弓は伏すものでしょうか (投稿11件)[1〜11]


1:せったちゃんさん
会において、弓は伏すのでしょうか、照るのでしょうか、それとも垂直なのでしょうか?

2:弓を引く人さん
>会において、弓は伏すのでしょうか、照るのでしょうか、それとも垂直なのでしょうか?

現在の「弓道」では、全て間違いではないとされています。指導者の考え方により異なってきます。指導者に尋ね、伏すなら何故伏せるか?垂直なら何故垂直なのか?を聞いて、自分で決めれば良いと思います。

ただ、古来からの考え方では、近的くらいの距離や、高所から下を狙うときは伏し、遠くを狙うときは少々照らすと言う事が基本です。また、三十三間堂における堂射も少々照らしています。

3:弓太郎さん
極端な話弓が \┃/ のうちどれかということですよね 正しいかはわかりませんが自分は/になっています

4:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
妻手はどうなっていますか?
その反対の方向に弓手の力がかかって釣り合うと思いますが?

5:fworkerさん
役に立つかどうか微妙ですが・・・。

http://sc-smn.jst.go.jp/index.asp
で弓道で検索してみてください。

15分15秒〜ジャイロ効果についての説明があり、弓はふせたほうがいいといってます。

6:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
上記は、あくまでも一つの考え方や意見として受け止めた方が宜しいように思います。

7:元 ◆ntlC4wAIさん
そのジャイロ効果の説明ですが‥‥‥
離れると同時に瞬間に弓を伏せるならともかく
本当に弓にジャイロ効果が働いているかどうか怪しい所です。

8:keikoさん
弓を8度程度伏して角見の働きを助けるのは
日置の教えですね。

9:いちにさん
僕の持っている「弓道の手引き」には、
照り角度5度=矢は的の上方向に飛ぶ
伏せ角度5度=矢は的の前下方向に飛ぶ
垂  直  =矢は的の最も近くに飛ぶ
ということが筑波大学の実験で分かっていると書いてありましたよ。

10:弓を引く人さん
『弓道及び弓道史』(浦上 栄,斎藤直芳 昭和10年 平凡社)より、一部抜粋。

 歩射と堂射との、角見の働の異なるのは、歩射は徒士で近い所に強い力の矢を射る事を目的とし、堂射は三十三間堂に於て矢のり(弾道の事)を低く矢を飛ばす事を目的としてゐる。故に角見の働或は射法弓具等を異にするのである。歩射にては角見の中段を以て押し、離れに際し、上段と弓を前に伏せる力を加味して離れるのを最上とし(歩射の弓手は弓を前に伏せ、馬手は之れと反対の力を加味して、例へば、濡手拭を絞るが如き力が終始加味されて居る)これに、自然の離れが伴はなければ、堅物は射抜き難いと云はれて居る。これに反し堂射は角見の上段を以て押し、離れに際し、下段を押しながら、歩射とは反対に、弓をてらし、(弓が反る事)馬手はこれに対応する馬手の捻りを戻す力を加へつつ離れるのてある。同じ弓を射るに、かくも反対の力を要するかと云ふに、そこが所謂目的を異にする所以である。
 離れに際し上段(剛)を押す事は、矢に力を加へる事となるが、然し矢の筈は押上げられる形となり、矢は下るのである。歩射は、近い所だけに矢の下る事よりも強き力を望むが故である。堂射に於ては、矢の下るが如きは目的に反する故に下段(弱)を用ひる。即ち離れる瞬間、上段の押より下段の押に変るのであるから、矢の力は弱くはなるが矢筈は押下げられる形となり矢先は上るのである。
 離に際し弓を伏せる事は、弓手馬手共に、締合ふ為に緊張して行く。即ち延の一過程で軽き離を得る原因となる。弓を伏せる時は、矢が前に押さへらるる事となり、矢は前下に行く、これと反対に、弓をてらす時は、矢は後肩に行く。所謂上るのてある。歩射に於ては、矢の前下に行くよりも軽い離れを望むが故に弓を伏せる事を用ひ、堂射にては、弓をてらす事を用ひる。著者も武徳会に出演して大的を射る時は、足踏を狭め弓をてらす様にして行つて居る。

 ユガケは、歩射にては三本ユガケを正式とし、弓手は弓を伏せ、馬手はこれに相応する捻りをかけ緊張してその儘離れるのを可とし、堂射に於ては四本ユガケを正式とし、四本ユガケは三本ユガケに比し拇指長く薬指の掛る関係上小指の方に多く曲つて居る。随つて三本ユガケの如く離す時は、弦が拇指の腹を長く摺る事となり、矢は前に行き或は前後に振れる等の障害を生ずる故に、四本ユガケは捻りを戻す。即ち堂射の放れに際し、弓をてらしこれに相応する捻りを戻す所以である。

11:一本けやきさん
私もこの番組を見るまでは「ジャイロ効果」という理論は知りませんでした。
実際に自転車の車輪を持ってみることをお勧めします。


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