クロワシとイソワシの手羽について (投稿29件)[1〜29]


1:トンボさん
どちらが的中が良いでしょうか?

2:Y.K.さん
的中がよい=矢飛びの集中性がよい
ってことなので、そう考えると羽だけではなく、個人の技術はもちろんのこと、弓力、弦の重さ、矢の重さにそのしなり具合、といった様々な要素がからんできます。
これらの組み合わせをまちがえれば、どんなに高価な羽でも十分な的中はのぞめないでしょう。

同じ鳥の羽でも、どの部分から取った羽なのかによって性質も違ってきます。
弱い弓に使うのであれば手羽のさらにやわらかい部分の羽を選ぶ必要があり、強い弓で手羽を使うのならば端の部分の「風切」という硬い羽を使うことで矢飛びが安定するのです。

これらのことを考慮に入れながらお店に相談されることをおすすめします。

3:トンボさん
非常に分かりやすい説明有難うございました。

4:鳥打さん
鷲の羽根部類のうちで、比較的安く手に入りやすいのが黒鷲と磯鷲ですね。
私は黒鷲を使っていますが、私の師(矢師でもあります)曰く「やはり、肉食ってる山鳥が強い!」らしいです。
デザインとしては磯鷲の方が良いですが、黒鷲の無地の黒は、羽根交換が容易ですね。

5:ぬふぬふさん
例えば4矢で150万の竹矢の的中率が90%だったら、私は借金をしてでも2セット位買います。 的中率が80%向上する弓が売っていたら多分土地を売ってでも5張位買います。
多少なりに矢・弓・カケ等で的中率は向上しますが、最後はやはり腕と矢数でしょう。

6:これから矢を買う人さん
トンボさんの話に便乗するようで申し訳ないですが、私も矢を買おうと思っています。そこで15`の弓(直心)に合う矢となるとやはり軟らかめの物がいいのでしょうか?

7:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
>6

柔らかめとは…
箆(シャフト)ですか?
羽根ですか?

8:赤いきつねさん
あ、羽です 説明不足ですみません

9:Y.K.さん
>>赤いきつねさん

それこそぜひお店に連絡を取ってプロの意見をあおぐべきです。

例えば自分が18キロを引くとお店の人に言った時は硬めでコシのある羽ということで風切を勧められましたし、15キロ未満ならば柔らかくしなやかな羽を選ぶことになるでしょう。
15・16キロ台は羽選びの境界線、言ってしまえばどちらの羽も使えるって弓力です。

これからもっと弓力を上げるつもりならば、将来を見越して風切の羽を選んだ方がよいのかもしれません。

10:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>4:鳥打さん
>黒鷲と磯鷲
>黒鷲の無地の黒は
>「やはり、肉食ってる山鳥が強い!」らしいです。

矢師のお師匠さんがいらっしゃるのですか、折角ですから、質問させて下さい。

・「黒鷲」「磯鷲」は、通称?なのかなあ、と思いますが、何という鳥なのでしょうか。
・「山鳥」→「ヤマドリ」とは異なり、内陸系の猛禽類という意味なのでしょうか。

11:たぶんおやじさん
>黒鷲と磯鷲は通称?
そうです。鳥類図鑑にはありません。
イヌワシと熊ワシは同じ鳥です。
糟尾と薄びょうも同じです。
黒ワシは犬・熊の符の無いところを集めたのと
シベリヤ鷲と思います。
磯鷲は海沿いに住む鳶じゃないかと聞きましたが羽根が違いすぎますよね。

12:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>11:たぶんおやじさん
>黒ワシは犬・熊の符の無いところを集めたのとシベリヤ鷲と思います。

通称?「黒鷲」は、幾種類かのものを一括しているのだろうと思います。
もしかしたら、他にもあるのかも知れませんね。

>磯鷲は海沿いに住む鳶じゃないかと聞きましたが羽根が違いすぎますよね。

鳶とは全く異なるものと思います。

なので、矢師の方のお話をお伺いしたいなあと思い、10で質問を致しました。

13:琴線さん
>磯鷲は海沿いに住む鳶じゃないかと聞きましたが羽根が違いすぎますよね。

磯鷲と黒鷲は同じ鳥で黒鷲が成長、磯鷲が幼鳥と弓具店で聞きました

14:たぶんおやじさん
磯鷲と黒鷲は同じ鳥で黒鷲が成長、磯鷲が幼鳥と弓具店で聞きました

ちょっと、羽の質が違うような気がしますがどうなんでしょう?

幾種類かのものを一括しているのだろうと思います。

雑羽(ざっぱ)と言います。
符が無いのでお値打ちです。
強く安い練習矢にもってこいです。

15:長年ヒゲ ◆wb6KGcUAさん
ミサゴ(磯鷲)
およそカラスと同じかそれより少し大きいくらいの翼の非常に細い「タカ」
ギリシャ語でhaliaetosと書きミサゴを指しますが元々はhals「海」+aetos「鷲」の合成語だそうです

16:たぶんおやじさん
長年ヒゲさまありがとうございます。
磯鷲だけ本当に判らなかったんです。
オオタカなんかは身近に居るので。カラスにやられた幼鳥を拾ったりはするんですがねえ。
熊鷹が欲しい・・・。
買えませんけど。

17:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
先日、弓具店で見慣れない羽根が付いた矢を見掛け、伺ったところ‘海鷲’の羽根だと教えて戴きました。

>hals「海」+aetos「鷲」
話題の磯鷲とはまた別物のようでした。

因みに、海鷲で検索すると・・・海軍ネタばかりのようです。

18:長年ヒゲ ◆wb6KGcUAさん
たぶんおやじさま、お役に立ててなによりです、自然あふれる所にお住まいのようですね
よい熊鷹は大鳥より希少かも知れませんね
私も買えません(笑

19:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>13:琴線さん
>磯鷲と黒鷲は同じ鳥で黒鷲が成長、磯鷲が幼鳥と弓具店で聞きました

琴線さんにお伺いします。

私の見る限りでは、黒鷲と呼ばれているものは、少なくとも2種類はあります。その弓具店さんの呼称なのかなあ?

また、同じ鳥とすると、何という鳥なのでしょうか。

以上の二点を弓具店さんにお伺いしていただけますでしょうか。


>15:長年ヒゲさん
>ミサゴ(磯鷲)

長年ヒゲさんにお伺いします。

磯鷲とは、ミサゴという事なのでしょうか。

また、磯鷲とは別なのですが、白鷹と呼ばれるものは、何という鳥だとお思いになりますか。

ちょっとミサゴの図を検索してみました。

トビとミサゴ
http://cbx400fk2.exblog.jp/i22
ミサゴ飛翔
http://jijibabakoubou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_9b16.html
まだ若いミサゴかな?
http://ittasan.exblog.jp/i149/

20:長年ヒゲ ◆wb6KGcUAさん
>磯鷲とは、ミサゴという事なのでしょうか。
はい、私の知る限りでは。
画像を拝見させていただきました、私の中ではイコールしております

>白鷹と呼ばれるものは、何という鳥だとお思いになりますか
オオノリス(白鷹)
多くの場合は全体に淡褐色で、後頚、及び腹から脇辺りは暗褐色、白と薄い茶色が半々ほどといった印象でしょうか。
日本では希に越冬する鳥で、主として西日本の干拓地等で確認記録されており
元々はモンゴル、中国、チベット辺り(アルタイ山脈、天山山脈など)の高地草原地帯に住む鳥で冬にも越冬せずに留鳥する個体も少なくない
鷹の中でも白いものは希にしかなく(突然変異による)神聖視していたことに因んで比較的白いこの鳥を矢羽において白鷹と呼んでいるようです

21:長年ヒゲ ◆wb6KGcUAさん
途中で切れてしまいました

一様、私の中でその様に考えている程度でお考え下さい

22:鳥打さん
瑠吽 ◆QTJtMY0A様へ
返信が遅くなり申し訳ありません。
私の師に聞いたところ、「通称の種もあるし、そうじゃない種もある」という話でした。
「山鳥」は特に意味はなく、白鳥などの「水鳥」と対を成すものとしてという事みたいです。水鳥と普通の鳥は羽の構造が違いますので、その事を言われたのかと。

23:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>21:長年ヒゲさん

お話、どうもありがとうございました。


22:鳥打さん

お伺いして下さったのですね、どうもありがとうございました。

24:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>17:明鏡止水さん
>‘海鷲’の羽根だと教えて戴きました。

明鏡止水さんにお伺いします。

‘海鷲’は「ウミワシ」と呼ぶのでしょうか。

その羽根の符は、具体的にどのような模様なのでしょうか。

また、厚み、硬さは、オジロワシ、オオワシと比較してどんな感じなのでしょうか。

25:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>瑠吽さま
>海鷲
申し訳ございません、文字は僕が勝手に充てた物です。
弓具店の方とのお話の中の単語ですので、あくまで「うみわし」ですね。

今日弓具店を訪れて、今一度拝見して確認しようと(あわよくば画像も・・と)思ったのですが、生憎売れてしまったようで、ございませんでした。
店主の方も不在で、アルバイトの店番の方だったので、お話も伺えませんでした。

と云うことで、夏頃の記憶になってしまうのですが・・・
羽根は、カモメやウミネコなどのような、淡いグレー系の色柄でした。
通常の鷲等の尾羽根に比べて、かなり柔らかな手触りでした。柔らかですが、手羽のような厚みではなく、芯はしっかりしていたように記憶しています。
形は(巻藁矢状の)ひょうたん型でした。
価格帯は、犬や熊の尾羽と同じでした。

なにぶん、購入を検討と云った目で見ておりませんでしたし、記憶も薄れており、ご参考になるかどうか解りません。
(店頭に見慣れない矢が在ったので、ちょっと話題に載せた・・と云った感じだったので。)

26:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>25:明鏡止水さん

そうでしたか・・。

>色は、カモメやウミネコなどのような、淡いグレー系、

という事は、模様は無い単色。

>通常の鷲等の尾羽根に比べて、かなり柔らかな手触り、
>形は(巻藁矢状の)ひょうたん型

通常の鷲等とは、どの鳥を指すのか分かりませんが、イヌワシ、オジロワシ、オオワシ、各々手触りが違いますね。
イヌワシと仮定すると、イヌワシより柔らかだが、厚みは、手羽のような厚みではない。

「羽について」スレで紫弓さんの仰る「海鷲」とは、異なるイメージですね。

何鳥の羽根なんでしょうね?ちょっと残念です・・。


どうもありがとうございました。

27:たぶんおやじさん
>色は、カモメやウミネコなどのような、淡いグレー系、

灰鷹?あと鶴で灰色が見たことあります。

最近丁稚していないから思い出せません。

28:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>たぶんおやじさま
灰鷲(鷹)は、学生の矢として誂えさせていたので存じておりますが、全く別のグレー色です。
もっと明るい色と云うか、ブルーグレーに近い感じと云った方が宜しいでしょうか。

>色は、カモメやウミネコなどのような、淡いグレー系
すみません、少し書き方が悪かったようです。(かもめ=白地と決め付けておりました。)
白地に淡いグレー(ブルーグレイ)系の色柄です。

従って・・・
>瑠吽さま
>模様は無い単色。
班、符、模様は確かに在ったように思います。(かなり大きなめな符だったような気がするのですが・・・記憶が薄れてしまいました。)


http://www.asahi-net.or.jp/~SG4H-HRIZ/dic/birdicn3.html#taka
鷲、鷹の類は此れだけと云うことらしいですね。(鷲と鷹は単なる大きさに違いだけですよね。)

此れで犬鷲を見れば、別名として黒鷲と云う名が見られるようです。

29:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>28:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>班、符、模様は確かに在ったように思います。(かなり大きなめな符だったような

なんと!

ブルーグレーの地に模様とは、珍しいですね〜。

益々残念です。


>(鷲と鷹は単なる大きさに違いだけですよね。)

鷹といえば、熊鷹は大きいですよね。ほとんど大きさなんでしょうが、どうなんでしょうね。

>此れで犬鷲を見れば、別名として黒鷲と

色々な呼び方があるのですね。さらには「ねこわし」なんて別名があるなんて知りませんでした。


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