カケ枕に鹿皮を貼るやり方について (投稿8件)[1〜8]


1:11さん
こんにちは。
今自分のカケは枕の皮がとれてしまい、鹿皮を貼らないといけない状態なのですが、

先輩に鹿皮の貼り方を教わったのですが、今一上手くいきません。
とゆうか、型を作る時点で上手くいきません。。上手くいくコツを教えてください!
あと、鹿皮はどんな感じの皮がイイかとかも教えていただけると嬉しいです!!

2:ためさん
あまり形は気にしなくて大丈夫ですよ。きちんと弦枕を被っていれば問題ないはずです。

私は握り皮の余ったものを切って使っています。

3:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>1:11さん

おはようございます。

道具の構造・パーツはおおよそ決まっており、修理の方法もそれに応じたものとはなる筈なのですが、ケースにより、臨機応変に対処すべきと思います。修理技術取得は一朝一夕とはゆくものではありませんが、先輩にお伺いし、色々と工夫しながら勉強していくとよいと思います。(道具は、射技に影響し、修理具合一つで調子は変わりますから、私も勉強中ですが、自分で出来るものは、なんとかやっております)

ところで、以下がわかりませんので、お伺いします。

>枕の皮がとれてしまい
>鹿皮を貼らないといけない状態

質問1 剥がれる(とれる?)ためには、腹皮のどこかの糸が切なければ、剥がれませんよね。具体的に、腹皮の、どこが、どのような状態で、とれているのでしょうか。状態によっては、対処方法が多少なりとも異なってくると思います。

>型を作る時点で上手くいきません

質問2 「型」とは、具体的に、何を用いて、どのように作るものなのでしょうか。

質問3 修理に用いる道具は、具体的に、何々を用いているのでしょうか。

>あと、鹿皮はどんな感じの皮がイイかとかも

質問4 先輩は、何と仰っていたのでしょうか。また「鹿皮」の意味は、腹皮のみに関しての質問でしょうか。

4:11さん
返レスありがとうございます。。

>2 ためさん
 そうですか^^少し安心しました(汗

>3 瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
 自分の説明不足&下手ですいません。

質問1:前から皮が薄くなって下の木が見えてしまってたんですね。それで、何時の日か練習試合がありまして、大雨でカケがかなり湿ってしまい、滑りやすくなってしまったのでぎり粉を付けて擦ろうとしたら皮がその瞬間に"ヌルっ"っとゆう感じで5mm程剥がれてしまいました。(木が見えてるとこと皮がちゃんと付いているところの境目で剥がれました)
 場所は弽枕の一番先端部分です。


質問2:自分の学校の直し方は、
 @紙(何でも良い)に弽の型をとる。
 Aそれを切り取り、弽に合わせてみて正しくなってるか確認する。
 B鹿皮をその型に合わせて切る。
 CG17又はボンドで貼る。

 という方法なんです。型は@のことです。型の取り方は弽に直接紙を当て、指で擦ると跡が残りますよね。そのようにして型をとっています。

質問3:Cで言ったとおり、G17又はボンド等です。

質問4:先輩は白色の薄い皮が良いと仰いました。ですが、薄いとはどのくらいなのかがわかりません。


自分の説明不足でした。すいません。細かい返答とても嬉しいです!!未熟な者なので少しでもアドバイス下さい!お願いします!!!

5:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>4:11さん
私も勉強中です。

>質問1
「弽1」の文字が判読できないのですが、「枕」があるので、「枕枕」と読み替えてみますね。
「場所は弽枕の一番先端部分」→「場所は弦枕の一番先端部分」→あれ?

場所を間違えてお話をしてはいけないなあ、と思ったら、デビさんが載せて下さった図がありました。図から、はがれている場所を教えて下さい。図は、デビさんのHPの、弓具解説、ゆがけ編、ゆがけの部位名調査、各書籍からの引用画像一覧です。
http://www.ecoecoman.com/kyudo/item/image/yugake_kouyou.gif

お話をするのに、とりあえず用語を統一しましょう。用語の表現は、弦枕―腹皮先端、腹皮―包皮先端、包皮―帽子の先端、帽子の先端―帽子の背側とし、場所が境目ならば、どことどこの境目なのか、縫い合わせている糸はどうなっているのかも教えて下さい。

>質問2:自分の学校の直し方は、
型とは、型紙の事でしたか、大きさを間違わなくてよい方法ですね。なを、大事なことは、前工程として、よく汚れを落とし、よく乾燥する事ですよね。

>質問3:
ゴム糊は、私的には、あまりオススメではありませんが、もし、ゴム糊を使用するのであれば、すぐには着けず、少し時間を置いて、指で軽く触っても着かない程度で着けます。乾燥の度合いは、別の皮で事前に試験しておきます。

道具については、少なくとも、皮を細工する刃物、皮を置く台、形を整えるヘラ、もしくは鏝が必要です。鏝は、そうそうないでしょうから、代用のものを使っている?のかなあ。(道具は、クラブに一式ある?)

>質問4:
え〜っと、腹皮の事?なんでしょうね。

腹皮としますと、白色でなくともよい(もっとも、白だと弦の痕跡がわかり易いですね)のですが、何万となく矢数がかかりますから、丈夫な部分(結果的にキメが細かい部分)を使用します。厚ければ、他の部位も同様なのですが、削って丁度よくするだけです(つまり、意のままに切れる、よく研ぎ澄ました刃物がいるわけですよね)。
注意としては、もし、弦枕の部分ならば、前と同じ高さ(皮の厚み)に仕上げないで、高いままだと、弦は高い分遠くなり、遠い分だけ感覚が鈍くなっちゃいますよね。

なを、まだ肝心なお話には至っていませんが、私も説明不足なところがあるかと思います。
不明な点がありましたら、質問をどうぞ。

6:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
間違えてしまいました。訂正します。


×「枕」があるので、「枕枕」と読み替えてみますね。

○「枕」があるので、「弦枕」と読み替えてみますね。

これじゃあ、もっとわからなくなりますよね。

ごめんなさい。

7:元 ◆ntlC4wAIさん
弽は「ユガケ」ですね。
HTMLではwindowsで表示可能な特殊文字ですが
掲示板等では機能せずunicodeそのまま表示されてしまうようです。

8:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>7:元 ◆ntlC4wAIさん
ありがとうございます。
そうですか、文字を変換してみると、「ユガケ枕」となるわけですね。

>11さん
振り出しに戻って考えてみました。

>前から皮が薄くなって下の木が見えてしまってたんですね。
帽子の木が見えるという事は、既に皮がない状態という事ですね。

>大雨でカケがかなり湿ってしまい、滑りやすくなってしまったので
どの程度の湿りかはわかりませんが、湿り以外に、もし、帽子背側の皮がなく、木が見えているのであれば、これはすべりますよね。

>ぎり粉を付けて擦ろうとしたら
>皮がその瞬間に"ヌルっ"っとゆう感じで5mm程剥がれてしまいました。
ギリ粉をつけて、ギリッと音をたてる程度の摩擦、もしくは触れただけで、剥がれたという事?ギリ粉をつける位置から考えると、ゆがけの「背側?」だろうけど・・。

>(木が見えてるとこと皮がちゃんと付いているところの境目で剥がれました)
はい、皮のない状態の場所と、皮がある場所の境目から剥がれたところ迄はわかります。

>場所は弽枕の一番先端部分です。
ユガケ枕の一番先端部分とは、
弦枕の一番高い位置?腹皮と包皮の境目?

元 ◆ntlC4wAIさんが、わざわざ文字を教えてくださいました。
しかしながら、剥がれた位置が、ゆがけの、どこなのかが私にはわかりません。
「ユガケ枕」とは、どこを指しているのでしょうか?
折角ですから、デビさんの図から「位置と状態」を教えていただけますか。

11さん、私も一緒に勉強したく思いますので、質問がありましたら、なんでもどうぞ。


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