得ます。
大三の馬手拳の位置は、側頭部より拳一つ分脇正面側、額より拳一つ分的側の位置となり、この距離で矢束の半分を押し開ける高さを確認してみてください。
大三は弓手側の肘は多少体よりに移動しますが、馬手肘は打起しの位置から変わりません。大三移行時に常に矢が体及び床面と平行を維持出来ているか確認してください。平行が維持出来ていない場合は肩に力が入っています。

二の腕(上腕三頭筋)を使うのは大三移行時以降です。大三で馬手が流れないように上腕を張りつつ、大三完了と同時に馬手手の甲が上を向くように前腕ごと軽く捻り、上腕三頭筋を軽く張ります。このときにあまり意識しすぎると肩が上がる原因となります。

4.大三以降の引き分け
馬手は初動10センチを真横へ引き、あとは馬手拳が耳の後ろを通るように大きく引きます。馬手は上腕三頭筋を使い引き、弓手は同じく上腕三頭筋(下筋)を使い押します。
目通り以降、両肩根を弓に割り込むように意識すると体と弓が近づいてきます。


会では伸び合いながら更に肩と矢を近づけるようにすると良いでしょう。

また、胴造りではきちんとひかがみを張り、丹田を意識して呼吸をゆっくり静かにするようにすると肩が上がりにくいと思います。

9:らむにくさん
KDDI-SN3I UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.349 (GUI) MMP/2.0
におちさん、丁寧な返信、ありがとうございます。

あれだけの情報で私の射をイメージできるなんて凄いです。とても的確に教えてくださり、ありがとうございます。

弓構えは少し伸ばし気味にしましたが、打起しで妻手肩だけつまっていました。アドバイスを見て、弓構えをよく見直してみると、妻手側はあまり伸びていませんでした。だから打起しで肩に力が入ってつまるのですね、気をつけます。

大三の拳の位置、肘の位置、また二の腕(上腕三頭筋)を使う節も、とても丁寧に記してくださり、イメージしやすいです。

これだけたくさんの情報を一辺に行うのは難しいですが、まずはイメージして、私の中に取り入れられるよう頂いたアドバイスを噛み砕いてみます。本当にありがとうございました。もしまた新しい疑問が生まれたら、よろしくお願いします。

10:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
打起しで馬手肩が詰まるのは、おっしゃるとおり、馬手が余り湾曲していると肩が上がりやすいからだと思います。
掬い上げるようにというのがポイントになります。両腕が突っ張らない程度になるべく遠くへ打起すと肩が上がりにくいです。
他の人に両肩に手を当ててもらって打ち起すと、肩がどのように動いているか判りやすいと思います。

焦らず取り組んでみてください。

11:らむにくさん
KDDI-SN3I UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.352 (GUI) MMP/2.0
はい、わかりました。

大会があと1ヶ月後にありますので、地道にコツコツ行なっていきます。本当にありがとうございました。


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