遠的射法について (投稿16件)[1〜16]



1:におちさん
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皆さまこんにちは。

遠的射法は、腰を切らずに中胴で行う「直付け」、退胴で行う「大三腰切」「会腰切」の三種類あると思います。

自分は以前は会腰切でしたが、今は直付けで引いています。直付けは胴造りに変化が無いため、狙いが付けやすいのですが、どうしても近的の影響か真横に離れが出やすく、相当意識しないと矢が失速し勝ちな感じがします。
腰切りは五重十文字の崩れが無いので離れも矢筋に出し易いのですが、腰を切る角度が一本ごと微妙に違いやすく、矢筋と肩根のラインを常に平行に保つことが難しいように思います。特に会腰切りでは、口割りについてから腰を切って付けを定めるまでが長くて20射するとバテバテです。

そこで、皆さまが普段遠的をどのように引いておられるか、それぞれの射法のメリット・デメリット、また近的と遠的を交互に引いても影響が無いのはどの射法だと思われるかご意見を頂戴できたらと思います。

宜しくお願い致します。

2:ぬふぬふさん
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私はにおちさんと逆の道のりを辿ってます。
最初は引分ながら狙いを定めて会を作ってましたがやはり伸合が不十分だったり矢筋に離せなかったりでした。今は会直前で腰を切り、会を作って遠的に挑んでます。 私的経験だと・・・
直付け:左右のブレは少ないけど的に届かなかったりと矢が失速する場合が多い。
会腰切:矢勢の変化は少ないけど左右のブレが多い。
大三腰切:国体選手がやってるのを見て真似したけど・・・ 私には無理(苦笑)

遠近交互に引いても問題が少ないのは直付け以外かなと思います。

3:におちさん
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>2:ぬふぬふさん
有難うございます。

そうですね。直付けは確かに失速しやすいのが難点だと思います。
近的との影響ではやはり腰切ですかね。。。
自分は腰切は慣れないと仰角が一本ごと違ってしまう感じがします。

腰切りの際のコツとか何か心がけていることがあればお聞かせ下さい。

4:ぬふぬふさん
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>腰切りの際のコツとか何か心がけていることがあればお聞かせ下さい。

コツって言えるほど的中が出せてないので恥ずかしいのですが・・・ 気をつけているのは『近的とおなじイメージ』と『張りと伸び』ですね。
狙いは・・・矢数と経験で補うしかないと思います。 腰を切ることで色々な重文字が崩れるのはにおちさんもご承知だとおもいます。それを如何に近的とおなじ条件にもってくかがポイントかなとおもいます。  言うのは簡単ですが・・・なかなか出来ない所が面白い所ですよね<弓道

5:におちさん
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なるほど、有難うございます。

いかに近的の稽古だけで遠的でも的中を出そうかという下心もあったのですが、やはり矢数稽古ですね(笑)
今年は会腰切でもやってみようかと思います。

6:黒蝶さん
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僕の県の国体強化合宿では会で腰をきります
必然的に会はもたないといけないので、選考基準がまず会で8秒もつことが出来る事、要はしっかり伸び合って離れをする事が出来るかなんです。

で、うちの県で何故、会で腰をきるか
それは左右のブレがないとゆう事です。
普通の状態で後ろから狙いを見て貰い「よし」と言われたら腰をきります。左右の狙いは合っているのであとは腰のきる角度と伸び合いだけでいいのです。
逆に左右にブレた場合離れがおかしいか違う角度に腰をきっているかです。
慣れてきたら皆で揃えて「会、1、2、腰、腰、腰、伸び合って、張り合って、離れ」と後ろで言って貰い伸び合いの練習をします。

最初は僕もこの練習を1日中やるので練習が終わるとヘタヘタになっていましたが慣れると、会での伸び合いが嫌でも分かりますよ(笑)

7:におちさん
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>6:黒蝶さん
こんばんは。
実はわが県の国体強化でも、会腰切で教えています。やはり早気気味だと、体力が持たないようです。
しかし、なるほど遠的を腰切で鍛えれば、近的の会も深くなるかも知れませんね。

参考にさせていただきます。ありがとうございました。

8:りょうさん
KDDI-KC3I UP.Browser/6.2.0.14.1.2 (GUI) MMP/2.0
国体や遠的選手権の上位者の多くは、ここで「直付け」と呼称している射法だと思う。

以下は、このスレがロム向けと言う事ならスルーして。

一般、とりわけ全日本や審査志向の人は遠的をオマケみたいに考えている人が多い気がする。まあ、遠的できる施設が限られているから仕方ないとは思うけど。
真面目にやってみると道具選びは近的以上にシビアだし、「直付け」も近的の延長で、ただ狙いを上げればいいってものじゃない。
もり、近的のオマケで取り組むつもりなら、射法の「メリットデメリット」を聞いても意味ないんじゃないかと思う。

9:におちさん
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>8:りょうさん
一般は直付け、学生は腰切が多いように感じます。
それは直付けの方が体力的に無理が無いからではないかと思います。

当地連や近隣の大会では遠的競技もあるのですが、指導される先生方も人によって教え方もまちまちで、どのような射法が良いのか統一したものがありません。

自分がこのスレを立てたのは、教本をはじめ多くの書籍が射法について近的のみ論じていて、遠的についてはあまり触れられておらず、遠的の時みなさんどのように考えて稽古されているかお聞きしたかったからです。

10:ジーザスさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
私は「直付け」です。
30m先の空中に矢を飛ばすイメージでやっています。
会で腰を切るのは正規の方法では無いと聞いた事が有ります。(教本に書いていない為?)

11:黒蝶さん
SoftBank/1.0/830P/PJP10/SN353711024306354 Browser/NetFront/3.4 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1

腰の切り方のそれぞれのメリットデメリットは僕には分かりませんが
国体強化合宿の先生は
遠的は、近的が出来なければ出来ないものだ。遠的は伸び合いが出来ないとどんなに腰を切っても届かない。
伸び合いはそれぞれの十文字、すなわち胴造りが出来てないと出来ない。
全ては近的の延長だ。
逆に言えば遠的でしっかり伸び合い十文字も崩れなくなってくれば近的での射が深まってきた証拠だよと仰いました。

「おまけ」という表現がありましたが近的の延長だからこそ難しく、それぞれの先生が制限をしているのではないでしょうか。

そんな自分もまだまだ近的でさえも未熟者ですが(汗

12:におちさん
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ジーザスさん、黒蝶さん、ありがとうございます。

確か教本には遠的については具体的にほとんど触れられていなかったかと思います。
腰を切ることについては、元々胴造りには五胴として反屈懸退中がありますが、稲垣源四郎範士はその著書で、遠的は60メートルの距離は中胴で引くべきとか、退く胴だと腰を痛めるとか品が無いとか言う人がいるが、当然退く胴で引くべきだというようなことを書いています。この頃も遠的の胴造りにはそれぞれ主張があったようです。

遠的射法を統一しないということは、自由性があって良いのですが、もう少し研究をして遠的に最も適した射法というものをあらわしても良いのではないかなと思います。
確かにおっしゃる通り、近的より難しい面を持っているかも知れませんね。

13:四角錐さん
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うちの道場は、(例外的に?)遠的好きが集まっているので、遠的の話題には事欠きません。

私は、会腰切→大三腰切
と射を変えていますが、全日本遠的入賞経験のある国体選手は、会腰切ですね。

別の、元国体選手の称号者は二人とも直接射法。私の知り合いの国体選手も直接が多いです。

先の全日本遠的入賞経験者とはかなり親しいので、腰切のタイミングや狙い方について、稽古しながらあれこれ試したことがあるのですが、我々の推論としては、
・弓が15キロくらいまでだと、会腰切が一番良いのではないか。
・15〜20キロくらいだと、腰切と直接のボーダー
・20キロ超えて、且つ矢が軽ければ直接が一番狙いやすい。
という感じでした。

まず、弓の強さと腰を切る関係ですが、弓が強くなればそれだけ腰を微妙に切る必要があります。これが毎回できるかというと非常に難しいのです。
なので、逆に言うとある程度ガっと腰を切って引かないと届かない場合は、腰切射法が向いているのではないでしょうか。弓が強くても、狙いの付けやすさを優先して矢を重くした場合は、やはり腰切の方が良いかも知れません。

次に、腰を切るタイミングですが、会で腰を切るメリットは、腰から上の縦横十文字を崩さずに腰を切れることでしょうか。デメリットは、腰を切ったつもりが、馬手肘が残ってしまい、矢が届かない(もしくは下に抜く)ことがあるということくらいだと思います。

大三で腰を切るのは、肘残りの心配は少ないのですが、腰を切る確度を肘で合わせる(的が弓手肘のどこに来るか)ことが必要です。
私は今、この射を試していますが正直自分には合わないかも...と思います。
国体選手の中には大三腰切やってる人が居ますが、その正確さに、ただただ尊敬しますね。

矢を重くして、弓手で高さを合わせるのが好きなら会腰切も悪くないでしょうし、矢を軽くして近的のように引きたいのであれば、直接射法が良いのではと思います。

以上、長々とすいませんでした。

14:におちさん
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>13:四角錐さん
ありがとうございます。
なるほど、弓の強さによっても違ってきますね。仰角が大きければそれだけ直付けで弓手の高さを決めて狙おうとするとデメリットが大きくなりそうです。
おっしゃる通り、国体選手の遠的の練習など見ていますと、腰の切り方も毎回まったく同じで驚くほど正確に行射をされますね。自分のように通年遠的を引いているわけでは無い人間にとっては正確に腰切の角度を定めるのがかなり難しく感じます。

大変参考になりました。ありがとうございました。

15:養心さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.3) Gecko/20100401 Firefox/3.6.3 ( .NET CLR 3.5.30729)
教本での遠的射法は、胴造りで退く胴にして構えて、打起しから鳥指し(矢先を高く)にして引分けることを推奨して、近的のように矢を水平に納めてから的付け(ねらい)を上げるのは良くないとの記載があります。

ですが、私は近的と同様に会まで引き納めてから、左腰を的方向に押し込むように腰を切りつつ、遠的のねらい(的付け)位置まで腰を切っています。
会まで近的と同じにする理由は、国体競技では遠的予選が終わったらすぐに近的予選であったり、その逆で決勝戦があったりします。遠的近的どちらも会から離れまで同じように矢筋通りの力使いができるためには、引分けの軌道(弦道)が同じになることが重要だからです。

>14:におちさん、こんにちは。
正確に腰切の角度を定めるのではなく、正確にねらいが付くところまで腰を切っていくのです。湾曲になった縦線の伸びを失いますので、手を優先させてねらいを上げてはいけません。

16:におちさん
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>15:養心さん
レスありがとうございます。
おっしゃるとおり、自分は会腰切でどうしても弓手の狙いも一緒に動いてしまうので、一本ごとに微妙に弓手と腰の仰角が来るってしまい、それで直付けにしたという経緯があります。
地方の大会でも近的と遠的を交互に引く大会があるので、そういった場合はおっしゃるとおり会腰切が適していると思います。



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