離せない (投稿14件)[1〜14]



1:直心高校生さん
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1ヶ月程前から、会の状態から離せない(もたれ)といった状態が続いています。会までは持ってこられるのですが、離れを出すことが出来ず、結果的に妻手が戻りつつの離れになってしまいます。
そこで質問なのですが、もたれとはどのような原因でなり、どのようにすれば治るのでしょうか。
回答よろしくお願いします。

2:カケ氏さん
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直心高校生さん

 モタレとは早気に比べると矯正方法は難しくありません。

 しかしモタレの原因は、早気と同様で的に対する心理的要因が原因とも言われています。そして離れの時機がわからない方に多い癖になります。

 矯正方法は、会の時に何も考えずにしっかり伸合うことです。そして弓を引く前に周りの人へ「今、この秒数になれば離れと言ってほしい」と伝えて下さい。会で伸合ってる時に周りから「離れ」っといわれたら、思い切って放して下さい。
 最初は上手くいかないと思いますが、繰り返し繰り返し行うことで反射的に離すことになります。そうすると離れの時機を会得することができます。
 簡単に申しますと、「伸合い」「思い切って放す」稽古をすると治ります。
 呼吸方法もありますが、とりあえず上記の方法で実践してみてください。

3:Y.K.さん
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背中丸まったまま引いてて、妻手親指先が的の方を向きすぎちゃってるんですかね?ひねり弱く弦をつまみこんじゃってるような印象もあります。そのようなフォームだと弦を引っ張る力が弱すぎてまともに伸び合いできないでしょう。

・足踏み広めにとって胴造りの重心は両足親指付け根に置きながら背筋首筋を真っ直ぐに起こす、
・妻手親指先が脇正面を向くぐらいにひねり強くして右ひじが肩より下がって背中に回るくらい大きく引く、
・矢線をなぞるように弦をひっぱりながら、親指腹で弦をなで払うように離れの動作を行う

まずはこの辺からはじめてはどうでしょう。
うまくいけば体を反らせる力が強く働くので腰・背中が結構疲れると思います。
この反りの力が強すぎると今度は会持てなくなっちゃうんですけどね。その辺は上手く調整してください。

4:カケ氏さん
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直心高校生さん


 Y.K.さんのおっしゃる帽子先が脇正面に向けての捻りは、手首でなく妻手の肘先から前腕ごと捻る方法になります。決して手首だけで捻らないように気をつけて下さい。
ただし、捻りを強くし過ぎると離れの時に帽子が弦に引っかかりやすくなるので注意して下さい。指先でシガム(つまむ手の内)から指先で引っ掛ける手の内にする場合は、半捻りでも十分です。
 捻りを強くし、離れで引っ掛かると、次に会の時で離れの出し方を考えてしまいモタレが酷くなる恐れもあります。
 あくまでも参考ですが・・・。

5:Moonさん
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捻り方は、カケ氏さんのおっしゃるとおりですね。捻る軸は手首ではなく、勝手拇指を軸にして他の指を拇指上方に巻き上げる感覚です。

その他、離れには弦枕の状態も大切です。深すぎたり、柔らかすぎたり、弦枕の離れを生じる位置で、弦溝の切り口(深さ)方向と離れ方向との角度もシガム原因となります。

機会があれば御カケ師に調整していただくと良いでしよう。半田鏝を利用して補正可能ですが、ベテランでなければ二段離れのような不都合わ生じたりします。

会では、指先など端末の力は抜けるほどよく、精一杯伸びあったら、そこでかってに離れるようなのが良いのです。

私の場合弦枕の切れ口は60度ていど、しかも弦の中仕掛けで1本半程度の浅めですから『暴発しやすい状況』に近く、手抜きするとまれに暴発もありです。

6:鷹司カオルさん
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 こんにちわ。日にちも過ぎてしまいタイムリーではありませんが一言送らせてください。
 私も、4:や5:に近いかと思いますがさらに進めまして捻りは致しておりません。と言いますか「ひねる必要はない」と思います。しかし和弓の射法としては「捻れている」状態は鋭い離れ・キレの良い離れの為には絶対必要です。それでどうしますかと言いますと、皆さんも捻りは意識しなくともやっておられると思います。大三への捌きです。
 打ち起こす前の弓構えでは弦に取懸けただけで(中には捻る方も居られるかもですが)弽(懸・カケ)は捻っていませんね。言わば「平付け」の状態です。このまま打ち起こしますが、大三で捌く時、俗に肘裏を陽に向ける如くフリカブリますね。この時手の甲は前面のままではなく上を向くようになると思います。甲が前を向いたままの大三なんて骨格上不可能ですから誰でもこれは出来ていると思います。ですからこの後、引き収めるまでに「捻ろうとする必要はない」のです。甲は平付けの前面⇒上面に90度捻れています。ですからもうひねる必要はないのです。「半捻半搦」の教えもあることですしね。

7:ドン引きさん
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馬手の帽子の先を押さえる中指などに大きな力がはいって弦を引いていると、会を保つ力と弦の保持に錠を掛ける力が共通しているため、大きく緩むなどしないと錠を外して離れを出すことが出来ません。

よって、本来は弦に引かれるのですが、まあ、馬手の親指1本で弓力を引く意識になってみると、会を保つ力と弦の保持をする力が分離するので、緩まずに離れることが出来ます。
こうして、親指や中指などから無駄な力を抜くと、僅かなテンションの増加で離れが出るようになります。

8:カケ氏さん
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鷹司さん、ドン引きさんの内容は参考になりますね。

9:GONZOUさん
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そんなもん深く考えずに、引きちぎって離れりゃえーやん

ちなみに、カケのメンテナンスはしてはるんですかねー。

10:カケ氏さん
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 引きちぎるようにすると引っ掛かる恐れあるし、妻手離れにもなるので良くないですよ。残念ですが、参考にはならないです。「モタレ」の矯正で引きちぎる離れはむしろ実行してはいけない部類になります。
カケの弦枕による深さの状態は大事ですが・・・。

11:カケ氏さん
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補足ですが、思い切って放す心構えは大事です。ただ引きちぎるような離れはダメです。

12:受験生さん
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あまり参考にはならないかもしれませんが…
巻藁での練習の際に、会の状態まで持ってこずに、押手から30cmだけ引いた状態、40cmまで引いた状態で軽く離す練習をしてみると離の感覚が戻るかもしれません。私がもたれになったときは焦らず巻藁でゆっくり直していました

13:大変ですねさん
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受験生さん

 よかったですね。

14:弓さんさん
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背中で引く練習をしてください。


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