弓の種類それぞれの重さについて (投稿15件)[1〜15]


1:まるやまさん
今年の4月から弓道をはじめたものです。最近弓のキロ数を変えました。練心の13.5を使っています。先輩に教えていただいたのですが、弓は同じキロ数ならば練心→実技→直心の順に重いものになり、今私が引いている練心・13.5キロの弓は、実質12.5キロほど、とのことです。しかし、私は直心の13キロのほうが、全然軽く感じるのです。実際のところ、弓それぞれの重さというのはどういう風になっているんでしょうか?

2:たぶんおやじさん
>弓は強弱で表す。

あなたの高校の弓はそうなんです。
貴方の矢尺ではそうなんです。
貴方の高校がスタンダートでもないんです。
言っていることが解りますか?

3:ケロロンさん
その先輩の言うことが間違っています。まず、弓の重さは『一定距離引いたときの負荷量』として、通常はバネ量りのフックに弦を掛け一定量引っ張り切ったときのキロ数を測ります。それが弓圧です。なので練心でも実技でも直心でもキロ数が同じであれば同じ重さです(年月の経過により少しずつ弱くなりますが) *どれだけ引いたときのキロ数か忘れてしまいました。並弓で85or90cmだったと思うのですが・・・知っている方、フォローをお願いいたします。

その先輩のような中途半端で確証の無い知識は時として大きな恥となります。まるやまさんもご注意ください。

>たぶんおやじさん
ちなみに弓のキロ数は『重い・軽い』で表現しても間違いではありません(単位がキロであり、キロは重量の単位です) 弓自身の重量と間際らしい感はありますが^^;

4:Soulさん
弓の強さ(単位kg)は並寸で85p、二寸延びは90p引いた状態での数字を店頭に列ぶ際の表示とするのが基準です。

因みに正式には弓は強い弱いで表します。

5:たぶんおやじさん
>強弓・弱弓

6:Soulさん
誤字を訂正します。
誤:二寸延び
正:二寸伸び
失礼しました。

7:リハビリ弓人さん
>弓のキロ数は『重い・軽い』で表現しても間違いではありません

それは間違いのような気がしますが…。
弓自体の自重の話をするなら良いでしょうが、弓力の話をする際は強い弱いが正しいと思いますよ。

何を前提に間違いでないと断言されているのかわかりませんが、弓道の本を読んだり、通常弓具店や道場で色々な方と話す限りでは、たぶんおやじさんのご指摘は正しいものと思いますよ。

本当のところは法律も規律もありませんからわかりませんが、少なくとも、こういった場で話をされる場合は、強弱で話す癖をつけた方が、誤解が無くてよろしいかと思います。

まるやまさんも改められた方が今後の為にはなると思いますが…。

本題から逸れたレスでごめんなさい。
話戻して下さいね。失礼しました。

ちなみに、一般的には並寸での標準のキロ数の表示は85センチでとるところが多いようですよ。2寸伸びで90センチでの計測が一般的ではないでしょうか。

8:リハビリ弓人さん
ありゃ。
書いてるうちに増えてました。
85センチと90センチ既出でしたね。
すいません。
無視したわけじゃありません。

9:遥頂さん
弓の強さの表現についてですが、「s」で表すのは、
「この弓を引くのに必要とする力は○○sの重量と釣合う程度である」
という「力」を表す「s」です。

実際に測っているものが「力」であって、
弓自体にはそれだけの重量が無い以上、
弓の強弱を表現するのに「重軽」を用いるのは誤りです。

10:まるやまさん
みなさまご指摘ありがとうございます。未熟者で失礼いたしました…。今後気をつけます。

11:通りすがりさん
>弓は同じキロ数ならば練心→実技→直心の順に重いものになり

 最初の質問に戻りますが、先輩がおっしゃっているのは、一定の引き尺で同じキロ数の弓であっても、銘柄によって弓の性能が異なり、その結果矢飛びの早さも異なる、というような意味ではないでしょうか。自分で全部を使ったことはありませんが、性能が高い順番は、「練心→実技→直心」ではなく、「実技→練心→直心」だろう、と思います。

 また、弓の「重い・軽い」ですが、アーチェリーの人たちは、比較的よくこのような表現を使います。このサイトの「間違いやすい弓道用語」によると、「引き尺」というのは元々は弓道用語ではなく、アーチェリーからの逆輸入だそうです。弓の「重い・軽い」という表現も、アーチェリーの影響ではないかと、私は想像しています。
 
 いろいろな表現はあるでしょうが、英語で弓の強弱は"heavy"と"light"を使うのが最も簡明です。 「強弓」"a heavy bow"、「弱弓」"a light bow"、「弓の強さ」"a bow weight"などです。これを直訳して、「弓が重い・軽い」や「弓の重さ」などという表現が出てきたと思われます。また、「引き尺」がアーチェリー用語ならば、弓道の「矢尺」をもとにして、英語の"draw length"にあてられた訳語ではないかと思います。
 
 「引き尺」は元々弓道用語に由来しているので,弓道界でも市民権を得やすいのでしょうが、「重い・軽い」がなじむのは難しいようです。
 

12:洋弓射手さん
横から失礼します。
私はアーチャーですが、こちらのサイトは良く拝見し、勉強させていただいています。
弓道は門外漢ですのでアーチェリーに関する部分だけ、少し補足させていただきます。。

>通りすがりさん

>「弓の強さ」"a bow weight"

"Bow Weight"は「弓の重量(質量) 」を表します。
同じ意味で"Mass Weight"も使われることがあります。

アーチェリーで「弓の強さ」は "Draw Weight" と表記されます。
つまり「引く重さ」です。
私の周りでは、これを「重い・軽い」というのはあまり聞いたことはありません。

お邪魔いたしました。

13:通りすがりさん
>"Bow Weight"は「弓の重量(質量) 」を表します。
>同じ意味で"Mass Weight"も使われることがあります。
>アーチェリーで「弓の強さ」は "Draw Weight" と表記されます。
>つまり「引く重さ」です。

 “bow weight”が弓の重さを示すことがあることも、リカーブ等の“draw weight”やコンパウンドの”holding weight”等の用語も当然承知しております。

 今回は,強弱の簡明な表現として”heavy”と”light”を示しましたので、同様にわかりやすい”bow weight”を示しました。

 なお,弓の重さを示すときの”bow weight”と”mass weight”は、「同じ意味」ではありません。二つの語は、厳密には使い分けられます。前者は主に弓本体の重さを指します。後者はスタビライザー等の付属品を含めた「総重量」の意味でとくに用いられます。

 一般的な用語としては“bow weight”がアーチェリー関係の書籍や資料、製品紹介などで、弓の強さを示す語として多数用いられています。これは、Googleのフレーズ検索でもしてみれば、すぐわかることなので、用例を羅列するような衒学的なことはやめておきます。

 身近になところで例を示すと、EASTONのデジタル式の秤を使ったことがあるでしょうか。その名称は”Bow Weight Scale”です。当然、弓の重さをはかるのではなく、弓力測定(bow weighting)のための秤です。あるいは、適当なスパインのシャフトを選択するための表で見たことはありませんか。”Bow Weight”や「ボウウェイト」などと、資料に出ているはずです。

 弓道を専門とする私たちに“bow weight”という表現が広く知られたきっかけの一つは、『現代弓道講座 第3巻 射法編』(1969年)における「洋弓射法」の解説でした。

14:洋弓射手さん
通りすがりさま

ご指摘ありがとうございます。私の思い込みもあったようです。
これ以上は脱線が大きくなりますので、これにて失礼させていただきます。

お邪魔いたしました。

15:素人 ◆ulhccrlkさん
>弓は同じキロ数ならば練心→実技→直心の順に重いものになり

おそらく、これは体感荷重(負荷かな?)の事を言ったのでしょう。
同じ弓力でも、「□□と比べると○○は大三へ移行するのが楽」とか言いますよね。
粋と直心を比べる時によく言われることです。
"柔らかさ・引きやすさ"が銘柄によって違うのでこのような言われ方がされているでしょう。

しかし、会における負荷はあくまで弓力が示す値なので、練心でも直心でも13kgなら13kgです。
また、私が思うに、"硬さ"で言うならば通りすがりさんの言うような順番になると思います。

ちなみに、私は直心より練心の方が"重い"と思います。


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