八節図の大三 (投稿6件)[1〜6]
- 1:ハルさん (10-05-02 22:05, ID:GpTBM/E [27044])
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- こんにちは。ハルと申します。
今僕は大三で迷っています。
日頃から八節図をよく見ながら練習をするように心掛けているのですが、八節図の引分け、大三の図のところで「弓手全体の伸びる力にて押す(目付節の下辺)」と書いてあるところに最近注目していて、練習でこれを実践してみるとなんとなく弓手の下筋が上手く使え、手の内も定まるのですが、腕が伸びきってしまい弓手が棒になってしまい、会でやや肩が詰まります。
弓手に少しゆとりをもたせてみたり、色々やってみたのですがなかなかしっくりきません。
ですので上のことを実践していると言う方はどうやってとっているかのかコツや気をつける点などを教えて頂けないでしょうか?よろしくお願いします。
ちなみに僕は正面、三つガケ、流派は無いです。
- 2:におちさん (10-05-02 23:09, ID:iaDzS.2 [27047])
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- 腕の形によっても違うので、何とも言えませんが、大三が高過ぎでは無いでしょうか?
大三は高く近くが良いですが、高すぎると弓手が伸びきり、肩根が詰まります。
大三の高さおよび幅を工夫してみてはどうでしょうか。
また、そうで無い場合は手の内の入れ過ぎということもあるかも知れません。
大三では肩根・肘・拳が一直線になるのが良いと思います。その上で、手の内の小指を良く締めると下筋が使いやすくなると思います。
八節の図解は良く出来ており、これを手本にするのは大変良いことだと思います。ですが、骨格によって多少応用が必要だと思いますので工夫してみてください。
- 3:ハルさん (10-05-03 15:02, ID:GpTBM/E [27053])
DoCoMo/2.0 SH03A(c100;TB;W30H20)
- におちさんアドバイスありがとうございました。
確かに弓手を伸ばすことに意識が行き過ぎて大三の高さに注意していませんでした。
さっそく今日大三の高さに意識を置いて練習してみたところなかなか感覚もよく無理なく引分けることができ肩のおさまりも上手くいきました。
しかし練習の中でまた疑問が出たのですが、高さを低くすると矢が少し水流れになります。それは大三に移るとき弓手の肘が下がっているからなのですが、気になります。
そこでまた質問なのですが大三のとき弓手の肘は打起しの高さから少し下がるものですか?それとも打起しと同じ高さになるものでしょうか?
たびたびの質問で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
- 4:天龍さん (10-05-04 11:47, ID:k/RFHFE [27059])
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- ハルさんの弓手の研究はなかなか良いところをついていると思います。大三での弓手一つでも色々試行錯誤して見れば良いと思うので、私からも一つ提案します。
打ち起こした弓手の手首を少し持ち上げます。すなわち上押し勝ちの形です。腕が下から弓に向かっているので手の内の形を維持するとすれば自然な技術ですね。
そのままの手首を保ち、大三に平行移動します。肘の高さも極力維持する心持で、高く近めの大三をとります。さてここで「弓手全体の伸びる力にて押す」のですが、押す方向が問題です。腕の伸びている方向(右上の空)ではなくて、矢筋方向(水平方向、的の少し上の安土上部)に向かってグッと一押しかけます。この時は手の内の位置関係からして、ハッキリ言って上押しのみですね。「目付け節の辺」とはそのことだと解釈できます。この時肩をねじり込まず、肩を沈めたまま弓手全体でやれば、肩根にえくぼのようなくぼみが出来るイメージになります。
低めの大三だとしっくりするとのことですが、低めだと今述べたことが自然に出来るためだと思われます。
- 5:ハルさん (10-05-04 15:08, ID:GpTBM/E [27061])
DoCoMo/2.0 SH03A(c100;TB;W30H20)
- 天龍さんアドバイスありがとうございました。
先ほど徒手でアドバイスして頂いたことを自分なりに考えて試してみたのですが、以前より大三から会に移るとき弓手全体で押す力の流れなかでスムーズに押していける感覚がありました。
前は力の向きが矢筋から少しズレていた気がします。
早速練習で試してみようと思います。
- 6:におちさん (10-05-06 17:53, ID:7WdUxJI [27098])
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- 大三の位置は指導者や流派によっても違うようで、本多流では打起しも大三も高く取り、大三は更に打起しよりも高く取らせるようです。自分は学生時代に大三が打起しより高くなるのは「かぶる」といって直されたものですが、現在の指導者は打起しよりも大三を高めに取らせます。
大三は低いと体より遠くなり、引き分けが難しくなり、逆に高いと肘の張り、わき腹の筋肉が使いにくくなり、また上から下ろすだけの射になりやすく、手先に力が入りやすくなるように思います。
よって、打起しと大三は同じ高さで、45度を基本とするのが良いと思います。
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