三がけと四がけ (投稿19件)[1〜19]


1:虎三さん
僕は今三がけの堅帽子を使っているのですが、先日練習場で大学生の方が四がけを使っていたので、三がけと比べてどんな違いがあるのかとかと思いましたので書き込みをしました。どなたか教えて下さい

2:ヒヨコV3さん
取り矢が違う。
指が一本多い。

3:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
「四ツ掛」・・・
かけの一種で、三つかけに更に薬指を覆う指袋一本を縫い継ぎ足したもので、徳川時代の中期より用いられたものである。矢数の多い場合また強弓を引く場合には、三つかけよりは有利である。

以上、日弓連発行「現代弓道小事典」P440より引用致しました。

4:虎三さん
ヒヨコV3様、ゆるみ離れ様、ありがとうございます。

5:虎三さん
大分、間が開いてしまいましたが、三がけから、四がけに変えるというのはどうなんでしょうか?引き方が変わるとか、離れに違いが出るとか。あと、今高校生なんですが、高校生で使っていると言うのはおかしいでしょうか?教えていただけると幸いです

6:たぶんおやじさん
虎三さんかけについて少々講義をいたしましょう。
元々、かけは諸かけが始まりで諸かけの余分な指省いたのが三つかけです。
堂射が全盛期になり強い弓を引く為に四つかけが生まれた。
つまり、基本は三つかけです。私には三つも四つも使えますが、やはり、違うものは違います。
虎三さんがどれだけの技量かは存じませんが
身近に教えてくれる人はいらっしゃいますか?
換える事は容易ですが使いこなすのは難しいですよ。
あくまでも本人次第ですから良く考えて見ましょう

7:ヒヨコV3さん
興味があるのでしたら変えてみましょう。
僕自身、興味本位で三つから四つに変えました。
身近に四つの指導者はいませんが要は慣れですよ。

8:弓さん
四つがけの方は大体何`ぐらいの弓を使っていますか?

9:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
弓さん…

私の恩師は12キロの弓でした。
家内は20キロ、私は27キロです。

10:たぶんおやじさん
21kg前後

11:Y.K.さん
自分も四つガケです。弓力は20キロです。

三つから変えた理由は早気治療のためです。
カケを変えれば力のバランスが崩れるなどして反射が消えて早気が治るみたいな話を聞いたので、それを鵜呑みにして四つを購入しました。
結局カケを変えても早気は治りませんでしたね。自分の反射の元はただカケを変えて引く程度じゃ押さえ込めないもっと根本的なところにあったみたいです。

話をもとに戻しますが、三つとの違いはひねり具合だと思います。三つは右腕全体を真っ直ぐ縦におさめなきゃいけませんが、四つはそこまでひねらなくてもある程度下弦が取れるみたいです。

12:弓さん
みなさんありがとうございます。やはり四つがけは強い弓の方がいいですね。17〜19で変えるメリットはあまりないですね。

13:飛び込み弓矢さん
張力29kg以前の弓で今風の弓道を行っていれば四つかけは不要ではないでしょうか。
昔は私も使っていましたが、今は引き出しの肥やし状態です。
四つは数引きと(1000・2000射〜)かなりの強弓以外では趣味や流行りなものだと思いますし、三つから四つに移行後適切な指導が無ければ射が崩れます。

14:まるはさん
私は高校時代に四つにして、「もたれ」で青春を台無しにしました。正則のカケですが、指を切り飛ばして三つにしたら、「もたれ」は一瞬にして治りました。私の経験から言うと「四つは3段以上で20Kg以上の弓を引く人用」という感じがします。

15:はははさん
捻るのが苦手な人とか、強い弓を安心して引きたい人とか、勝手肘をどうしても思い切り後ろに修めたい人とか、四つの方がかっこいいと思う人とか、先輩で四つを使う凄く上手く強い人がいて憧れてる人とか、小指を(四つでも締めるけど)締めるのが苦手な人とか・・・向きでは?

16:道具の番人さん
たぶんおやじさん

ゆがけについての質問です。
私の聞いたことでは、ゆがけはもともと、戦の時の手袋の親指のところに、右手だけ皮を補強したものから始まり、そこから、二つに分かれ、騎射の時は、一具がけ、歩射の時は和帽子になったときいています。
騎射の方はそのまま現在まで一具がけのまま、歩射のゆがけはそこから、堂射をするために、硬帽子で四つがけがうまれ、(多矢数を指を痛めずに引けるように)そこから後、的前でも三つか四つの硬帽子が使われるようになったと聞いています。
現在の諸がけは明治以降に関口(記憶が定かではないですが?)先生が使い始めたのが最初だと聞いていますが、いかがでしょうか? 

17:道具の番人さん
すみません。上記の追加です。

歩射の時は和帽子の三つがけになり、堂射のために改良されたのが、四つの硬帽子です。的前では、和帽子が正式、堂前では、硬帽子が正式になったようです。(用途や使用目的の違いから)
明治以降、現在の諸がけが改良されたと聞いています。

18:道具の番人さん
16について思い出しました。何度もすみません。

諸がけを使い始めたのは、小笠原の岩間先生でした。関口先生は寸弓を引いた方でした。すみません。

19:道具の番人さん
虎三さん

 私は三つと四つを併用しています。 私が使っているぶんには、あまり変わらない気がします。しいて言えば、引き分けが楽なのが、四つがけ、離れが楽なのが、三つがけです。
 私も三つがけが基本であり、人体構造にもあっている気がしています。
 私は28キロから20キロぐらいの弓を使用しています。(何張りか併用しています。)
 引けるなら三つで引いていたほうが、苦労しないような気がします。
 ちなみに私は弓力が強くなったので、四つにしてみました。私はゆがけのしよう方法をおしえてくれる指導者も特にいないで、変更しましたが、特に苦労しませんでした。
 あくまでも私の感想ですので、参考までに。


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