赤いかけがほしい (投稿24件)[1〜24]


1:みきてぃさん
赤いカケが欲しいのですが店では製作を断られました、
白のを染めようかと思うのですが何で染めればいいのでしょうか?

2:ぬふぬふさん
印伝の工房にでも相談してみてはいかがでしょうか?

3:みきてぃさん
印伝の工房どこですか?
検索しても見つかりませんでした

4:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
自作できないこともありませんが…

過去ログに靴墨が良いと書き込みしてありましたので、試しにやってみました。
赤ではありませんがね。
なかなか程よい感じに仕上がりました。


ちなみに、私の知り合いの一人は、黒のペンキ缶に『どぼんっ!』と付け込み、茶のユガケを黒に変えてしまいました。

乾いた後、何の支障もなく引いていました。

私はペンキ缶にユガケを付け込む勇気はありませんけど。

5:kastleさん
現物を売っているのをみましたよ。
2万円前後のものだったと思います。
某所での出店で、大倉弓具か猪飼弓具のどちらかでした。なので、どうしても欲しければ 手に入る可能性はあると思います。
ご自分で調べて電話すればすぐ判ると思いますよ。遠方で買いにくかったり、店に合うものがなければ製作元に発注してくれるかもしれませんし 話は聞いてくれるでしょう。

6:黒由美氏さん
猪飼弓具購入できましたよ、赤というより赤褐色ですね、濃いこげ茶色みたいな感じです。

7:さん
mCju7da8G6p06

8:みきてぃさん
みなさん返信ありがとうございます、
靴墨で染めたとのことですが色移りしませんか?
胴着やシタガケなんか色つきそうですが

9:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
色移り

私は気になりませんでしたけど…
どこかに付いているのかなぁ?
探しても見当たりませんねぇ〜。

ちなみに、過去ログに目は通した後での質問ですか?

10:みきてぃさん
過去ログの検索の仕方がよくわからなくて
今ひととうり探しましたがみつかりませんでした

11:ウニさん
どうしても赤がいいと言われるのであれば、
赤の太い油性マジックで塗れば、かなり鮮やかに染まります。水生だと、色が手とか胴着についたりしてしまうので、おすすめはしません。
普通のユガケ(黄土色)なら、キレイな赤に染まりました。←高校の時、後輩がやりました。

12:みきてぃさん
マジックですか
今のところそれが第一候補ですね
ありがとうございます

13:でんきちさん
春慶赤で統一したい私は、皮専用スプレー
「染めQ」という塗料で、古い13年以上付き合ってるカケに塗装しました。

カケ師に、「その硬化した皮は、もう縫えない。死に皮だ」と言われ、かわいそうなので死に化粧として、カケに最後の花道として施しました。

カケ本体:染めQ・黒 
ひも:染めQ・ガーネット(濃赤)

結果としては、皮の保護になって、硬化した皮は戻りませんでしたが、表面強度が付いて
もう何年か、一緒に私のカケは付き合って
くれそうです。

なお、「染めQ」はホームセンターに行けばあると思います。塗料コーナーに。
ただし、硬化した皮だから、躊躇なく出来た
わけで、まだ現役のカケにやると、
カケの付け心地が、硬くゴワ付くと思うので、「染めQ」使うときは、覚悟してください。
一応、揮発性スプレーの塗料なんですが、
2〜3回吹き付けないと、茶色のカケは、色が
載り難いかもしれません。
余談ですがこの「染めQ」は皮のハンドバック・靴・合成皮革・レザーも着色OKという
スグレモノです。
「個性!・目立ちたい!・歌舞伎たい!」
と思う方、大いなる責任には、大いなる覚悟
も必要なこともお忘れなく。

14:元 ◆ntlC4wAIさん
>余談ですがこの「染めQ」は皮のハンドバック・靴・合成皮革・レザーも着色OKというスグレモノです。

余計な事かもしれませんが。
「何にでも塗れる、付く」みたいなものは一見スグレモノに見えますが、実は「何にでも作用する」強力な物質を使っている事が多いです。
例えば塗料に含まれている有機溶剤がビニールやプラ、合成繊維を溶かしたり変質させたりとか。
ユガケの縫いに合成繊維を使われていたりすると、糸が溶け切れるとか
弓の化学塗料と反応してドロドロに…なんてことも有り得る事です。
もちろん鹿革へのダメージも。

まぁ自己責任ではありますが、「道具を大事にする」という意味をよくよく考えた上で、それでもする人はチャレンジしましょう。

15:でんきちさん
ま、まじで・・・。!!!!
大学時代、応用・有機・無機化学勉強してなかったから、糸のことまで考えてないぜよ。
今のとこ問題ないけど、
14:元 ◆ntlC4wAIさんの言うとおりですな。
カケの糸マスキングして、多分、捻皮や
帽子の腹側の元から白い皮の部分は、塗料が付かないようにしたから、大丈夫か?
でも、気になる・・・。
「何にでも作用する」強力な物質

ってどんな曲者だ。
今のところ、小山弓具さんは、弓にはラッカーOKとは言ってたけど・・・。
アレも、強力な物質に入るのか?
最近の揮発性溶剤は、人体や、塗装部材(母材)に悪影響与えないように F☆☆☆☆(低ホルムアルデヒド)仕様には、なってるけど・・・。
市販の塗料で もっとヤヴァイ奴あるのか?
ちょっと興味湧いた・・・。
14:元 ◆ntlC4wAIさん詳細知ってたらキボンヌ。

16:元 ◆ntlC4wAIさん
>15
>カケの糸マスキングして
どのように糸だけマスキングするおつもりか知りませんが、恐らく無駄です。溶かされる糸なら溶けるでしょう。

>どんな曲者だ。
染めQは『メチルエチルケトン』を溶剤に使っているようですね。
試しに発泡スチロール等に吹き付けてみてください。

>最近の揮発性溶剤は、人体や、塗装部材(母材)に悪影響与えないように F☆☆☆☆(低ホルムアルデヒド)仕様には、なってるけど・・・。
あまり真に受けない事です。どのみち有毒ですので。

>小山弓具さんは、弓にはラッカーOKとは言ってたけど
ラッカーなら弱いから小山さんの言うようにOKでしょう。その分塗膜も弱いですけどね。

>市販の塗料で もっとヤヴァイ奴あるのか?
あります。

>詳細知ってたらキボンヌ。
礼節正しく、とまでは言いませんが、もう少し使う言葉を選ばれた方が…ここは“そういう”掲示板ではないのですし。

17:でんきちさん
元 ◆ntlC4wAIさん

スラングだらけの私の回答に感謝します。

こちらも襟を正してお伺いいたしますが、

ずいぶん化学に御詳しいようですが、
それでは、弓具の染めること自体無駄であり、
不可能なんでしょうか?

灰色・黒などで最初から出回ってる
あのカケの色は何を使って染められてるんですか?

18:kurichaさん
カケについては「燻し」による色以外は、長年の使用で、皮が硬くなり、修理の際に針を通すと皮が破れるので修理不能になる事が多い、という話をカケ師の方から聞いた事がありますね・・・

19:でんきちさん
そうなんです。「針が通らん」と・・・。
13年来の付き合いのカケでしたが、製作したカケ師の方にも
「最悪 接着措置しか出来ない」と言われ、
色々な、弓具屋さんにも行きましたが、
「当店で購入されてないものは修理致しません。」という意見の店がほとんどでした。
モノを粗末しているつもりはありません。
只、その製作した方が亡くなられたようで・・・。
それで、最期に死化粧してやりたくなったんだと思います。
恐らく、黒だろうが、赤だろうが、染めたい人はモノを粗末・・・、よりも愛着があって何か手を施したくて仕方なく染めたりするのでしょうか?私も含め。覚悟はしましたが。

正直、元 ◆ntlC4wAIさん の聡明・博識には
感服致しました。もしかして、F☆☆☆☆ご存知って事は私と同じ土建屋関係ですか?

20:元 ◆ntlC4wAIさん
>でんきちさん
私は化学に詳しいわけでも土建屋でもありませんよ。
鹿革の染色技法は知りませんが、伝統的な技術ですと当然天然染料を使うでしょう。
奇麗に染めようと思うとそれなりに手間暇掛かるものです。下処理→染め→定着…といった手順があるかと思われます。
しかしそれでも一番革に優しいのは、煙で燻すだけの燻染でしょう。数十年というスパンで見た時に差が出てくるそうです。
合成塗料の類いは十数年で劣化が進みますが、昔ながらの素材は逆に年月を追うごとに風合いが出てくるもので、
先人の知恵と職人の技術には感服するばかりです。
故に石油合成塗料なんてもってのほか、と私は考えます。

いかにして
>「最悪 接着措置しか出来ない」
とまで言われるまでに革が硬化してしまったのか、それを考えるのがまず次のユガケを大事にする上でも大事な事では、と個人的に思う所です。
自分で自分の道具を塗る、染める事に他人の私がとやかく言う権利は微塵も無いのですが、
愛着のある道具であればこそ、赤く染めるならホームセンターで塗料を…と考えるのではなく
革を痛めない染料、弓具に使える色合い、昔からの技法等を調べてみる等する事も大事では、と思うのです。

21:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>元さま、kurichaさま
>一番革に優しいのは、煙で燻すだけの燻染でしょう。数十年というスパンで見た時に差が出てくるそうです。

>「燻し」による色以外は、長年の使用で、皮が硬くなり、修理の際に針を通すと皮が破れるので修理不能になる事が多い

横から失礼致します。
確かにそうなのでしょうね。

三四年前、大学卒業時に購入した燻べのゆがけの縫糸が相当劣化して来た(使用出来ないほど・・。)ので、修理(縫製)して戴きました。
其の後、今でも使用致しております。(そろそろ三十年が過ぎようとしています。)

保存状態や長期の不使用などにより、一概の比較は難しいかも知れませんが、数年前に再開した後輩の黒いゆがけは、やはり革の硬化により縫製(修理)は出来ない・・と云われたようです。


ttp://yugake.exblog.jp/
此処に、ゆがけに付いて、(ゆがけ師さまの)興味深いお話がございます。

22:kurichaさん
>>明鏡止水様
勉強になります。感謝!!

23:元 ◆ntlC4wAIさん
>明鏡止水さん
黒は黒顔料の定着に何らかの処理をしていると思われるので、その影響でしょうね…

しかし30年使用とは。。。すごいの一言です。

24:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
以前あるかけ師さんにかけの製作をお願いした際、このような事をお教え頂きました。ご参考までに。

「(前略)青みがかった黒か赤味がかった黒でよろしければ製作可能です。
真黒は染料の成分が変わってしまい、革の負担が大きい(面が荒れてしまう等)為現在使用を見合わせております(後略)」

「(前略)イブシは藁で色付け(すべて小生自身で行っております)する天然成分ですので、クスネを乗せることもできます。
それと、革の味(伸び縮み等)もほとんど変化が無く、革のためには一番良い染色方法ですのでこちらのほうをお勧め致します(後略)」


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