巻き藁稽古は的中の基 (投稿7件)[1〜7]
- 1:わらさん (09-07-15 13:34, ID:0GoYZzM [24152])
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- 弓道教本3巻に、巻き藁と的前で射が変わるのは、巻き藁では狙いや高さを度外視して、中たりを意識しないからである。
口割りの高さくらいに印をつけ、この右肩前ほどに百発百中すれば、的前では8割以上は中るはずである。
といった内容が書かれてあるので、巻き藁練習の量を増やしてみようかと思ったのですが、狙っている所から右肩前とはどのくらい前のどのくらいの円の範囲に入れば、的前でいう中りになるのでしょうか?
- 2:天龍さん (09-07-16 13:45, ID:k/RFHFE [24164])
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- 教本3巻のその箇所は読んだことがありませんが、そのままでは何か変な文章ですね。
著者は、巻き藁の一点に百発百中できれば的前では8割以上中るはずなのに、巻き藁と的前では心理状態が違うので現実にはそうはいかない、と書いているのではないでしょうか。すなわち、的中のためには、巻き藁練習は的前練習の代わりになるものではない、と言っていると思いますがどうでしょうか。
- 3:G・Gさん (09-07-17 00:00, ID:3JVJJs. [24171])
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- 鈴木先生は、「目印は弓の左側で見ているが、矢は弓の右に沿っている。そのため矢は弓幅分前にささる」とおっしゃっているようです。右肩前は右方前の誤植ではないかと思いますがいかがでしょうか。
- 4:百夜 ◆WR1hQljoさん (09-07-17 01:06, ID:6jAivyI [24172])
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- 狙った位置よりも弓幅分だけ前に刺さるというのが正しいというのは面白いですね。これは二眼カメラのパララックスみたいな現象でしょうか。
15間先で焦点が合う狙いでは1間先の巻藁では狙ったところには矢は刺さらないですね。今まではそれが不思議に思えても深く考えることはなかったのですが、謎が解けたような気分です。
実際弓道教本のその箇所を読んだわけではありませんが、
<巻藁だけをずっと引いていると的前の時と距離感と異なるので、いざ的前に立ったときに狙いや射形が変わり的中しない。距離感の狂いをなるべく小さくするために、巻藁にターゲットを作って射るが、的前に置き換えると大体弓幅分だけ前に刺さるのが良い。>
ということではないでしょうか。つまり、これはあくまで巻藁前の稽古の注意点であって、「巻藁でこのとおり稽古すると的前で引くよりも効率的に的中率を上げられる」ということではないような気がします。
>すなわち、的中のためには、巻き藁練習は的前練習の代わりになるものではない、と言っていると思いますがどうでしょうか。
解釈の仕方は異なりますが、同意見です。的中させたいのなら巻藁につけた虚像を狙うより、実際の的を狙った方がいいかと。
- 5:G・Gさん (09-07-17 08:30, ID:3JVJJs. [24173])
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- 二眼カメラは懐かしいですね。昔々、学生だった頃、先輩から借りて写したことがあります。フィルムも大きかったと覚えています。接写には向かないのですか?初めて知りました。
ところで、弓幅を測定してみたところ私の弓は31mmでした。鈴木説なら直径60mmにして左縁をねらえば、矢は的心付近に刺さるということになります。
小さな紙的を巻藁に取り付ける若者がいるようですが、小さい的では外れが中りですから、弊害が出るおそれがあるといえそうですね。
わらさん、後方から矢乗りを見てもらいながら、実験してみて下さい。
- 6:かっチャン さん (09-07-17 18:14, ID:YkFusVA [24174])
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- 巻き藁で狙いの付け方や的の大きさを考えるということは、既に矢が狙い通りに正直に飛び出していくことを前提にしていそうですね。
そうであれば、的前でその的付けに習熟すれば、即結果に繋がります。
しかし、実際は多くの射手が、狙い通りの矢飛びをしないから、外れるんです。
まず、正直な矢飛びの練習でしょう。
ゴルフでも、ウッドで真っ直ぐ飛ばすのは難しいです。
弓でも、矢が狙い通りに飛び出していくなら、一流の射手でしょう。
その位、正直な矢飛びは難しいものです。
それを研究するには、的前よりも巻き藁前がはるかに適していますね。
- 7:G・Gさん (09-07-18 09:14, ID:3JVJJs. [24176])
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- 教本の鈴木説をもとに巻藁的を試作してみました。
直径6cm(弓幅3cmを半径に)の的を作り、内部をくりぬくと巻藁用の的になります。鈴木さんの理論だと、的縁をねらうと的心に中ります。実射してみると中心を射ぬくのはなかなか難しい。そのため、中央部はなるべく大きくくりぬいた方が実用的です。
※ 狙いに意識が行き過ぎるので、常用は避けた方が良さそうです。
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