最近竹弓に替えました (投稿77件)[1〜77]


1:薩摩弓さん
はじめまして。最近グラス弓から竹弓に替えました!竹弓に詳しい先生方から張り方や、成りの調整などを教えていただいたのですが、まだまだ竹弓について知らない事ばかりです…出来ればこのスレを通じて、竹弓を使用している方にいろいろ四方山話を聞かせてもらえれば幸いです!

2:kurichaさん
おぉ〜・・・竹弓ユーザーおめでとうございます。そのうち、カーボン弓には戻れなくなりますよ。手の内がかなり変化しますので。ちなみにどなたの作ですか?

3:薩摩弓さん
kurichaさんはじめまして^ ^
肥後三郎を譲って頂きました!はじめ引いてみたら、悲しい程矢勢のないへなちょこの矢がでました…でも、弦音と柔らかい引き心地、ほとんどない反動はたまりませんね^ ^

4:kurichaさん
お、有名どころですね。私は「小倉紫峯」さんを使っています。「竹弓は扱いが難しい」と言われますが、慣れてしまえばそこが楽しい。私は、もう合成弓には戻れなくなってしまいました。ちなみに、良い引き方ができた時には矢勢だってなかなかのもんです。軟らかい引き心地のおかげで以前より2Kgも強い弓を引けるようになりましたしね。お互い頑張りましょう。

5:薩摩弓さん
早く竹弓に慣れたいです!質問なんですけど、竹弓はどれくらい矢数をかけたらいいんでしょうか?過去のスレとか見てみたら20本くらいと書いてあって、あんまり矢数はかけれないのかなと不安です…

6:kurichaさん
う〜ん・・・譲ってもらったって事は、もう落ち着いた状態ですよね? 大切に使うのなら20〜30本、週に2〜3日の練習が無難では? 私はほぼ毎日引いているので、2張り使用してます。あとは正直な所、その都度、状態を見ながらになるでしょうね。

7:薩摩弓さん
そうですか、ありがとうございます^ ^
何年か使ってたみたいなんで落ち着いてると思います。やはり竹弓で矢数かけるには2張りぐらい必要ですか〜。初めての竹弓なんで大切に扱いたいと思います!

8:通りすがり弓人さん
つい2、3ヶ月前に竹弓を先生から譲ってもらい使っていました。
先生と私とは矢尺が10〜15センチほど違い、私のほうが長いので最初の週は肩入れのみ。
なじんできたと思ってから5、6本巻き藁をひきまた1週間。
そして的前で10本程度から20数本と日に日に使う頻度を上げていったのですが
1ヶ月ほどで外竹が浮き、外竹すべてを代えることになりました。
丁寧に扱っても故障の原因になります。
折れるという最悪の事態だけは避けたいですね。

9:kurichaさん
>>通りすがり弓人さん
矢尺が10〜15センチほど違い・・・

師匠の矢束が何センチかわかりませんが、それだけ違うならもはや「丁寧に扱う」とは言えないでしょ(笑。  並寸の弓を、四寸伸びの矢束の人が引くようなもんですよ。

10:薩摩弓さん
通りすがりさんはじめまして^ ^
たしかに矢束が15センチも違ったら、竹弓は壊れると思います汗

11:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
薩摩弓さん

お手持ちの三郎は現在の重昌先生の作ですか?
先代の作は若い時分に師の三郎を引かせて頂きました。初めて引いた竹弓が先代肥後三郎です。竹弓の事など全くわからず『これが竹の感じだよ』といわれてもチンプンカンプン。そんなとき、も少し竹弓を引きたいと思い、初めて購入したのが小倉でした。
まだ5万円くらいの頃(当然親を説得、いや騙くらかした。かな?で買ってもらいました)です。そして横山、重宣、と使ってきて、現在は蘇水に落ち着きつつ、、、
ありません。
また重宣に手を出しちゃいました。
三郎は自分の弓として引いたことがありませんので単純に比較は出来ませんが、私は重宣先生の弓がいいと思う今日この頃です。

12:薩摩弓さん
弓遊びさんはじめまして。
おそらく当代の重昌師の作だと思います。わりと新しい感じだし、合成接着剤なんで…

長く弓をしようと思ったら反動の強いグラス弓(最近はあまり反動ない弓もあるみたいですけど)ではなく、反動のない竹弓に早めに移行しようと思ったのと、竹弓に対する憧れから竹弓を譲って頂きました。いきなり有名な弓師の弓だったので扱うのにビクビクしてました;^ ^

今はとにかく竹弓に慣れたいと思ってます。それから違う銘の竹弓と引き比べしてみたいですね〜。
やっぱり弓道やる以上は竹弓の冴えを体感せずには弓道やめれませんね!

13:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
銘は同じでも冴えは弓個体の違いも関係ある様ですね。
また弦の目方や麻か合成か、矢の箭張りや目方、羽、箆の種類。使用する人の引き方にもよりますが、離れの切り口やユガケの構造…
そんなこんな色んな組み合わせをやっているうちに、現時点での自分好みの組み合わせが出来たようです。
これもまた竹弓の楽しみの一つかな?と思ったりして引いてます。

14:薩摩弓さん
そうでしょうね。竹弓は一張一張個性があるって聞きますし。
天然素材の竹弓は、引きが柔らかで、今までグラスを引いてきた身としては感動でした。ただ手入れや、成りの調整など大変なところは多いですね。でもこのような面倒を見る事で、竹弓に愛着が湧くんでしょうね。

15:kurichaさん
というか、自分など、「そう言えば、弓道の引き方は、竹弓を引く事を前提に生み出された」と感じております。

16:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
kurichaさん

なるほどですね、そんな考え方もアリかもですね。
大方の合成弓メーカーが竹弓の感触に少しでも近付け様と努力・工夫をしている理由の一つかもしれませんね。
目から鱗です。
直心のメーカーである小山弓具も小山雅司銘のノウハウを取り入れているんじゃないですかね?
そういえば、蘇水にもグラス弓とカーボン弓がありますね。

17:薩摩弓さん
kurichaさん
確かにそう思いますよ。
昔はグラス弓やカーボン弓なんかなかったんですからね〜。竹弓で的中がいい人は射も押し手も素晴らしい人が多いですからね。

弓遊びさん
確かに直心も竹を素材で使ったりと竹弓に近づけようとしてるみたいですね。

18:薩摩弓さん
私は竹弓に替えて、弓返りしやすくなったように感じるんですけどみなさんはどうですか?

19:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
私は肥後三郎より、弓自体が重い弓を使っていたからでしょうか?(ちなみに値段も肥後三郎の半値くらいです) 若しくは弓力が25キロ超のためか?そういう感じを受けなかったような気がします。

合成弓から、竹弓の中でも冴えに定評がある肥後三郎に替えると、そんな感じがするのかも知れませんね。

20:薩摩弓さん
25とはすごいですね!私のは17です。
弓を長い間引けないときの竹弓の管理はどうしたらいいですかね?

21:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
これから先、多くの書物に目を通し一般的に正しいといわれている保管法は、ご自分の知識となるでしょうから、私の竹弓25年放ったらかし法(笑)を書いてみます。

竹弓を弓巻で包んで2年ほど部屋の隅に立て掛けていました。その後は裸で放ったらかしにしていました。
放ったらかしとはいっても、たまに(年に1・2回くらい、しかも不定期)弦を掛けて素引きをしていました。
そして25年後、その竹弓で的前を引きたくなりましたので普通に使用しはじめました。

まるでデタラメですね。

しかし、別に何の支障もなく使用できました。

22:薩摩弓さん
25年間もほっといてたんですか!裏反りも相当出てましたか?
25年ぶりに使った時、張る時や的前で引くまでに注意した事とかありますか?

23:枕流さん
>弓遊びさま

覚えておいででしょうか?隣県の枕流です。

でたらめとおっしゃる管理方法を読んで我が師(弓遊びさんがご活躍の故道場主の弟さん、カタカナの方に勤めています)が昔経営していた弓具店での弓の育て方を思い出しました。師曰く、何年も放っておいた弓を張りっぱなしにしてみて癖が出ないようならお客に売る。そんな暢気な時代だったんですねえ。

ところで以前ご紹介した麻弦は今でもお使いでしょうか?25キロをお使いとのこと。私も近いので参考のため何匁をお使いかお教え頂けますか?

24:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
>枕流さん

もちろん、覚えていますよ。
枕流さんにご紹介いただいた例の弦を使い始めてから、弓への取り組み方が変わったような気がします。
嫁さんと二人で使っております。
その節は、どうも有難う御座居ました。
ちなみに目方は二匁三分です。
例の弦が届くまで、仕方なしに合成弦の「あすか」を使用していたのですが、比べものになりません。というか比べる事自体が間違っていますね(笑)

>薩摩弓さん
弓成りの変化や落ち着き具合等は、先に枕流さんが書かれている、その通りでした。
ただ接着面の劣化を心配していたのですが…
心配するには及びませんでした。
それから、裏反りの件ですが、もともと裏反りが小さく、落ち着いた弓でしたので、購入時も放ったらかしの後も約20センチでした。
この弓は、重昌先生ご自身、何度か御覧になられたのですが、いつも仰る事は同じで『相変わらずええ弓打っとる。ただ射手(私の事)がイカン!』
と仰っていました。

25:薩摩弓さん
弓遊びさん

重昌師に見てもらえるんですか!羨ましいですね〜
私も当分引けないときは、ほっとく保管法をやってみたいと思います。
弦なんですが、やはり麻弦が一番ですか?麻弦は結構高いんで、今は合成弦を張ってます…合成弦でも比較的竹弓にやさしい弦はありますか?

26:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
うたい文句に「竹弓に最適(だったかな?)」と書かれている合成弦がありましたが、「四百射くらいで切ってください」みたいなことも書かれていたので、買うのを止めました。一本千円くらいだったかな…
でも買わなかった本当の理由は弦の目方が合わなかったからです。
薩摩弓さん、枕流さんも弦の目方を気にしてらっしゃいましたよね?
やはり弓力が上がれば弦も、その弓力に見合った重さにするのが、弓に良いようですね。

実を言いますと…
枕流さんが仰っていた麻弦が今月始めに届きました。私は二匁五分を注文していたのですが、送られて来たのは何故か二匁三分! 
慌てて電話で確かめたところ、この弦師の先生、若い時分25キロの弓に一匁七分を掛けてらっしゃったそうで、ご自身の経験などからだと思いますが、25キロ超の弓なら二匁三分で大丈夫とのご返事を頂きました。あまり多くの事は語れませんでしたが、弓力や丈、矢束や矢の目方を考慮した上で最適と判断なされた目方の弦を送ったといわれました。
結局は私自身の自己満足なのですが、私は素晴らしい組み合わせになっていると思っています。
ですから、麻弦に替わり得る合成弦は私には無いようです。

27:薩摩弓さん
まだ竹弓に替えてほどないですから弦の目方まで気をつけていませんでした…
強い弓には太い弦と言うくらいの認識しかなかったです。いろいろ勉強になりました!

28:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
とんでもないです。
四方山話ということで、私も色んな話を聞きたいのですよ。

ところで、薩摩弓さんは週何日のペースで稽古をしておられ、また竹弓は一回の稽古で何射くらいしてらっしゃるのでしょうか?

29:薩摩弓さん
最近は練習する時間があまりなく、週1、2回くらいです…竹弓は一張りしかないんで、だいたい20〜30射くらいですかね?
引けない時は、弓拭くくらいしかしてません…

30:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
社会人の方と思いますが…
稽古時間が思うように取れないのは、仕方ないですよね。しかも道場使用料金が時間単位だと懐にも響きますから…
そのなかで稽古時間を捻出していらっしゃるのですね。
その合間をぬって、弓の手入れをなさるとは、よほどお気に入りの弓なのでしょう。
よかったら、その弓を先生から譲って頂いたときの話などを教えて頂けませんか?

31:虎三さん
そういえば、私は今グラス弓を使っていますが、皆さんはいくつくらいの時に、又は何段くらいの時に竹弓を使い始めたのでしょうか?いつかは使ってみたい竹弓、だけどもっと上手く成ってから、とか大人の楽しみの様な感じが在るものですから。お願いします

32:雁金さん
私は高2の頃から竹弓を使っています^^

>竹弓は大人の楽しみ・・・
あぁ。。。確かに爺くさい高校生でしたーー;

一番最初に手に入れたのは「服部喜寿」でした^^
ニベ弓だったので引き心地がとても良かった上に矢飛びもとても良かったのを憶えています。

あの頃も今も段位は弐段のまま。。。^^;
竹弓を使うのに段は関係ないと思っています...
むしろ初心者こそ竹弓を使うべきかと。。。^^

33:てらてらさん
僕は5段をとったあと、永野一翠さんのカーボン入り竹弓を使い始めました。今も練習のときは時々グラス弓(粋)を使っています。感覚が鈍いせいか、それほど大きな違いは感じられません(^^;)

34:きょんさん
12才から高二まで竹弓を使ってましたが、高二の春にグラスに買い換えました、当時は竹弓の素晴らしさに気が付かずに。
今でもその竹弓とグラスを所有しています。
ちなみに、中学高校とずっと竹矢を使っていました。そうゆう時代でしたが、(昭和40年代)今だとかなり
贅沢な学生ですね。

35:kurichaさん
>>てらてらさん
まあ、竹弓とはいえ、カーボン入りは振動大きいですよ。

36:薩摩弓さん
弓遊びさん
返事がおそくなってすいません!
人生初の竹弓なので、やはり壊したくないと言う気持ちと、グラス弓にはない引き心地に惚れたので、まるで恋人のように手入れしています。ただ弦が未だに合成弦なのでかわいそうなんですが…

弓を譲っていただいた時は、道場の方が新弓(竹弓)を購入された時、私が羨ましそうに見ていたところを、その方が気付かれ、前使っていた竹弓を譲ってくれるとおっしゃられたので、譲ってもらうことになりました!

それ以来、竹弓の勉強をしたいと思い、ここにスレッドも立てました。書物だけでなく、今使っている方の話を聞けたらいいなと思っています。実際に弦の目方の話しは弓遊びさんのお陰で勉強になりましたし!

37:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
>薩摩弓さん

いいえ、そんなことないですよ。私もいろんな話を聞きたいですから…
カーボン入り竹弓の話も出てきたようですね。
弦の話もそうですが、弓具に関する実話など、これから先、色々な話を耳にする機会があると思うのですよ。
そういった話の中にも参考に出来る部分が沢山有ると思います。それらを聞いたり試したりしているうちに『自分好みの組み合わせ』が出来上がるんじゃないかと私は考えます。
縁有って薩摩弓さんの元にきた肥後三郎、薩摩弓さん好みの組み合わせを見つけて引くのがベストかな、と思います。
私も新弓を手にした人を羨ましそうな顔で見つめてみようかな(笑)
弓具全般、使い込むほどに愛着は強くなるものと思っています。

>kurichaさん
カーボン入り竹弓を私も一張りもっていますが、そう大きな振動ではありません。
銘や個体による違いもあると思うんですよ。
私のカーボン入り竹弓は細かな振動(「ビィ〜〜ン」という感じでしょうか?)が続く時間が長く感じる程度です。それも、振動を気にして引いた時とか、ある時『ふっ』と感じるくらいです。
私が思うに、私自身がまだそこの違いを常時感じ得る射をしてないからかなぁ?
なんて思ったりしています。

>てらてらさん
永野さんのカーボン入り竹弓、人気ありますよね?ユーザーが多いような気がします。

38:薩摩弓さん
弓遊びさん

ありがとうございます!私も今の竹弓に合った弦を探したいと思います。

いろんな人の意見や体験などは勉強になる事が多いです。それに交流の場ですからいろんな方と知り合いになりたいですね。

39:kurichaさん
>>弓遊び ◆.t4dJfuUさん
細かな振動(「ビィ〜〜ン」・・・
それですよ。私は毎回感じます(ああ、カーボンの振動だ・・・ってな具合に)。 カーボン入りだとどうしても上手く離れた時の「冴え」を感じ取れないんですよね。 「スカッ」って感じが。

40:てらてらさん
>弓遊び さん
永野さんの弓、僕の周りにも大変多いです。
僕が教えていただいたことのある先生方にも、お使いの方が多くいらっしゃいます。

二張り目の竹弓を買おうとした時にも、ある先生に「弦音と成りが安定している」と永野さんの弓をすすめていただいたのですが、つい他の方の弓に浮気してしまいました。

41:薩摩弓さん
kurichaさん

お久しぶりです!カーボン入りの竹弓は、普通の竹弓よりも弾きはいいんですか?引きの感じとかも違いがある感じがしますか?

42:kurichaさん
ん〜・・・やっぱり、カーボン入りは、僕の中ではどちらかというと、合成弓の中に入っちゃいます。竹弓としての面白さが今ひとつだと思うんですよ。「形が安定している」とも言いますが、いったん形が変わってしまうと直すのが困難ですしね。 引きの感じはやっぱり硬いです。 矢飛びだけは非常にいいんですがね〜・・・やっぱり「冴え」にこだわると純粋な竹弓がいいなあ・・・そのうちニベ弓も使いたいですしね。

43:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
> kurichaさん

感触がわかる人はわかるものなんですね。
ちなみに弦高を上げたり下げたりした事あられますか?
その結果、振動の続く時間に長短がなかったでしょうか?

私も振動を顕著に感じる時は色々工夫をしていました。今は家内の稽古用で使ってもらっていますが弓力は22キロ、弦の目方は二匁二分、弦の長さはそのままで下成りをいためて関板ギリギリの弦高にして引いた所いくぶん気にならなくなりましたので…
でもそれは弓自体がもともと弾きの鈍い弓だったからなのかもしれませんね。

>てらてらさん
私の通う道場では肥後三郎がメインですが少し離れた道場に行くと、やはり永野銘が目につきます。中には横山銘もちらほら。珍しいところで清芳と特作(だったかな?)肥後蘇山。カーボン入り竹弓の使用者も増えてきたように感じています。

蛇足ですが、てらてらさん。
『浮気は男の甲斐性タイ!』って言いますよね!
的外れですが(笑)

44:薩摩弓さん
kurichaさん

やっぱり合成弓みたいな感じですか〜。たしかに成りが変わったらカーボンが入ってる分直すの大変そうですね…
私はまだ竹弓の冴えを感じた事はないですが、合成弓とは違う味があって、やっぱ竹弓がいいですね!

弓遊びさん

弓遊びさんは九州の方なんですね!九州の方は弓師がたくさんいて、直接弓師のところに行けるのがいいですね〜。だから重昌師にも弓を見てもらえるんですね、羨ましい〜

45:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
薩摩弓さん

そうです。九州在住です。
ハンドルネームを見る限り薩摩弓さんも九州在住の方では?

本日、肥後三郎を一張り買いました。
といっても買ったのは嫁さん。分は五分八厘、動機は弓姿に一目惚れ!
だそうです。
内竹に煤竹を使用してあるところが、かなり良い感じでした。

46:枕流さん
>内竹に煤竹を使用・・・

わざわざ書き込まれるところをみるとひょっとして天然煤竹ですか?
だとしたら5分8厘に使うとかなり冒険ですね。さぞ楽しい弓になることでしょう。

私は柴勘ワークショップ1期同級生から19代のヒゴを譲り受け嫁の弓に仕立て直して頂いています。大変美しい梨地で仕上がりが大変楽しみ。また因縁を感じる所有者の間を巡ってきており・・・世の中狭いです。

>薩摩弓さま

HNからして薩摩弓のファンでしょうか?
私のご先祖は薩摩出身で私にも薩摩隼人の血がわずかながら流れております。昔の薩摩弓は無骨ですがソコが最大の魅力でもありますね。

47:薩摩弓さん
弓遊びさん
枕流さん

いえ、私は九州の人ではないんですが、薩摩弓の成りの形が好きでこのハンネにしました。だからゆくゆくは一燈斎や桑幡正清と言った竹弓を引いてみたいと思ってます!枕流さんとおっしゃるような無骨さや力強さが、とても好きなところです。

肥後三郎購入しましたか!奥様も弓道されているなんて、いいですね。まだ分とか分からないんで、出来れば御教示していただければうれしいです!

48:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
>薩摩弓さん

『分』は、外竹から内竹までの厚さの事で『六分の弓』といえば、『凡そ1.8センチの厚さの弓』と言うことです。一分は約3ミリに相当するでしょうか。『厘』は『分』の10分の1で一厘は0.3ミリに相当するでしょうか。
当然、分厚の弓ほど弓力は強くなります。
教本一巻の186ページに凡その目安が記載してあります。
それによると普通弓の力が〜〜
1.8センチ‐約六分‐22〜3キロ。
1.7センチ‐約五分八厘。
1.9センチ‐約六分二〜三厘。
これを参考にすると、五分八厘の弓=約20キロになりますでしょうか…
しかし弓の世の中計算通りにならないもののようでして、五分八厘の弓でも25キロの弓力を示すものもありますので、『何分何厘が何キロ』と一概に決めることができないみたいです。

>枕流さん
天然煤竹…
内竹は塗り物には見えませんでしたし側木もそうでした。
私の目が狂っていなければの話ですが(笑)
話し変わりますが…
枕流さん、奥様大事にしてらっしゃいますね!
ちょっとニクイ(死語)
私はまだそこまで、できません。
ユガケの弦溝を整えてやるのが関の山です。

49:薩摩弓さん
弓遊びさん

そうなんですか!また勉強になりました!その反面、教本をちゃんと読んでない事もバレてしまいました…
それでは奥様は20くらいの弓を引くんですね!すごいですね…

50:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
>薩摩弓さん

教本を喩に持ち出したのは私の不注意でした。
お詫び申し上げます。

嫁さんにとって20キロ超の弓が、すごいのかどうか?
見ている私には、わかりませんが…
『何事にも挑戦する』という強い気持ちには、いつも頭が下がります。

51:薩摩弓さん
弓遊びさん

いえいえ、何分勉強不足で…教本は審査受ける時しか読まないんで、こんな事。

強い弓に挑戦しようと思う事が素晴らしいですね!私はなかなか今の強さから上げれなくて。練習量が少ないせいでしょうか…

前のスレで煤竹とおっしゃっていたのですが、煤竹とは何ですか?すいません、勉強不足で…

52:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
それは決して勉強不足ではありませんよ。
身近な人と道場内などで竹弓の話をしていると、煤竹やら焦し竹(ヒゴ)やら白竹やら、色々聞き慣れない言葉や話題がでてくると思うんですよ。その話に混ざって聞いているうちに『あ〜、煤竹ってこれのことかぁ!』という感じで自然に覚えていくんじゃないかなぁ?と私は思っています。
書物一辺倒で付く知識ではなく、自分の目で見て確かめて納得して知識として貯えられていくものだと思います。
現に、私も実物を見て初めて納得できましたから…
とりあえずご質問の煤竹は主に内竹として使われているようです。見れば一発でわかります。外竹と色が違いますから。濃い茶色もあれば薄い茶色もあります。
枕流さんが仰られた天然物は家(家屋)の一部として長い年月をかけて竹に煤が染み込んだもので、近頃は稀にしか目にしません。
替わりに即席(といっては弓師さんに失礼ですが)の煤竹や、中には塗り物の煤竹もある。と伺っています。

53:薩摩弓さん
弓遊びさん

ありがとうございます!竹弓の知識はやっぱり実際に使っている方の話しや自分の目で、経験してゆく事がいいんですね。

煤竹の事よく分かりました!天然煤竹はそう言った家に使われているのだから、相当昔のものでしょうね…
煤竹を内竹に使うのは、冴えを出すためですか?

54:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
薩摩弓さん

内竹が煤竹の弓の『冴え』との関係。

それは考えたことありませんでした。
どうなのでしょうね?
同じ銘の弓でも弾きは何となく良くなったように感じますが、『冴え』となると、わかりません。
今後の稽古で、その事も頭に入れて引いてみます。
弓を引く楽しみがまた一つ増えました。

55:kurichaさん
内竹には一般的に「煤竹」と「焦がし竹」があります。ひじょうに微妙な差でしょうが、「焦がし竹」の方が、反発力が強いようです。私はその差がわかりませんでした。(その目的は、どちらも反発力をつけ、それを持続させる事にあるようです)

56:薩摩弓さん
弓遊びさん

内竹が変わるだけで、微妙に弾きとか変わるんですね。よく外竹は壊れても替える事が出来るけど内竹は壊れたら替えられないと聞いた事があるんで、内竹は重要なんですね…

kurichaさん

説明ありがとうございます!焦がし竹と言うものもあるんですね。微妙な違いがあるんですね〜、まだ私は冴えも感じた事がないんで、引き比べても分からないだろうな…

57:kurichaさん
>>薩摩弓さん
内竹は壊れたら替えられないと・・・
それはないと思いますよ? 外竹に比べたら
交換が難しいかもしれないけど・・・

58:薩摩弓さん
すいません!最近忙しくて更新できませんでした!

kurichaさん

返事遅れてすいません!
内竹も交換できるんですね。重要な部分なんで壊れてたら替えが効かないと思ってました…

みなさんは、自分で村取りとかしてますか?

59:kurichaさん
さすがに怖くてそこまで出来ません。ただ私は比較的、手幅が広いので、太目が好きなんですよね。

60:薩摩弓さん
kurichaさん

たしかに村取りを自分でするのは怖いですね…昔の人は自分で村取りしていたみたいで、故人で、ある範士は村取りがうまく、多くの射手からよく依頼されたそうですよ。

私もできるなら弓師さんに村取りの仕方を教えてもらいたいですね〜

61:薩摩弓さん
最近弓遊びさんはいらっしゃらないんでしょうか?もしいたら、また四方話などしたいです!

62:枕流さん
村取り

数回だけですが村取りやったことがあります。
キソゲ(コソゲ)代わりに小刀の峰を使ってみましたが十分代用できました。(但し私はベタ裏で研いでいます)最近とくさも仕入れましたがペーパーで十分。最後は猪牙をかけ、蝋仕上げにしました。
私の友人は某弓師の新弓を紹介したところ側木に塗装してあるのが気に入らないと同じように蝋仕上げにしてしまいました。
勘十郎作の弓で上下が広く入木の弱い弓があったので村を取ってみたところ冴えが戻り弦通りも理想的になりました。
この弓は京都から遠く離れた私用にと柴田師の配慮で新弓の内は狂いのでないよう上下が広くしてあったものです。1年と少し使用してから村を取りました。
村を取った直後にコウガイが発生したなんて事も聞きますが私は今のところすべて成功しています。
私は何事も思慮浅くとりあえずやってみるほうです。一張りぐらい壊すつもりでまずはやってみるのも良いのでは?

63:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
薩摩弓さん

ごめんなさい。
他のスレに浮気してました(笑)

村取り。
竹弓ではやった事ありません。

でもたまに、あの辺りを村取りしたら弓姿はこうなるんじゃないかなぁ、と思いながら他人の弓を眺めたりはします。が何故だか自分の弓だとそう思ったりしないのです。たぶん弓具店敷地内道場で何時も引いているからと分析してます。

滅多にありませんが、弓の調子が変だな、と感じたときなど、ここに火入れして、と頼みに行ったりはしています。

64:薩摩弓さん
枕流さん
弓遊びさん

お久しぶりです!ながい間スレ更新できなくてすいません…

枕流さんは村取りした事あるんですね。村取りで弓の冴えや弦通りも変わって、自分の思ってるような形になるんですね。村取りはやはり弓師さんに教えていただいてもらったんですか?私も自分で出来るならしてみたいです。

弓遊びさん
いえいえ、浮気じゃないですよ!竹弓以外の村取りだったら合成弓ですか?
火入れも聞いた事があります。火入れは弓師さんに依頼した方がよいのでしょうか?

65:元 ◆ntlC4wAIさん
>枕流さんへ
小刀の峰部分はすぐ丸まってしまったり、色々と不具合がありますのであまりお勧め出来ません。
角が丸まってしまうとガタついて平面が出しにくくなったりしませんか?
キソゲってのは西洋で言うスクレイパーですから、刃の死んだノコ等の金属板を手頃な形に切出し、断面をペーパーがけして“返り”をつけてやれば完成です。

66:枕流さん
>元 ◆ntlC4wAIさん

お久しぶりです。

>角が丸まってしまうとガタついて・・・

私もそう思ったのですが研ぎの師匠が問題ないというのでやってみたところ特に支障はないようです。

>刃の死んだノコ等の金属板を手頃な形に切出し・・・

キソゲ(コソゲ)はその名の通りコサイで使うものと理解しております。鋸歯程度の厚みの金属板で代用できるなら作ってみたいのですが実際に弓師さんが使うものはもっと頑丈なのでいかがなものでしょうか。ご使用になった感触をお教えいただければと思います。
本来職人の使う道具自体自分の使い良いように職人自身で作るものです。ならば村を取るという目的が達成できれば何でも良いのかもしれませんね。ちなみにもう亡くなられた某教士はガラス瓶を割ったかけらで村を取っていたと聞きました。

67:薩摩弓さん
枕流さん

私の道場の先生も最初はガラス瓶の割れた破片で削った方がいいとおっしゃっていました。初心者は削り過ぎるからガラス瓶の欠片で軽く削るようにすればいいとも言ってました

68:元 ◆ntlC4wAIさん
>枕流さん
>師匠が問題ないというのでやってみたところ特に支障はないようです。
うーむ、なるほど。。

キソゲがいかなる物か手に取って見た事が無いので厳密に代用品とは言い切れませんが。。私自信それほど使い込んでいないので詳しくノウハウは述べられませんが、スクレイパー自体は綺麗に研げば鉋と同等の仕上げ面になる(らしい)もので、昔から楽器製作等にも使われておりヴァイオリンなどの三次元アーチの仕上げはスクレイパーだとか。
薄板であると手で撓りを持たせたり、板の傾け具合である程度任意の曲面を削れますし、自分でいくらでも刃のRを切出す事が出来るのが最大の利点でしょうか。板厚は色々とあるようですが、射手村程度の用途でしたらノコ板くらいの厚み=コシがあれば充分ではないかと思います。
スクレイパー専用のシェイパーも売っていますが、要は板を当て木などで直角に立て、削る・研ぐして断面の角に鋭い返り=刃を付ければ良いので、ペーパーで仕上げる事を前提にするのであればグラインダー〜中砥で充分では無いかと思います。
ちゃんと刃が付けば以外とサクサク削れるもので、削りくずも粉じゃなくひょろひょろとした感じになります。
鉄製空き缶でも切って箸でも削ってみれば枕流さんならば凡その具合は見当付くのではないでしょうか。

といった具合でお答えになったでしょうか?
頑張ればお好み焼きのヘラで「なんちゃってキソゲ」も自作出来そうな気配ですが…

69:光点師さん
国際武道大学 松尾牧則先生のサイトに「きそげ」の写真と持ち方が載っていました。

http://kyu-do.hp.infoseek.co.jp/kisoge.htm

70:光点師さん
松尾先生のサイトの文面によれば、国際武道大学では、授業で弓村を教えているようです。
ということは「きそげ」が教材としてあるはずで、そこそこ数があるのではないでしょうか?
松尾先生にお伺いすれば、本物の「きそげ」の入手方法が分かるかもしれません。

71:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
工具に疎い私は、キソゲを初めて見ました。

見た感じ、割れガラスでも、それなりの対応ができそうですね。


大学生の時分、本弭が潰れていた合成弓の本弭を小刀で削り、弭を新しく作ってしまいました。
とりあえず引けるようにはなりましたが、上が変に曲がる弓になってしまいました。

村取りの話ではありませんが、嫁さんが高校生の頃、金子範士(故人)にユガケの弦枕(鮫皮付き)を調整してもらったそうです。
調整するための道具は果物ナイフのみ。
ゴリゴリと削る事約10分、弦一本が掛かるか掛からないかの際どい弦溝が出来上がったそうです。
そういえば、嫁さんの前のユガケの弦溝(鮫皮付き)を私が調整する時はラジオペンチを使っていました。

72:薩摩弓さん
私も初めて「キソゲ」と言う道具を聞きましたし、初めてみました。以外と大きな道具なんだと思いました。それよりも、大学で村取りの実習をしている事に驚きました!
とても羨ましい講義ですね!

73:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
弓の冴えと内竹の関係に戻りますが、、、

煤竹、白竹、どちらも変わらないような気がします。単に私が鈍いのでしょうが…
焦の内竹は使用した事がないので、わかりません。

私が感じるの冴えの違いは側木の種類、内ヒゴの本数や焦がし具合、芯材の違いくらいでしょうか?
もちろん、弦や矢との組み合わせでも変わってくる時もありますし、射の良否に依るところも否めないようです。

74:kurichaさん
ええ、ですから非常に微妙な差だそうですよ。(言い出しっぺの私が言うのもなんですが・・・私自身、良くわかってません。)
もう、ほとんど好みでしょうね。私は焦がしが好きなもので。

75:ポン酢ファンさん
>煤竹、白竹どちらも変わらない

煤であるか、焦がしであるか、白竹であるかということよりも、素材の繊維密度が高いかどうかが冴えにそのまま変換されるかと思います。これは側木、ヒゴにも同じことが言えるかと。

前竹に山竹、外竹に河竹といわれるのも竹の繊維密度の粗密に関連していると思います。

冴えは弓打ちで作っているならば、うらぞりの上げ具合にも左右されると思います。

76:薩摩弓さん
内竹の如何によって冴えが変わるわけではないんですね。まだ自分は一張りしか持っていないんで、冴えの違いなどは分からないんですけど…

77:弓旅人さん
竹弓を引くようになって、一年半くらいの者です。いまだに冴えというものがよく分かりません。ですから、的外れな事かもしれませんが、所有している弓を引き比べると、側木が楓の弓よりも、ハゼの弓の方が引いた感触は軽くて、気持ちいいです。あと、弓の重量が軽い弓の方が、引いた感触は気持ちいい気がします。この、引いた感触の気持ち良さが冴えなのでしょうか?矢勢は弓力が違うので、当然違ってくるので、比較できません。


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