3本指の締め (投稿14件)[1〜14]



1:かえる@@@@さん
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こんにちは!
高二である弓道部員です。
今、角見の改善中なんでが、親指の押しを重視して作っているンですけども押しだけでいうと手応えを掴んだんですが、どうもB本指の締め?が反時計に締めるコツが掴めなくて、でやってみたんですがそしたら押しがないように感じてしまいます。
皆さん方は、締めをどう感じているんですか?(質問が分かりずらい方は雰囲気でわかって下さい。すみません)

2:におちさん
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まず、押しの中で親指の働きはありません。押しは虎口で押し、親指の付根が内竹右角に当たっているから、離れで角見が効きます。虎口で押せていれば、親指は前の的を向いているはずですので確認してみてください。
三指の締めよりも、上記の点と天文筋が常に左外竹からずれないことと中押しを覚えるだけでかなり違いが出るはずです。
尚、締めは三指でするのではないのですが、手の内一生と言うくらいですので、段階を踏んで修練されるのが良いと思います。

3:鷹司カオルさん
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かえる@@@@さんどうも。失礼します。

 左手の内の中指以下の三指は自体を開く働きかけが必要です。つまり、元来弓の保持(握ると言う言葉は極力使いたくないものですから)は、パームグリップ(手の平の屈筋を使った乳児が物をつかむような握り)ではなく、フィンガーグリップ(指の先を鈎の様に曲げてつまむような形)であり、掌に卵を抱く様にせねば良い力は入りません。
 つまり三指は弓の右側木に引っ掛けるようにして、手の甲側にある指を開く為の伸指筋で弓の側木側を的方向に引っ張るのです。尤も、放れの瞬間にはこれを戻しに掛かりませんといけませんがね。これを『握る離れ』と称する流派もございます。
 反時計方向とはこの三指の引っ掛け・引っ張りのことだろうと思いますが、これをすると
>押しがないように感じてしまいます。
ということは大三以降しっかりと弓を角見で受け止めていないからなのではないでしょうか?弓をしっかり親指根に掛け(幅の6〜7分を掛けろと言う流派もございます)るようにすれば押しが利きます。その上で三指の絞りを架けるようにしてください。初めは多少痛いかもしれませんがね。大三に移る時から角見の手前の骨(親指の中手骨)をできるかぎり弓力に負けず起こさずに引き分けて来ることが大切です。(弓力の適不適を言う時、タダ単に開くのではなく、角見を利かせた開き方が出来るか否かも大事であると私は思っています、余談ですが。)

 それから、この機会ににおちさんに教えていただきたいのですが、どうも私は
>虎口で押す
と言うことがいまいち分かりません。親指と人差し指の間の所だと思いますが、ここには骨は無く柔らかい所ですよね。ですから本ではよく目にしますが『押しは虎口で押し』ということが?なんですよね。私はこのレスの中でも触れましたが『親指の根』っこで弓力を一気に受けて押しています。逆猿なので弓への当たり方が多少控えめになり/のようになっていて右角を押すのに丁度良いのです(苦笑い)。でも角見(?)だけで押すというのは過ぎていましょうかね。
 スレを立てるのも変なものですからここをお借りしたのですが・・・。

4:かえる@@@@
さん
KDDI-SH37 UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.2.232 (GUI) MMP/2.0
こんにちは!
虎口で押すというと、親指の付け根は内竹右角に当たっているだけですか?上押しはどう対応したらいいですか?ちょっと新発見なのでイメージが浮かばないので詳しく教えて下さいm(_ _)m

5:におちさん
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>3:鷹司カオルさん
>『親指の根』っこで弓力を一気に受けて押しています
親指の根元で弓力を受けると、親指の付根が脇正面から見て「へ」の字になりませんか?
これだと弓の力を受けるだけで押しの力は働かないように思います。
会の時に親指は前の的付近へ向きます。角見の働きにより離れの瞬間に親指が自分の的に向き、弓の右角を押します。
最初から角見の部分で弓を押していては、肝心の離れの時に十分角見の働きをしないと思います。
そのためには弓がしっかり虎口に入り、内竹右角が親指の付根に当たっている程度という形になると思います。
鷹司さんの場合、手の内が控え気味のように思います。手の内をもう少し入れてみるのはどうでしょうか?ただ、逆猿で弓手がまっすぐにならない、手の内を入れようとすると入りすぎてしまう、もしくは弓が細くて、虎口に入れてしまうと親指の付根が内竹右角に当たらないということでしたら、現状でいくか握りをもう少し太くしてみるなどの工夫をしてみるかだと思います。

>4:かえる@@@@さん
上押しというのは、離れの瞬間に働くものですが、特に意識しなくて良いのではないかと思います。自分は意識していません。会の時に、背中が使えていれば45度の引付が出来ていますので、中押しのまま押し切れば 離れの時に胸が開き、手の内の小指の締めの働きもあればそれほど意識しなくても上押しが効く様に思います。
離れの瞬間になるべく手の内を始めとする手先の部分に意識が行かないようにするのが良いと思いますので、会までに各所の働きを確認していれば、それで十分だと思います。

6:鷹司カオルさん
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おはようございます。
におちさん、例の読本を最寄の弓具店より入手しました。こういう本が欲しかったですよね。
 さて、確かに丁度「へ」の字の曲がり具合になっていますし受けているだけのようにも思います。また、控え気味なのは腕の状態からいってどうにもならないのですよね。なので握りの太さは角見の部分で10.2cmとしています。太い方ですよね。(180度開かないので精一杯回外して、せめて矢筋の線に少しでも近づけるしかないです。(回内すると肘が上がってしまい余計に控え、また肩も抜けてしまいます。)手の内をもっと入れようとすると手首を曲げることになり押しが利かなくなります。

 私は『ショックの少ない離れ』を目指していると言うことになりましょうかね。受けながら押し・捻っていて、離れではこれといった新たな力は加えていません。
ですから『しっかり受けて押している』ことに専念します。つまり、弓から先に出ている矢の長さをより少なくするように伸び合っています。これには左肩をより沈め大円筋から下筋を利かせて押し伸びます。

 まぁ、こんな状態でやっていますし行くしかないようで今日まで来ました。におちさんに実情を掴んでいただけたことでうれしいです。今後ともよろしくお付き合いください。

 今朝パソコンをonした時にはにおちさんのレス5:がまだ無かったものですから4:かえる@@@@さんのものにとまどいながらレスを考えましてね。最後に更新を確認しましてやっと意味が分かったんですよ。
 やっぱり『確認』は大事ですね。(笑い)

7:鷹司カオルさん
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5:におちさんへ 追伸です。

>最初から角見の部分で弓を押していては、肝心の離れの時に十分角見の働きをしないと思います。
やはりこのコメントが奥底でひっかかっていましてね、利かないながらも離れで親指を的に突っ込むようにしてみたんです。そしたら今まで少し前にいいくようになって悩んでおったのですが、少しでも利くように突っ込んでみたら矢が的に入るようになりました。知らず知らずの内に怠けてしまっていたことが改善(?)されたようで良かったです。 この手ごたえを忘れず頑張ります。ありがとうございました。

8:におちさん
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7:鷹司カオルさん
こんにちは。
自分の師は、人によって骨格が違うから、基本を押さえた上で骨格にあった引き方が必要とおっしゃいます。
弓は手の内や弓手だけで引いているのではなく、体全体で引いていますので、各所の相関関係が骨格に一番適合した具合で引くことが必要だと思います。

鷹司さんの弓手の形で現在握りの幅も考慮されておられるのなら、恐らく一番無理が無く、押しの力が働かせやすい手の内が現在のものなのでしょう。更に7:でおっしゃっておられることにお気づきになられたのは、また一歩前進されたのだと思います。

角見を殺して後ろ狙い前飛ばしになっている方が多いと言うことをどこかのスレで書きましたが、これまたどこかの書籍で、そのような押し方は真の手の内の働きではなく、したがって正しい会の形とは言えないというような記述がありました。
離れは一瞬のことなので、気合の発動と共に、意識をどこに働かせるかが重要だと思います。

自分も色々と及びませんが、宜しくお願い致します。

9:鷹司カオルさん
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みなさんこんばんわ。におちさん、前レス7:への再度の追伸で恐れい入りますが。
 やはり私は角見の甘かったことが恥ずかしながら分かりました。突っ込むように離れるようにしてから更に良い事に気づきました。

@今まではご指摘いただいたように『受けることが主』でしたが今考えるとそれでは握っていることと半ば同じことだと思えるようになりました。どうしてそう思うかと言うと、どうしても離れで弓が落ちてしまうからです。ご指導いただいたように角見を利かせる(?)ことで『握る離れ』ができるようになり(まだ半ばですが)、落下が指一本位になりました。部活の子で私と同じことで悩んでいる子にも教えてあげたいです。
A指を速く締めれるようになりましたので@に加えて弓がクルッと安定して返るようになり、且つ弦を前腕外側に当てずに止める事が(毎回とは言いませんが)時々はできるようになりつつあります。これは、『現代弓道講座』巻二p.219(日置流道雪派 六十五ヵ条講述)に出ていて自分でも憧れとするものなのでとても嬉しいです。
 気がついたことは、注意点を守ってしっかり引いてきて角見を利かせれば(と一応言わせていただきますが)、離れ時に手の内を締め握るようにしても弓返りの勢いは止まる事はないんだということです。

 今回のことで自分の至らぬ点がよく分かったばかりでなく、おかげさまで大きなものを得ることが出来ました。におちさんには本当に感謝に耐えません。ありがとうございました。
 ・・・殆どメールになってしまいましたが・・・。

 尚、6:の中の『10.2cm』とは角見の当たる部分の「握りの太さ」のことです。握りの上〜下の長さは7cmで小指は弓と直に接触させて捻りを利かせるようにしています。

10:かえる@@@@さん
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え〜と(?_?)
あまりチェックしてなかったのでこんなに進んでいるとは思ってもなかったです。
聞きたいことは分かりました。
ありがとうございます。誠に恐縮ですが、その『へ』に見える手の内がどのような形なのかちょいと想像できないので今のところ僕なりの解釈していくなかでは親指が人差し指より下がっていて親指を斜めにしてもちろん角見に当たっています。よって角見に当たりやすく斜めして押すんですが。(すみませんm(_ _)m幼稚ポイ解釈で)これがたどり着いた手の内ですか?どこまであっているかわからないが教えて下さい。

11:鷹司カオルさん
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かえる@@@@さんお早うございます。
>親指の付根が脇正面から見て「へ」の字
というのはあまりよくないので知らなくていいですよ。でも知らないうちになっていたのでは困りますから後学の為に・・・。
 良い手の内は親指の骨格が手首から水平に伸びて指先が的に向かうものです。しかし親指根だけで弓力を受けていると角見までが/でその先が\の様に下へ向きます。これを脇正面から見ると「へ」の字の形になっているということです。
 良くないことだとにおちさんに教えていただき反省して、7:や9:のように目下改善中です。

12:かえる@@@@さん
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お2人方ありがとうございます。(≧∇≦) 改善中の手の内も定まってきていい結果が出せそです(-^〇^-)

13:におちさん
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鷹司さん、かえる@@@さん、少しでも参考になったようで良かったです。
手の内一生と言うくらい手の内の完成は難しいものです。かくいう自分も、普段より3キロほど弱い弓を引いたところ、離れで手の内が崩れてしまい、手の内の難しさを実感しています。
結果を焦らずにじっくりと改善されるのが良いかと思います。頑張ってください。

14:鷹司カオルさん
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 かえる@@@@さん、私も目下勉強中です。お互い頑張りましょう。

 におちさん、お教え頂いた事を基に新たな指針を建て、詩風にまとめてみました。これを目指して日々精進したいと思います。


単に弓力を受けるのみは手開きて緩み弓落ちるなり。
角見は押しの中にこそ生きるも新たなる力を架けるに及ばす。    

「 射の姿 」
一、握る離れを目指し                 ( 会 )
一、的線を引きつつ                   ( 角見) 
一、拇指三指、相反して弓を締めるなり。        ( 離れ) 
一、以って落下無く、両拇外に向きて弓止まり       ( 残身) 
一、震えの孕み確かなり。                (射の余韻)
 


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Re:3本指の締め
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