ナタと風切 (投稿6件)[1〜6]


1:こうさん
こんにちは。初投稿のこうと申します。

今回、矢羽の質問なのですが、ナタと風切の耐久性、矢飛びなどに違いはありますか?

どこかで「ナタの方が柔らかいから耐久性が良い」とか「ナタは軽い矢用」とかチラホラと聞いたことがあるのですが余り覚えていませんので。。。

因みに弓は18号。羽は花白鳥かグース(どちらも同じ鳥らしいのですが。。。)のものを追加購入予定です。

返答頂ければ幸いです。

こう

2:星成さん
ナタと風切ってなんですか?

3:こうさん
こんにちは。

ナタ、風切は羽の部位の事です。
風切は鳥の風切羽(翼の端っこの大きな羽)でナタは翼の内の方の羽だったと思います。

説明不足で申し訳ありませんでした。

こう

4:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
練習用のカーボン矢にガチョウの石打風の風切羽を、射会用の竹矢には白鳥の屶羽を使用しています。
両方とも羽端は鋏を入れず天然のままです。使用弓の弓力は25キロ超、二種類とも矢の目方は九匁六分、竹矢の箆は一文字、カーボン矢の箆は杉成です。

比較対照の羽が書き込みしてありませんので、私の経験の範囲で書き込みします。
比較対照の羽はジュラ箆の犬鷲尾羽になりますが…


・耐久性
ガチョウ:犬鷲尾羽より劣る。
白鳥:犬鷲尾羽より、かなり劣る。

・矢飛び
ガチョウ:犬鷲尾羽と同程度。羽山が低いため(かな?)射に余計な力を加えると色がすぐ付く。
白鳥:犬鷲の尾羽と同程度。羽山が高く、かなり柔らかいため(かな?)射に余計な力を加えると色がすぐ付く。

実体験は上記の通りでした。

5:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
現物だけに興味深いものがあります。(矢羽根とは直結しないかもしれませんが・・。)
ttp://www.kudotit.com/plumage-index.html

風切り、なたの部位及び羽根の写真が在ります。
ttp://www009.upp.so-net.ne.jp/yashi/yashi_001.htm


>こうさま
花白鳥とグースは別物だと思います。
花白鳥はノガン科の鳥(白鳥とは無関係。どちらかと云えば鶴系)の羽根で、グースはガチョウの羽根です。
ttp://bird.incoming.jp/08/1257.html
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:GOOSE.JPG

個人的には、花白鳥は価格的にはお手頃ですが、強い弓には強度的に若干劣るように思えます。(使い方にも因るでしょうが・・。)

6:こうさん
弓遊びさま、明鏡止水さま、詳しい比較と丁寧なご指摘、有難うございます。色々と勉強になりました。矢羽、奥が深いですね。

ttp://e-yumiya.com/kakaku-kikaku02.html
で矢を買おうとして目に留まった『※花白鳥、白グースは呼び名は違いますが、同じ鳥の羽から製作した矢です。お好みの色の羽をお選び下さい。』とは一体。。。何が正しいのかちょっと分からなくなってしまいました。矢師の方、又は地方によって羽の名称がマチマチなようですが、分かりやすいように統一して欲しい気もしますね。特に外国の鳥に付く和名が。。。

何はともあれ、情報有難う御座いました。
もう少し勉強してから購入しようと思います。

こう


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