矢のつくりかた (投稿12件)[1〜12]


1:東京都学生さん
詳しく言うと羽についてなんですが、矢の羽は白鳥、鷲、鷹等鳥の名前が表示されますが、やっぱりそれは本当に鳥の羽なんでしょうか。
ネットで検索したのですが上手くヒットせずに、こちらに書き込みさせていただきました。
矢の作り方(羽について)など、教えていただけたら幸いです。

無知ゆえの書き込み失礼しました。

2:たぶんおやじさん
矢の羽は白鳥、鷲、鷹等鳥の名前が表示されますが、やっぱりそれは本当に鳥の羽なんでしょうか。

図鑑の名前と違いますが本物です。たまに白鳥の染め羽とか他の羽を差し込んだ物とかありますが鳥は鳥です。

矢の作り方(羽について)など、教えていただけたら幸いです。

シャフトに羽が付けたいと言うことなんでしょうか?
もう少し人に伝え易い書き方を望みますね。
名前だけで判断すれば一応大人なんですから

3:てんてん弓さん
すいませんが、質問の意味がよくわかりません。
矢の作り方と言うのは、何もついてないシャフトに羽をつけて近的もしくは遠的、羽付き巻き藁矢にするってことですか?
羽について・・ってことは羽を作るのですか?矢についてる羽は、本物ですよ。
七面鳥(ターキー)は表面に柄がプリント?してあってものによっては怪しい感じもしますが鳥の羽です。

4:東京都学生さん
返信ありがとうございます。
文章が読みにくいようで大変申し訳ありません。
シャフトに羽をつけたいなど、そういうわけではないのですがただ単に本当に本物の鳥の羽なのか、ということをお尋ねしたかっただけです。
補足をすれば、どういった過程で羽がとられていくのかというほうが知りたいという気持ちが大きかったのですが・・・。
本物の場合なにかしら批判が起きたりしないものかと思ったものですから・・・。

返信ありがとうございました。

5:惣火さん [url]
こんにちは^^

もう遅いかもしれませんが
どういう感じで羽根がとられるかというと
詳しい事はしりませんが
今の状況では密猟ぐらいでしか羽根はとる事が出来ないそうです
ワシントン条約?があるからだそうです
食用の鳥の羽ならなんとかなりそうですが

なので今現在使われている羽根は
矢を作っている矢師さん、弓具店さんの在庫のみだそうです。
なので昔より矢の値段が確実に上がっているそうです。

6:たぶんおやじさん
北海道でエゾシカが増えたので駆除しているそうです。そのエゾシカは鹿撃ちのの散弾銃で撃たれて放置してあるそうで・・・
それをシベリアから来た大鷲(大鳥)が食べる
散弾も食べる
鉛毒中毒で死ぬ
拾った人が売り行く
知らずに買う弓道人
と言うことがありましたね。
売った奴はばれてるし、買った人もばれてます。

あと、剥製からのものとか病死した死骸もあるのではないでしょうか。

徳山ダムの建設現場で見つかった熊鷹の巣は
盗まれたそうですし、仕事で窯業試験場に行ったらオオタカがからすにやられたのか羽が丸ごと落ちていましたねえ。
後、鷹匠から羽を貰ったというのもあったな
在庫と言う割には無くならない気がするねえ

7:鳥打さん
大鷲が鉛中毒とは・・・
日本では大鷲は天然記念物であると思いますから、ワシントン条約を含め、死体からの羽はどういう扱いなのでしょうか?
我々にもニーズがありますから、密猟、密採集等は難しい問題ですね。
矢には甲矢と乙矢があって、羽根の向きが違いますからね。
矢羽根の裏表が決まっていますし、鳥は鳥で翼についている羽根は左右別々のものです。
特に蜂熊などの、柄入りや、斑入りの羽根などは組み合わせがありますので、数多くの羽根が必要だと、我が師は仰られました。
高級な羽根の多くは、山鳥の猛禽類ですから、希少種が多いはずです。
弓引きが出来る事は、自分の道具を愛着を持って大事に使う事が、大切なのかもしれませんね。

8:たぶんおやじさん
鳥打さん 散弾が鉛を使用禁止になります。
大鷲どころか鶴や鴨も鉛汚染がひどくて・・・

特別天然記念物でレッドデータブックの大鷲です
死んでいても売り買いはだめでしょう。

高級な羽根の多くは、山鳥の猛禽類ですから、希少種ばかりです。

私の師範は七面の朱鷺の染め羽引いて朱鷺じゃぞて嘘こいてからかってましたよ。
どうせ、羽が良くても中る訳では無く
うまく成れるはずも無く・・・

昔、一時期合成羽があったんですよ。
耐久性ゼロでしたが、こんなもの弓具じゃないととある範士の一声で消えたそうな。

人の模範になるのは大変ですねえ。

9:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
そうですね。
合成加工プラスチックで作った様な羽根で、よくできてはいました(笑)

その当時、今から普及するかも? と言う言葉を信じて購入しましたが…
使い物にならなかったのを覚えています。(笑)

10:鳥打さん
何処でも鉛フリーですね。半田にしかり、鍍金にしかり。
水鳥よりも山鳥の方が耐久性は上みたいですから、猛禽類しか選択肢は無いのでしょうか?
私の師は「黒鷲とアフリカにいるハゲワシは同じようなものだろうか?」とぼやいたことがありました。
私は合成の羽根は、話を聞いただけで使ったことはありませんが、天然羽代価品より、七面鳥の羽の方が良かったのでしょうね。
弓道の模範となる人は、道具も模範とならなければならないと聞いた事もあります。
高級矢羽根は、矢竹や弓など栽培又は合成できる材料ではないですからね。

11:たぶんおやじさん
黒鷲はシベリア鷲だと世話になった弓師から聞きましたがねえ。見たこと無いから・・・
一時期、黒鷲を脱色したのがありましたが
今でもあるのかなあ。

七面鳥はトラ符は焼き上がると斑点が出るので白だけになりました。ヨーロッパではクリスマスは七面鳥の厄日ですからねえ。

私の知り合いに名大のバイオテクノジーの研究者が居ましてね。七面に大鳥の羽が生えるようにならない?て頼んでるんだけどまだやねえ。

12:東京都学生さん
お返事遅くなってすみません!
たくさんの返信ありがとうございます。

やはりワシントン条約とか関係してきますよね・・・。
在庫切れになるとしたら本当に売られなくなってしまうのですよね?ありえるのでしょうか・・・?
弓具もいろんな意味で一つ一つ本当に大事に扱っていかないといけませんね・・・。
ありがとうございました!


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