並寸で95cm引いた時の弓力 (投稿6件)[1〜6]
- 1:でんきちさん (14-06-12 20:52, ID:VkmRjsg [23918])
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- 並寸は85cmで弓力が計ってあるのですが、18キロの弓で95cm引いた場合は
20.12キロになるのでしょうか?
- 2:鷹司カオルさん (14-06-12 22:18, ID:VGt52wk [23919])
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- 弓は機械製品ではありません。ですから、でんきちさんお手持ちの弓での85cm⇒18kgは保証されているとしても95cm引いたからといって20.12kgになるとは限らないでしょう。どういう計算式で弾き出したか知りませんが、弓にはその材料や構造に因っても違い叉それらが同じとしても個体差はあると考えるのが自然だと思いますからね。
でんきちさんがいろいろやってみてその結果を報告してくれるのを皆さん期待していることと思いますよ。 よろしくです。
- 3:tomochinさん (14-06-12 22:47, ID:T0RjoR. [23920])
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- ならないような気がします。
- 4:ドン引きさん (14-06-13 09:51, ID:FgiDkhY [23921])
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- 一般に、実引き尺と弓力は近似的に比例すると思います。
しかし、並寸では85cmの引き尺辺りを越えた所から弓力は頭打ちになる場合が多いようです。・・・ネット上にグラフデータ散在
把の高さを15cmとして、引き尺85cmでは実引き尺70cmです。
これで、18キロですから、70/18=約3.9(cm)の実引き尺で、1キロの弓力に対応します。
95cmの引き尺なら、10/3.9=約2.6(キロ)アップで、18+2.6=20.6(キロ)に計算上はなりそうです。
しかし、和弓の場合は、弾性限界の問題も有るのだろうと思いますが、計算値より低い値を示す場合が殆どだと思います。
計りが有るなら(借りても)、実測するのが好いでしょう。
- 5:Moonさん (14-07-09 11:49, ID:RBY8zYM [23953])
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- 『実引き尺と弓力は近似的に比例す』ものではありません。私は四張りほど破損させていますが、弓の個体差(特性)にもより、引き始めから収まるまで一様に比例しません。引尺限界を超えると引尺対弓力の比率むしろ高まり、しかもその応力は鳥打ちあたりに集中し易く、容易に破断します(笄)。
弓の反発力は、外竹と内竹の伸張と収縮という反自然な力を利用しており、さらにその間にヒゴ竹を焦がして脆くなるが勘を良くする細工をします。ヒゴは柳のような柔軟な素材ではなく、櫨(ハゼ)の様に脆い素材が良いのです。勘の良い弓と丈夫な弓の両立は、カーボンを用いることでかなり解決できますが、竹ヒゴではほぼ不可能です。
並鉾や二寸伸び……のように弓の長さは、引尺による弓力上昇率が高く、破断しない位置を示します。そのため引尺と弓の長さの関係は重要で、背が低い場合、寸詰まり弓(約3寸短)をもちいて、反発力強める場合もあります。真の弓力を生かすには、引尺にあった長さの弓を用いなければなりません。称号持ちが小柄な新人に、寸伸び方が楽に引けるから良いよ、と指導しているのを聴いてあきれたことがあります。
- 6:Moonさん (14-07-09 13:11, ID:RBY8zYM [23955])
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- #5 補足と訂正
使用弓はスーパーカーボン”粋”一張以外はすべて竹弓です。トータル十数張使用して四張りほど破損させたのは、張り顔を矯める作業中に三張。会から離れで一張りで、これは上切詰籐から籐頭まで三枚に分離し修理には相当期間と費用がかかるとのこと、エポキシで貼り合わせて現役です。
昔、高校弓道から一般弓道を始めた頃、堅い新弓を柔らかくする(弓力を下げる)方法として、弦を踏んで握りを執り、何度も矢束限界以上に引き上げることを繰り返すと学びましたが大いなる誤りでした。新弓からできるだけ歩落ちしない管理が正しいようです。肩入れでも矢尺限界以上は決して引かぬこと、ましてや他人の弓は厳禁!
#5、竹ヒゴとの記述は、ヒゴ竹の誤りです。
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