竹弓の破損原因と防止対策 (投稿46件)[12〜12]


1:grazzeさん
先日、購入後4か月の竹弓を破損させてしまい(鳥打〜胴部分でコウガイ発生)、現在、修理に出しています。

予備弓の持ち合わせがなかったこともあり、夏場、しかも今年は特に高音多湿で環境が良くないと思いつつ、かなり慎重に使っていたつもりでしたが、裏反りがまだまだ深い(23〜24センチ)で常用していた(馴らし不足)だったことと、成りの調整のために1週間程度弦を外した後の行射が、結局張り込み不足だったと思います。

今回、私は高い授業料を払って少し弓の管理方法を学んだつもりですが、今後の参考にさせていただきたく、皆様の経験等も差し支えない範囲でご教示いただければ幸いです。

12:grazzeさん
また暫く留守にしている間に多数ご教示いただきまして、ありがとうございます。

師柴宝峯様>

そのシナシナ、カチカチは、引き味とはまた別なのでしょうか?その辺りの間隔の微妙なところが竹弓の難しさであり、面白さでもあるのでしょうか。

ちなみに私の弓は冴えるかどうかは別として弓具店の人や道場の先輩方が「めったなことで壊れない、頑丈(カチカチとは違う?)な弓」とおっしゃる銘の弓でした。

kuricha様>

下を踏むところまではしていませんが、弦を外す前には、それなりに下をしごいていました。

入木過ぎ、上成り弱めということ(と、私が感じていたこと)について、道場で同じ銘の弓を使用されている先輩は上下のバランスは気にしなくてよいのではないか、入木過ぎることについて、姫反節の辺りを出木方向に押すだけでよいのではないかとおっしゃっていました。

養心様>

貴殿のブログの方も拝見しました。今回の私のケース(弦を張りっぱなしにしておくと入木過ぎになることがある)に当てはまっており、とても参考になりました。

ところで私は恥ずかしながら調整器を使ったことがないので、ご教示いただければ幸いです。

(弓個々の状態にも拠るとは思うのですが、)今回のように張りっぱなしで入木過ぎになるのを防ぐ場合には、矯正するくらいのつもりで深く調整器を掛けるのでしょうか、それとも現状を維持(固定)する程度でしょうか。また、調整器をかける位置は矢摺藤と握りの間辺りだけになるのでしょうか。拝見したお写真からは、矢摺藤の位置で弦を固定する程度にかけているようにお見受けするのですが。


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