肥後蘇山の弦が変える (投稿9件)[1〜9]


1:norisukeさん
 良く肥後蘇山は、弦が返るという話題を目にします。上下の弦輪、弓手(手の内)、離れ、弦の低さなど、返る理由は多々あると思うのですが、よく過去ログとかに書かれている弓の当り・はずれとは、どのようなことをいうのでしょうか?肥後蘇山ハイカーボン
の購入を検討しているものとしては、かなり気になるところなので、教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
 

2:norisukeさん
タイトル間違ってましたね。

3:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
約30年程前に初めて買った弓が肥後蘇山でした。その次にまた買った弓はやはり肥後蘇山でした。二張りとも入木強目で17キロと20キロ。
この当時より、肥後蘇山は引っ繰り返り易い。とよく聞いていましたが、二張りとも引っ繰り返った事は一度もありません。

ただ、どの弓でもそうですが空打ち(からうち)に近い状態で引くと引っ繰り返ります。これは肥後蘇山に限らず、ミヤタ(当時のグラス弓は肥後蘇山とミヤタしかなかった)も同じでしたのを覚えています。
空打ちに近い状態で引かない限り、そう簡単に引っ繰り返る事はないでしょう。

4:kurichaさん
私も同感ですね。学生時代に肥後蘇山でしたが返った事はありませんでした。良くここの掲示板では「返りやすい」との声を聞きますが、問題は弓遊び ◆.t4dJfuUさん のいわれる事が主な原因かと思います。
 何よりも、「この弓はどうですか?」という質問に対しては「自分で試してください!人の言葉だけを信じるんですか?」と聞いてみたいです。

5:春日さん
肥後蘇山の弦が返りやすいというのは私もよく聞くし、実際返りまくっているのを目の当たりにしていました。
部員の一人が新しく買った弓(肥後蘇山)で、師範の先生に把の高さがかなり低くなっているせいだと指摘されました。
その時計ってみたら確か12〜3cmというありえない低さで、ただ単にその部員の弓具の扱い方が悪かっただけだというのもあると思うのですが、手の内がちゃんと出来ていないと扱いきれない、という話も聞いたことがあるので、それも原因なのかもしれないと思います。

肥後蘇山は裏反りが竹弓に似てかなり深いので把の高さが低くなり易いのかもしれないし、握りの位置も他の弓と違うらしく、いろいろと個性的な弓なので、手懐けるのが難しい反面ハマる人はハマるみたいです。
肥後蘇山使いに聞くと、自分の射の出来が矢飛びに如実に反映されるんだとか。

聞いた話ばかりで個人的な意見も入っているかと思いますが参考までに。

6:ワカクワさん
 ワカクワの手元に肥後蘇山のハイカーボンの2寸伸び、32キロというのがあります。
注文した弓具店によると、その当時までで造られた肥後蘇山でもっとも強い、といわれました。
 弦が低めの状態で使った事もありますが、ひっくり返った事はありません。
 ひっくり返った事はないのですが、振動が結構な物だったので、あまり使用はしていません。

7:norisukeさん
いろいろと参考になりました。ありがとうございました。

8:椿さん
私も肥後蘇山を使っていてよくひっくり返してしまいます;
3の弓遊びさんが言われる「空打ち」とはどのような状態ですか?

9:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
空打ちとは、矢を番えずに離す事です。

この状態に近けれは近い程、引っ繰り返り易くなります。
肥後蘇山に限った事ではありません。


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