押し手カケのこと (投稿14件)[1〜14]



1:novuさん
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すみません。タイトルつけ忘れました。

先日、地元の道場の先生から審査で押し手カケ(ちょん押し手含む)を使うと、心象が悪くなって減点される、という話を伺いました。
地連審査〜中央審査すべてにおいてだそうです。
押し手カケも昔からある道具で、当然にどこの弓具店でも売っているものです。
ちょっと、信じられない話なのですが、はたして真実か否か?
ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
ちなみに、その先生は審査の審査員をしたことはありません。
宜しくお願い致します。

2:鷹司カオルさん
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押手ガケを使用するか否かは受審者の気持ち如何でしょう。しかし審査の目的・受審者の状況等を総合的に判断して合否を決するのも審査員の主観によることも事実です。押手ガケをしているから「否」となったなどというのは僻みです。そういう根性で受審する人はもっと他に問題がある場合が多いのでしょう。「押手ガケを挿していたから」などと言いますが、後の講評で審査の先生が「押手ガケをしている人は落としました」と言わない限りはっきりしません。拇指に革をかけているのですから手の内・とりわけ拇指の状況を見えにくくしていることも事実です。そのときの合格点をもらえる良い手の内がしっかり見えていれば〇で加点されたのに見せていないので〇が付けられなくて合格点に至らなかったとも考えられます。 受審する人は堂々として「包み隠さず見ていただく」という気持ちで審査に臨むべきでしょう。・・・何かで読んだのですが、退場してから大声で騒いだ者を落としたということは聞いたことがございます。その審査の先生には、その非常識ぶりにその受審者の真の姿を見たのでしょうね。正に「射裏見性」であり、それが主観というものです。

そのお話をされた先生は審査員ではないということですが、だからこそ皆さんを心配されてお話くださつたと思います。「地連審査〜中央審査すべてにおいてだそうです。」と言っても確たる証拠はありえません。僻みです。

3:takaさん
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>>心象が悪くなって減点される、という話を伺いました。

そうなんですよね。これは私が学生であった20数年前から聞いています。

私は弓手が若干控え気味に入る癖が有り、虎口への嵌りが悪くてひび割れしていましたので、応急処置で一本押手を購入しました(当時20Kまで引いていました)。

購入した後でその当時の師範(教七)から
「近頃は(審査で押手カケを)使うなと言うが何故なんだろう」と師範も訝しげな発言をされ、奥様(錬六)は「昔は手形注文すると押手が付いてきたのにね」とかつては両手で一揃えであった(騎射ではいまでも左右で一具ですが…)という話も聞かせていただきました。

⇒奥様は旧武徳会時代に弓を始められました。師範は戦後すぐからです

あれやこれや話題になりましたがその時は、「なぜ使ってはいけないのか」という理由までは残念ながら判りませんでした。

で、ある書物に少し触れられてあったことを思い出しました。
(既にご存じのことでしたらご容赦下さい)

東京都の村川平治先生が昭和52年に全日本選手権で優勝した際に、既に押手の使用を批判されたそうです。同先生がどのような理由を以て押手を使用されるに至ったかは、同先生の著書を拝見すれば判ることですが、優勝のという栄誉に対して「押手を使用しての優勝は実力でない」とのやっかみがあったことは事実のようです。ひょっとしたらこのあたりから派生したのではないかとも思われます。

かつての「弓道」誌には、選手権出場者の射影を全て収録した時期がありました。パラパラと見ただけなのですが、村川平治先生が出場された前年1981年は、男女224名の内、指押手を含めて押手の着用者は15名。その前年1980年は男女215名の内、指押手を含めて押手の着用者は14名でした。結構いますね。

押手使用に批判的な方々は、百合野稔先生や福原郁郎先生の射影をどう見るのでしょうか。

4:novuさん
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>taka様
なるほど、理由は定かでないが、良くは思われない事実はあるようですね。
でも、本当にどうしてなんでしょうね?さっぱり、意味が分かりませんね。
しかし、「押手を使用しての優勝は実力でない」とはひどいお話ですね。押手カケを使えば、実力以上の“何か”が湧いてくるんでしょうか・・・?
私は実力を維持するために使用するものと思っていますけど。
それに、百合野先生、福原先生、それより以前の阿波研造先生、梅路見鸞先生、本多利實先生といった弓聖と言われるほどの方々も押手カケを使われている射影が残っています。
押手批判の方々は、こういう先生方のことも批判していることになりますよね。
頭の悪い私でも理解のできるご意見を伺ってみたいものです。
しかしまぁ、審査では使わない方が無難なようですので、以後気を付けることにします。

>鷹司カオル様
僻み・・・・
そういう根性・・・・

なんだか私のQに対するAになっていなのですが・・・・
どうも、理由の如何は関係なく単に押手カケを使用する人に対する批判に読めるのですが、押手カケがいけない理由は何なのでしょうか?
他のスレを見ても、「天下のご意見番」的ご存在のようなので、後学のために教えて頂けませんか?

5:鷹司カオルさん
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 すみません、前レスで字の間違いがありました。訂正します。
誤・・・射裏見性
正・・・射裡見性

 さて、審査する側で「押手ガケ使用者は落としました」と言ってない以上は憶測の域を出ないでしょう。これを不合格の側で斯様に言うのはやはり僻みであろうと思いますよ。競技会ではなく審査ですから、そういう物を使わなくてもできるのかという基本技能を問うているのだと思います。
 「僻み・根性」とはあなたが「言った」かどうかではなく一般論としてです。押手ガケを使う人への批判では勿論ありません。本スレとは場面が違います。私も審査会では使うつもりはありませんが持ってはいます。(使用してはいませんが。)
 >「天下のご意見番」的ご存在のような
とはあなたの見方でありとてもそんなことは思っていませんのでこれ以上申し上げるつもりはございません。

6:novuさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; InfoPath.2; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
やっぱりよく分かりません。
何が言いたいのでしょう?
もう結構ですけど。

7:だめ学生(もう社会人)さん
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押手カケについては色々と謂れはあるのでしょうが、novuさんが名前を挙げている、当の本多利実自身が下記の通り講述しています。

『弓道講義』(大正12年5月発行) 弓具之部p43
※国会図書館近代書ライブラリーで全文が閲覧できます。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/970448/1
「(前略)当時(=現在)では左手には必ず押手カケを指して弓を引きますが、実際に於いては右手に三ツカケを指してのみ射ることとして武田、小笠原の弓書に載せてあります。一具カケにしましても的を射る時は右手のみでありました、それ故幕府時代に於いて御上覧のときに出て射るときは必ず押手カケをささせません、三ツカケ或は四ツカケで射ることは差支ないとしてありますが押手カケは不断(=普段)弓を射るとき使うもので、式場に於いては無礼としてあります、(中略)其の目的は申すまでもなく弓手の痛まぬ為めで御座います。」
※括弧内は当方の註。一部表記を改めています。

よく知られた利実の七道の写真は押手カケを指していますが、服装も普段着のようなので、不断(普段)の射を撮影したものなのでしょう。利実の水干姿の射礼、つまり式場における射と考えられる写真も残っておりますが、写真があまり鮮明ではないので確とは判別できないものの、押手は素手のように見えます。

1.のnovuさんのお話に戻りますと、上記のような謂れを承知しているならば、審査の場は式場であると考える人が押手カケに悪い心象を持つのも、それはそれで一つの見識だと思います。
ただし、明文化もされていないそのような点で審査の合否を決められてはたまったもんではないので、あくまで心象にとどめておいて欲しいものです。

8:だめ学生(もう社会人)さん
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7の引用文の一行目、下記の通り訂正します。
誤:実際に於いては
正:実際的前に於いては

9:鷹司カオルさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.2; Trident/6.0; .NET4.0E; .NET4.0C; InfoPath.3)
>7:だめ学生(もう社会人)さん
お早うございます。そうですか、そういう経緯まではとても知りませんでした。これで私も一つ確かなものができました。やはり「火の無い所に煙は・・・」ですね。ありがとうございました。
 そういえば、手許の「現代弓道小辞典」にも、『・・・弓手の拇指又は虎口が、弓又は矢によって傷つけられることを防ぐ為に用いられるのである。従って正式の射礼などには、用いない事が原則である。』と出ていました。これも灯台なんとかの類ですね。

10:イリシャムさん
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押手ガケやバンテージの使用によりどのような恩恵を受けることができるのかを理解しなければ議論の意味はない
なんのための保護なのか、サポーターもです
痛みを堪えるだけで済むなら素手でも引けます

11:GONZOUさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.2; rv:24.0) Gecko/20100101 Firefox/24.0
でも、痛みを耐えるだけでいいならそもそも堅帽子もいりませんよね?
ゆがけは和帽子でいいはずです。
個人的には、ミズノの2000円チョイの初心者お試し用のゆがけで20キロの弓で400射したことがありますから、手の形を見たいなら堅帽子よりこういうものの方がいいのではないかと思っちゃいますよ。
まぁ、和帽子と堅帽子では多少違ってきますけどね。

12:イリシャムさん
KDDI-CA3F UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.4.314 (GUI) MMP/2.0
>>GONZOUさん


>>痛みを耐えるだけでいいならそもそも堅帽子もいりませんよね?

そう言ったつもりです、ミズノ手袋もいりません
和弓は素手で引いても中てれるしフォームも作れます


胸当てを除き唯一使用が許されている補助具、それがカケです
角を入れる、控えを補強する、弦枕を成形する、その他様々なことが許されています
特定の使い方が定められているタイプ、自由度の高い万能なタイプ、目的に合わせ誂えたり改造したりただの手袋だったり…
そして、それらにはそれぞれに適した使い方が存在します
さらに、どんなカケでも関係なく使うフォームや考え方も存在します
何を選ぶかは自分次第です
自分で勝手に選べば良いのです


押手ガケの使用により心象が悪くなる、これは目的や技法に依ります
これをあまり良しとしない流れが今現在一番太いというだけであり、適切な使い方をすればそれらの恩恵を受けることができます

勿論絆創膏のようにも使えますけどね、実際に使って各自で結論を出せば良いんですよ
他人の言葉を自分の言葉のように使う人に大した知恵はありません
知識を知識のまま保存し、知恵に昇華させることのできない人に大した実力はありません

13:GONZOUさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.2; rv:24.0) Gecko/20100101 Firefox/24.0
>>イリシャムさん

>ミズノ手袋もいりません
>和弓は素手で引いても中てれるしフォームも作れます

うーん。。。
自宅で巻き藁やるときに時々やりますが、素手は二射か三射が限度ですねー。
あんまりやると手が赤くなってずる剥けちゃいましたから。。。

じゃあ結論としては、
>「押手を使用しての優勝は実力でない」
という理論なら、

弽は右手も左手も使うべきではない。
審査の場合も、押手弽を推奨しない審査員の場合は、当然右手も素手で引くのがベスト。

となってしまいました。
個人的にはこれは正しいと思います。
あくまで押手弽を否定するならの話ですが、、、、

ちなみにぼくは押手弽愛用派です。

14:大魔神さん
Mozilla/5.0 (iPad; CPU OS 7_0_2 like Mac OS X) AppleWebKit/537.51.1 (KHTML, like Gecko) Version/7.0 Mobile/11A501 Safari/9537.53
取り敢えず昔から使用されいるタイプの押し手かけは普通の弓具やには売って無いと思います。

また、真偽は怪しいのではないですか?似たような話にグラス弓だとダメもありますがグラス弓で錬士合格の方をこの目で見ましたのでで


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