もたれの苦しさ (投稿12件)[1〜12]



1:素人Tさん
DoCoMo/2.0 SH02A(c100;TB;W30H20)
こんにちは、お久しぶりです素人Tです。私はもともと会が長く、時々もたれになってしまう時期があります。そして、今、もたれに陥っています。自分で考える原因は射技の面では、伸びきれていないのと、胸が開けきってない様な気がします。精神の面では、前回もたれになったのは中らないのが怖くて離せなかったのですが、今回のもたれでは、ちょっと違って、今、私の部活は全体の雰囲気として、早気が定着してしまっていて、会がもてているのが私を含めて3人だけで、私まで、早気になってしまうと、この部活が更に早気の空気に飲み込まれて行ってしまう気がして、私は副部長でもあるので、なんとしてでも会をもたないといけない。と思いつめてしまっているからではないかと思います。
もたれになると最後に緩んで離れてしまうので中らないので、離す練習もしています。ですが、離そうと思って離すと引っ掻かってしまうので、それが怖くて離れをためらってしまいます…かといって、何も意識せずに引くと離せずに最終弓の重さに堪えられず、おもいっきり緩んで離れるか、失にしてしまうかなんです。
私はどうすればいいのでしょうか?周りが早気になって引いてきてすぐ離しても中っているのに、自分はもたれで苦しいほどに会をもって結局中らないのは、苦しいですし、悔しいです。
何かもたれ克服のアドバイスお願いします。

2:鷹司カオル さん
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 素人Tさん こんばんわ。
 責任感のお強い方と思います。でも「部が早気にならないように」と下支えしているだけでは建設的とは言えませんよね。ご自分の会をもっと意味のあるものにしていきましょう。今は「自分はこれだけ持っているぞ。みんなももっと持てよ」位の気持ちかと思いますがね。だから時間だけは延びるけれどその分疲労が出て緩んでしまうのですね。
 会での気持ちを切り替えましょう。『矢筋通りに伸びあっているか?』これだけ考え・確かめるだけでも全然違ってくると思います。矢筋通りに伸びあうためには肘を背中の方へ回して、肘の力を抜き、手首の力を抜き馬手全体が『引かれている』状態にすることです。力を大分抜いてしまいましたが、その分は背中の大きな筋力を使うのです。そして肩幅を広げるように肩根を左右に平行移動させることに努めます。体の横の線を伸ばすのです。
 これは気持ちの切り替えの一例を思いつくまま挙げてみたのですが、まだまだいろいろあると思います。
 タダ時間だけ持っていることより意味のある会にしていきましょう。正に時は金なりならぬ会也りで会を楽しみたいですね。駄洒落ではないですが、『会は開なり』で体の前面を開き後ろを閉める会をめざして工夫していくのもいいじゃないですか?この辺は今の貴方にあったもので今の会を造り変えていったら言いと思います。
 以上、思いつくままですので「叩き材」にしてください。

3:天龍さん
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もたれで苦しむ人の会は、ガッシリ入っていると思われががちですが、実は微妙に入り切っておらず、大三からの引取りにもう一工夫必要なのです。
入り切っていない会だと、離すのに緩むなどの乱れを防ぐため大きなエネルギーを必要とします。よって、「さあ今だ」と思ったとき軽く離すことができないのです。そのためいたずらに時間ばかりが過ぎ、入り切っていないこともあり余計にエネルギーをどんどん消費し、仕舞いには使い果たして自滅します。
誰かに指導してもらうか、自分で大三から見直すかして、ガッシリ入り切った会を知れば、「何だ、離れってこんなに軽く出るのか」ということを発見できます。思い切った引取りの改善が必要だと思います。

4:朧さん
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巻藁では思ったとおりに離せますか?
↑、できない場合はゴム弓で離す練習をしてみてはいかかでしょうか?

5:手の内さん
DoCoMo/2.0 SH906i(c100;TB;W24H16)
僕も今もたれで苦しんでいますが、離れの指示をしてもらうことで少しずつ離せるようになってきました。
また、取懸けの妻手を少し浅くして、抜けがよくなるようにしました。

6:素人Tさん
DoCoMo/2.0 SH02A(c100;TB;W30H20)
鷹司カオルさん、天龍さん
朧さん、手の内さん
お返事ありがとうございます。

今日は部活が休みだったので弓は引いていませんが、もたれについて実際弓を引かない状態で一度冷静に原因を考えてみた所、天龍さんの言う通りの射をしているな…と思いました。鷹司カオルさんのおっしゃる「矢筋どおりに伸びる」というのは、顧問の先生にもよく言われるのですが、今ひとつイメージができず、力んでしまい、手首でグイグイと手繰ってしまっているらしいです。巻藁や畳の前で引く練習は、今、1年生が練習しているため、あまり使うことができないのでほとんどしていない状況です。ですが、以前もたれになった時は巻藁前では会は7秒ほどで離すことはできていました。朧さんがおっしゃる様にゴム弓練習もするのですが、ゴム弓に若干の恐怖心があるために、ゴム弓ではむしろ早気に近いくらいで離してしまいます。そう考えると、場面によって長さの変わる不安定な会だな…と思います。あと、手の内さんのおっしゃる取懸けを浅くするというのは、先生に言われたのですが、3月頃に行った強化練習会で矢こぼれが酷かった私に教士の先生が指導して下さった取懸けがものすごく深く取懸ける方法なのですが、それ以来矢こぼれがなくなったので、それを変えてしまうと、矢こぼれが酷くなってしまいます。それを話した所、審査等のことも考え、取懸けが深いままの方がマシだという結論を下されました。ちなみにその取懸けの深さは取懸けが終わった時点で、自分からはほとんど筈が親指の所で隠れて見えない状態です。

このような感じですが、他にもアドバイス等あればよろしくお願いします。

7:朧さん
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素人さん、おはようございます。

取り懸けが深すぎると、握りこんでしまって逆に離れないような気がするのですが・・・

まずは会の長さを一定にしてはいかかでしょうか。
一年生に混じって巻き藁が出来るようであれば、的前より巻藁で離す練習をしたほうがいいと思います。

8:におちさん
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取り懸けた時に筈が親指に隠れるというのはちょっと深すぎなような気がします。箆じないなどはしていませんか?
帽子の脇から筈二つ分くらい上、親指と人差し指の中間くらいが一番良いように思いますが、それでも矢こぼれしますか?

あと、矢こぼれする場合は下弦が取れていない場合があります。同様にもたれ・引っ掛かりの原因も下弦が取れていないという場合がありますので、会の時に手の甲がしっかり上に向いているか確認してください。
もし平付け気味でしたら、弓構えから見直して弓構え時に円相が取れているか、カケの捻り皮が弦に押し当たっているか、打起し・大三・引分け時に弓構えの時の上腕の成りがそのまま生きているか確認してみてください。
もたれの一番多い原因は会で止まっている場合が多いのですが、これは鷹司さんの言われる伸び合いを意識することが必要です。伸び合いというとつい手先で伸び合う人が多いのですが、会の時に手先では無く両肘より内側の関節、特に肩根を広げ、背中の肩甲骨を「ハ」の字から「逆ハ」の字に締めるようにしてみると良いと思います。実際に肩甲骨は「逆ハ」の字にはなりませんが、このように意識すると鷹司さんの言われる「前を開き後ろを締める」感覚が掴めてくると思います。

射形に特別おかしなところが無い場合は、カケの弦枕を少し浅くするという手もあります。ただし、加減が難しいので自分でいじらないで、顧問や指導してくれる先生から助言を頂くのが良いと思います。

真面目に真剣に取り組めば、そう遠くないうちに改善の兆しが表れると思います。あせらずじっくり稽古に励んでください。

9:手の内さん
DoCoMo/2.0 SH906i(c100;TB;W24H16)
取懸けを浅くしても矢こぼれは防げます。

取懸けのときから妻手人差し指の付け根に弦があたるようにします。この形を保ちながら、大三、引分けでも妻手人差し指の付け根に弦が食い込むように引きます。そうすることで親指から余計な力が抜け、離れ易くなると思います。
また、人差し指が的方向にしっかりと向くため、矢こぼれも防げます。

ポイントは妻手人差し指の付け根です。

10:素人Tさん
DoCoMo/2.0 SH02A(c100;TB;W30H20)
におちさん、手の内さん
お返事ありがとうございます!

におちさんが説明して下さった肩甲骨の逆ハの字のイメージが私にピッタリだったのか、それを意識して引くだけで、まだ少し会は長いですけど、前より軽く離せる様になりました!今の私には離せる様になっただけで大きな進歩ですので、におちさんのアドバイスに本当に感謝です!!ありがとうございます!それに加えて、今までズベってばかりだったのが、9時周辺に抜くくらいの眼の高さまで矢が飛ぶ様になりました。ですが、逆ハの字を意識して引いて会がおさまりきれず、未完成のまま会に入ってしまった時は割と大きく9時に抜いてしまいます…

手の内さんがおっしゃる様に、顧問の指導のもと、取懸けを変える練習をしてみました。しかし、おっしゃる通りにやっても、どうしても矢こぼれしてしまい、顧問も原因が分からず、他部員にも分からず、結局、今の取懸けのままにすることになりました…以前はその取懸けで、離せていたのでなんとかなると思います…


他にも何かアドバイスがあればよろしくお願いします!

11:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
矢乗りは的に向いていても9時方向へ抜ける場合は、緩み離れか弓手の振り込みが原因の場合が多いと思います。
背中の締めが分かるようになって来たのなら、矢束分きちんと引けているか、また馬手肘がきちんと収まっているか確認してみてください。
引き分けのポイントは、大三以降初動10cmを横に引き、そのまま反橋をイメージして引き収めてきます。上腕三頭筋を使って引き分け、会では馬手肘を肩より拳一つ分斜め後ろ方向へ収めると会できっちり収まった感が出てくると思います。
会では詰め合いが完了したら縦横への伸び合いを意識し(決して手先で伸び合わないよう)、離れの時に弓手を振り込まないように意識してみてください。
特に会の時に弓手の下筋を効かせて手の内は中押しを基準に押してみてください。

また、矢こぼれは物見が浅いという原因も考えられます。うなじを伸ばして物見を深くすると会の収まりも良くなりますので確認してみてください。

12:素人Tさん
DoCoMo/2.0 SH02A(c100;TB;W30H20)
におちさん、いつも丁寧なお返事ありがとうございます!

離れは大分出る様になりました。ですが、まだ離れのタイミングを逃してビクが起こってしまったり「離れ」ではなく「離し」になっていたり…。「離し」の状態になるとひっかかってしまいズベってしまいます…。会が4〜5秒の時が1番楽に自然な離れが出るタイミングなんですけど、そこで離してしまうのは、早く感じるので、不安で、そこで離そうとは思えないのです。部活の雰囲気が早気な分、早気に対する大きな拒絶と恐怖があるんです…。会が5秒あればそれでちょうどよいくらいだというのは知っています。私が聞いたことのあるちょうどよい会は5〜7秒です。だから私の中ではそれが常識になっていて、5秒ではちょうどよい会のギリギリで、ちょっとでも早くなってしまうと、それからはもう早気って思ってしまい、どうしても5秒じゃ離せなくなってくるんです。
どうすればいいでしょうか…
やはりもたれはそう簡単には完全には克服できないのでしょうか?


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