甲矢と乙矢でなぜ、甲矢を先に射るの? (投稿8件)[1〜8]


1:リプレーヤーさん
 一手で甲矢と乙矢で、なぜ甲矢を先に射るんでしょうか?一手の場合乙矢を2本持っても良いんじゃない?、甲矢と乙矢を気にするのは結構面倒じゃないですか?

2:青鸞さん [url]
先に射る理由は分かりませんが、矢は羽1枚を2つに割り甲矢、乙矢にしているので常に対にしなければならないんです。

3:深翠さん
わぁ〜懐かしい質問ですね。4年くらい前にこの質問に答えたことがあります。

上座下座の違いから射場に入いる一歩目の脚を区別するように甲矢と乙矢にも上品への礼があります。
会で甲矢を持てば矢とシャフトとの接着面が公文席(主催者席or神棚)からは見えませんが、乙矢だと見えてしまいます。

一手2本を持つのは最初の一射目を公文席で見ている人たちに捧げ、二射目は自分に捧げるためです。こうのような理由から最初に用いる矢には甲矢、次は乙矢を使い分けます。それで最初の一射(甲矢)が審査でも試合でも最も貴重とされるのです。

4:リプレーヤーさん
青鸞さん、深翠さん、ありがとうございます。

5:リプレーヤーさん
青鸞さん、深翠さん、ありがとうございます。
なーるほどネ〜、そうゆう意味だったのですか・・・・、やはり同じ体配をするのにも意味を知ってするかどうかで大違いですネ。
 そうですか、以前自分と同じ疑問をやはり持っていた人が居るのですね。
 今度、道場に行って皆に自慢しよ〜うっと
また、色々教えてください。

6:元 ◆ntlC4wAIさん
>深翠さん
興味深いお話有り難うございます。勉強になりました。
甲矢を上座に捧げる、なるほど納得です。
礼として走り羽の表面を向けるって意味もありそうですね。

四立て羽はどうなっているのでしょう?
やっぱり上下共表が向こう側へ向くように羽が付いているんでしょうか。

7:深翠さん
元 ◆ntlC4wAIさん「四立て羽」という矢もあるのですか?知りませんでした。流鏑馬に使う2枚羽根の矢は見たことがあります。それも甲矢と乙矢がありました。
上座にはお尻を向けないように歩く脚、退く脚に決まりがるように小さな矢にさえこんな細かい気配りが必要なんです。
武道って凄いですね

8:元 ◆ntlC4wAIさん
>流鏑馬に使う2枚羽根の矢は見たことがあります。

2枚羽?は知りません。
鏑矢なんかは上下に大きい羽を一枚ずつ、左右に小さい羽をいちまいずつ矧いで四立羽としています。


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