かけの紐 (投稿9件)[1〜9]


1:sunlightさん
かけの紐って青紫ですよね?
それ以外の色をあまり見ないんですが・・
何でなんですかね??
薄い茶色には青紫しかだめなんですかね?

2:勝ちトンボさん
カケの大紐は別に青紫である必要はありません。
最近は確かにトモ紐が付いているカケ見ませんね〜。
もし大紐を変えたいのであれば、それだけ買って変える事は可能です。

3:たぶんおやじさん
紐の高級品は一本取りといって背中を部分を使います。
紫紐なら端っこも無駄なく使い切りやすいのかも知れません。
昔のかけを見ていると殆どがとも紐でした。
共紐は共紐で良いと思うのですが最近少ないですね。世の流れかな。

4:sunlightさん
すいません
とも紐とは何ですか・・・?

5:勝ちトンボさん
とも紐とは、ユガケ本体と同色、同色系統の大紐の事を『とも紐』と呼びます。

6:鮭色さん
とも紐って格好良いと思うんですけど茶・紫以外の紐って特注以外は基本的にないんですよねー
黒や灰を選んだ人はとも紐は無理でしょう

7:勝ちトンボさん [url]
>とも紐って格好良いと思うんですけど茶・>紫以外の紐って特注以外は基本的にないんで>すよねー
>黒や灰を選んだ人はとも紐は無理でしょう>

無理と言うことは無いと思いますよ。現に弓具店で販売もしていますから・・・・
ただし、皮質は何とも言えませんが・・・

8:元弓引きさん
かつて、ある弓具店で「紫紐は有段者用」といわれたことがありました。とりあえず段はあり問題がなかったので、根拠はお聞きしませんでしたが。

それから、日置流系では、かけと同じ色の紐が正式で、小笠原流に入門している人は「許し」がないと紫の紐は付けられないと聞いたことがあります。

9:光点師さん
厳密には、ゆがけ本体と、紐が“完全に同色”の場合を「紐が『共色(ともいろ)』
だ」という言い方をします。
ゆがけ師のオーダー注文票を見ると「紐共色は○○万円以上のご注文でないとお受
け出来ません。」さらに「納期は○○以上いただきます」となっている場合もあり
ます。
本当の共色は、燻しや染色の前の段階から、ゆがけ本体用の皮と紐用の皮を常に
一対の「組」にして、全く同じ工程を経てゆがけにしていきます。そうでないと
厳密な同色にはならないからです。
特に燻しの出来上がりの具合は、燻しごとで微妙に異なり、別々の燻し工程を経
た皮どうしでは絶対に同じ色にはなりません。

その点「紫紐」は、紫色の紐だけを専門に大量生産している、いわば「紐屋さん」
から買って来た紐をポンとつけるだけで良いわけですから、実は仕事としては楽勝
なのです。見た目がゴージャスで、また小笠原流では「許しもの」になっている
ことから「紫の方が上」「初学者は紫は生意気」などということをおっしゃる方が
居ますが、本当の意味での紐共色(完全同色)、しかもそれが燻し皮のものだった
ら、それは実は10万20万程度の並のオーダー品ではあり得ない、超高級品の
ゆがけだということです。


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