弦枕の深さ (投稿7件)[1〜7]



1:左利きさん
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高校一年のものです。

最近離れの抜けが悪く、勝手の形や肘で引くこと、ひねり等いろいろと試行錯誤しています。

そこで思ったのが、「弦枕の溝が深くて引っかかるのかもしれない」ということなんですが、皆様は溝の深さはどの程度が適切とお考えでしょうか?

ちなみに自分のカケのを計ってみたところ約4、5cm程でした。

できるだけ道具のせいにはしたくないのですか…


皆様よろしくお願いします。

2:左利きさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; GTB6; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30618)
すいません4、5ミリです。

センチはあり得ませんよね(笑)

3:鷹司カオルさん
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左利きさん、はじめまして鷹司です。
>「弦枕の溝が深くて引っかかるのかもしれない・・・」

 そうですね、4.5ミリの深さはちょっと深すぎのきらいもあると思います。部活の子達のを見ますと確かに深いのですがそこまではありませんね。深過ぎますと、無意識の内にそれに合った離シ方を模索(試行錯誤)してしまい(例えば手を開いて離すようなこと)、無理が生じてきて射癖になってしまいます。

 左利きさんが『深さ』を思いついたことは大変良いことだと思います。因みに私の場合を紹介します。

 私も深さに気がついて、溝に革を埋め込んで自分で浅くしました。今では更に、弦枕を取ってしまいました。ツルツルで無〇ガケのようです。しかし弦の中仕掛けの部分は4ミリ位有ります。(筈の部分も相当に太いです。)タダ弦に当てただけでは引っ掛かりません。また〇〇流のような真似をして、子紐を帽子にかけるようにしていますが、それでも暴発はしません。それは捻りを架けているからです。
 離れは気合と共に捻りを解く気持ちだけでスムーズにでます。馬手はグーの形で、開く必要はありません。とてもよい、と自分では思っています。
 
 カケは自分で改造・補修を重ねていて見てくれは悪いですがとても使い易いです。以上少しでも参考になればですが。 御免ください。
 

4:左利きさん
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鷹司カオルさんありがとうございます!

やはり深いですよね…
今まで暴発が怖くてそのままだったんです。
近くの弓具店で溝を浅くしてもらえるので思い切って浅くしてみます。


ありがとうございました。

5:アバウトさん
DoCoMo/2.0 P905i(c100;TB;W30H19)
左利きさん

弦枕がそれで深すぎるかどうかは、中仕掛けの太さで変わります
4ミリの弦枕で4ミリの中仕掛けで射る場合と、2ミリの弦枕で2ミリの中仕掛けで射る場合を考えてみてください
適切な深さは変わりますね(だからといって中仕掛けの太さだけを変えて調節するのはおすすめしません。理由は聞かれれば答えます)
弓具店に行ったら自分で弦枕の深さを調節する方法を教えてもらってきて、細かい調節は自分でしてください

深い場合は
・離れが荒れる
・会が安定する
・もたれ気味になる
・しがみにくくなる
浅い場合はこれと逆です(実際は親指の腹の厚さも↑に関わってきます。細かい話は聞かれれば答えます)

しかし、浅くし過ぎると指を起こす力が強いので暴発を恐れてしがむ(手先で握りこむ)ので逆に離れが荒れることもあるので注意してください

6:アバウトさん
DoCoMo/2.0 P905i(c100;TB;W30H19)
鷹司カオルさん

百発百中のAさんとBさんがいたとします
弓手をAさんの使い方、馬手をBさんの使い方をしたら中りますか?中りませんね
無争かけのツルツル丘型弦枕と尾州竹林のたすき掛け、それに特に印西派で強調される捻りと本多流で強調される離れ際の捻りをとく行為
自転車にバイクの部品をつけても意味がなく、ただの重りにしかなりません
あちこちから特徴的なものを拾って来ても、もともとのコンセプトが違うので中らないと考えますがいかがでしょうか

7:鷹司カオルさん
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いゃー、アバウトさんありがとうございます。
 実際、いろいろ情報を集めてはいいと思う所を取り入れてそのような結論に達している訳ですがね、弓歴の浅い方に対してはいきなり古株の手だったかも知れませんね。左利きさん、すみませんどうぞ取捨選択で・・・。

 しかし、レスで触れたように自分にはこの上なく合っていていいんですよ。ほんとにツルツルにするには勇気もあったし信じれなかったのですがやってみると適度な捻りで引けるので踏ん切った次第です。紐掛け(初めは違う方式で帽子の起こしをやったけれどやはり紐掛け式に決着)法も帽子の撥ね起こしを助けるということでやりました。
 実はこの他にも、帽子にしがまないように(纏ガケせぬように、切り指先だけの鈎の手の内になるように)帽子と人差し指のところ(中)に仕掛けをしています。別にそうなる射癖がある訳ではありませんがね。ハイ、ちょっと慣れないと窮屈かも知れませんが、『自由が利く』と(その長所を強調される向きが多いですが)、矢筋以外に向く雑力が出易いことになり中りを邪魔すると考えるんですがね。寧ろ極論すれば、馬手はギプスで固定するくらいがいいという気持ちです。
 ここで成果を申し上げるのは大人げもありませんから遠慮させていただきますが、満足のいくものを得ています。カケは学生時代夜学部でしたので正式に習うことなく『徒に』も一式揃えた時のもの(カケと弦巻だけ現存)でボロガケすが流石『かけがえの無い』存在になりました。

 今改めて振り返りみてみますと、諸流派の特長(アバウトさん談)を取り入れてきたことに我ながらの感が致します。

 いやいや、座談に甘んじてだらだらと長くなってしまいました。お許し下さい。今後ともお付き合いください。失礼しました。


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