無争かけについて (投稿17件)[1〜17]


1:ゆるみ離れさん
無争かけをご使用の方にお尋ねいたします。
1.岡崎先生の説明書・HPでは親指は撥ねたりしない事となってますが、力の入れ具合、指の向く方向はどのようにされてますでしょうか。
2.教本では馬手の小指を締めよと教えています。しかしそうすると中指などにも握る方向の力がかかってしまいます。一般的なかけの場合は親指を弾くので少々この力が加わっても大丈夫なのですが。小指はどのようにされてますでしょうか。
何とぞご教示くださいますようお願い申し上げます。

2:ちょびんさん [url]
 私も無争カケを使っています。

 僕は、三つカケなのですが、親指の状態に関しては、指を深く中指にかけて、大三から引き分けでカケ帽子を弦に引っ張らせているので、親指の内側がカケ帽子の内側に軽く接する程度で、ほとんど、空間に親指が浮いているような状態です。

 薬指と小指に関しては、矢が落ちない程度に締めています。見た目は、開いていない程度でいいと思います。

 カケ帽子が普通のカケに比べて長いですし、深く指をかけるので、薬指と小指は、浅くかけるカケに比べて、きつくは締めにくいと思います。

 離れをする時は、勝手が矢より前に出るように、勝手肘を中心として、横からみて水平、上から見て、扇形になるように取りかけの形のまま指を開かずに横水平に払うといいと思います。

3:ゆるみ離れさん
早速のご教示、有難うございました。指の力の入れ具合等よく分かりましたので、早速実践したいと思います。

あと、カケ帽子が普通のカケに比べて長い、との事でしたが、岡崎先生に注文されるときにそのようにお願いされたのでしょうか。無争かけを既製品のかけ(一般的な、控えの硬い三つかけです)と比較してみましたが、ほんの数ミリ程度しか違いませんでした。度々恐れ入りますが、よろしければお聞かせ下さい。

4:ちょびんさん [url]
 数ミリくらいの違いだとは思います。
 もと使っていたカケの違いもあるかもしれません。

 注文する時は、手をコピーしたものと、手形の線をなぞったものを送りました。

 特に帽子を長めという風には、注文しませんでした。

 従来のカケに比べてものすごく長いって感じではなくて、気持ち長いくらいです。

 カケ帽子は、そのおかげで引かれやすくなっていると思います。

5:ちょびんさん [url]
 記入するのを忘れてました。

 カケ帽子の向きは、的方向ではなくて、脇正面に向けないとうまく引けないと思います。

6:ゆるみ離れさん
ちょびん様
ご教示有難うございます。昨日お教えいただいた事を試してみたら、実に気持ちのいい離れが出ました。「これが無争かけの醍醐味か!」と感激しました。もっとも、長年控えの硬いかけで離れを作っていた習性は抜きがたく、気持ち良かったのは最初の一矢だけでしたが。
これからは、離れが出るまで伸び続けるよう精進したいと思います。本当に有難うございました。

7:ちょびんさん [url]
良かったです☆

気持ちいい離れが出てよかったですね!

無争カケの理論で一番他と違うのは、勝手肘を中心に上から見て扇型に開くというところです。

でも、慣れるとすごくいいですよ☆

私のサイトにもいつか遊びに来てください!!

8:無争がけさん
私は四つの無争を使ってます。
帽子で弦を払うようにするため、引き分けから会には、捻りをかけて引いています。会では弦に帽子が引っ張られて自然に添え指が伸びてきます。(掛けほどきに近いような現象)離れは、捻りをきかせたまま右腕をただ開くだけといった感じをしています。みなさんはどうでしょう??

9:ゆるみ離れさん
私も同様にしております。もっとも、伸び合いから自然に離れる、という域にはほど遠く、胸から両腕を無理に引きちぎっている感じですが。岡崎先生もHPで「『円熟すれば』、伸び合いから自然に離れる」と仰ってますので、今はこれで良いかと思っております。

10:謎ナゾさん
私も無争を使っていますが、このカケは本当に独特な形をしてます。引くときは肘先を後ろに背後方向でなく、肘先を裏的方向へ向けなくてはいけません。四つの場合ですが、肘先を前に出すことにより、そんなに捻りを強く掛けなくとも、まったく捻りをかけない(平づけの感じで)引くこともできます。(控えが柔らかいため)しかし、他から見ると捻りが掛かっているように見えるみたいです。三つの場合はわかりませんが・・・。
 余談ですが、ふし抜きのかけってどんな形状しているのか教えて下さい。無争っとは関係ないですが教えて下さい。

11:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
帽子の中に入れてある牛の角は極めて薄くて、拇指の表側になる部分は、頭のところ(爪のある部分)は角があるが、拇指の付根から先の関節までの部分は角が刳り抜いてあるので、押さえると凹むほどに柔らかくて、拇指を動かすことができる。
(「弓道」誌2004年9月号P44より抜粋。)
ちなみにこれは「竹林かけ」というかけについての記述です。他のかけにふし抜きなる構造があるかどうかは存じませんので、悪しからずご了承下さい。

12:弓三昧さん
無争は添え指が会で伸びていく方が良いのでしょうか?拘の手の内は曲げてひっかけるみたいですが。どっちにしようか迷ってまして。どなたか教えて下さい。

13:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
無争かけは、中指(薬指)の親指を押さえる部分が分厚く加工されていますが、その位置で取り掛けると鉤の手の内にはならないようです。添え指もやはり同じと思います。

14:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
先述した内容がもう一つ分かり難いので、岡崎先生のHPより該当部分を紹介させて頂きます。
「中指または薬指は弦に引っ張らせること!

中指または薬指に帽子を押し付けたり、帽子を押さえ込んだり致しますと,離れで帽子が中指または薬指より外れ難く,それを外そうとすれば、ゆるみが生まれ支障を来します。中指または薬指の先端に引っ掛ければ、帽子が親指から抜け出したのに従い、中指または薬指は伸びて参ります。帽子と、中指または薬指が伸びきった状態で、胸の中筋から左右に身体を開けば離れの時悪さが出来ないのです。」
添え指も、やはり同じではないかと思われますが、如何でしょうか。

15:ちょびんさん [url]
>弓三昧さん
 添え指は、私の場合は三つカケなので中指なのですが、カケ帽子が弦に引っ張られるのを押さえ込まない程度に自然にしています。

 あまり意図的に伸ばしていかない方がいいと思います。

 カケ帽子が抜けるのを押さえ込まない程度くらいが丁度いいような気がします。

 鉤の手の内に関してですが、鉤の形にはならなくていいと思います。

 カケ帽子が引っ張られるのを勝手肘で引っ張り返すような感じで、途中の勝手の手首の靭帯が伸びるような感じになっていれば、添え指の形は特に関係ないような感じはあります。

 

16:弓三昧さん
お返事ありがとうございます。添え指も掛けている指も特に形を意図的に作らず自然に弦に引かせた方が良さそうですね。結果伸びてきますね。
今日その様に引いてみましたが離れで悪さをしない様な気がしました。

17:無争がけさんさん
無争を使用するにあたって、みなさんは帽子の中の親指は反らせていますか?それとも帽子の内側(腹側)に親指がつくようにされて引いてますか?教えて下さい。この無争は離れの時に、帽子で弦を撫でないといけないみたいなのですが・・・。


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