カケについて (投稿21件)[1〜21]


1:マロンさん
ユガケについて何ですが・・・
3つがけの場合の中指の皮を変えていただくのにどのくらいのお金と日数がかかるかご存知のかたがいたら教えてください。

2:よしさん
指替ならば弓具店により差がありますがカケ師がいれば期間は短くて一週間、料金は¥5000〜¥7000です。
皮の質、染めなどにもよりますが一万円出せばお釣りがくる場合がほとんどだと思います。

3:マロンさん
北信越大会が終わって出そうと思いますが…一週間後にローカル大会があるのですが…どうするのが最前でしょうか?また小唐の黒ですがそのぐらいですむでしょうか?

4:よしさん
値段についても修理日数についても一度最寄の弓具店に相談してみることをお勧めいたします。

>北信越大会が終わって出そうと思いますが…一週間後にローカル大会があるのですが…どうするのが最前でしょうか?
私でしたら今の中指の状態でも中りが出ているのならばローカル大会後に修理に出します。

>小唐の黒ですがそのぐらいですむでしょうか?
カケ師がいない弓具店ということになりますと発送→修理→発送という感じになりますので期間、修理代が割り増しになってしまいますので注意が必要です。

5:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
私は替え指を師範代より頂きましたので、自分で縫いました。
縫い針と絹糸と蝋を使い、チクチク、チクチクと縫いました。
6時間程で作業は終了しました。
老眼には辛い作業でしたけど(笑)

6:よしさん
確かに替指を入手できる環境にいれば自分で縫うのもありですね。
私は針がなかなか通らずに初め苦労したのですが弓遊びさんはなにか対策されましたか?

7:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
>よしさん

特別なことはしていないつもりですが、指抜き(金属製)とラジオペンチは使います。
縫う前に細いキリで縫い穴をあけておく。という手法もあります。
が、出来栄えは指抜きを使い針を刺し、ラジオペンチで針を引っ込抜いたほうがバッチ・グー(死語?笑)でした。

8:よしさん
返信ありがとうございました。
金属製と指貫とペンチですか?
キリも試したのですが革を貫通するころには少し穴が大きくなるのが気になっていました。
私は家に偶然あった牛革とプラスチックの指貫を使ったんですが10針ほど進めたところでプラスチック貫通いたしました・・・(笑)
やはりペンチは必須ですね。
金属製の指貫を今度探して見ます。

9:枕流さん
私は台革のあまりで作った指ぬきでやってますが特に問題ないようですよ。

10:よしさん
>枕流さま
そうなんですか?
革は何枚重ねにしていますか?

11:枕流さん
>よしさま

私は某有名カケ師に手ほどきを受けた友人に習ったもので普通に一重巻きの指ぬきに少し特殊ですが絹糸用の針を用いてやってます。
カケは難しい。頭の中で考えたものをそのまま作れても思っていたようにはいきませんしその前に思うようには作れない!弓も矢も作りましたが私にはカケが一番難しかったです。

12:よしさん
>枕流さま
絹糸用の針ですか。私は手に入りやすい針の中で折れにくさを考えみじか針を使用していました。

弓、矢、かけ全て作られたのですか!?
枕流さまの書き込みを何度となく拝見していますが、やはり自ら作って初めてわかることもたくさんあるのだろうと思います。
カケを習える友人がいたり、弓や矢を作れるという環境に居られる枕流さまが非常にうらやましいです。

13:枕流さん
>よしさま

私は某有名カケ師に手ほどきを受けた友人に習ったもので普通に一重巻きの指ぬきに少し特殊ですが絹糸用の針を用いてやってます。
カケは難しい。頭の中で考えたものをそのまま作れても思っていたようにはいきませんしその前に思うようには作れない!弓も矢も作りましたが私にはカケが一番難しかったです。

14:枕流さん
どういうワケか同じ内容で二回投稿したようですね。

>よしさま

弓もカケも作ったと言ってよいものか?というレベルなんです。とにかくやってみたと言うだけ。おはずかしい。でもおっしゃるように実際やってみてはじめて気がつくこともあります。だんだんそんな時間も取れない環境になってきましたがせいぜい楽しもうと思います。

ところでカケ作りに必須の「そくい」。昔の弓師は握り皮を張るのに用いていたとか・・・私も一度やってみましたが具合が良いのでこれからはこれで行こうと思ってます。

15:元 ◆ntlC4wAIさん
よしさん
>カケを習える友人がいたり、弓や矢を作れるという環境に居られる枕流さまが非常にうらやましいです。
同感です(笑)私も自分で、と思いつつなかなか腰が重いですね。
のめり込んでしまったその後が恐い。

>枕流さん
続飯は非常用、緊急用に代用品としてのモノと思っていましたが、昔は実用的な接着剤として広く使われていたようですね。
刀の握り、鮫皮も続飯で貼っていた、と言えば弓の握り革もなるほど続飯を使って当然という気がします。

16:よしさん
>元 ◆ntlC4wAIさま
自分はその「のめり込み」が強い傾向にあります。(笑)

>枕流さま
握り革をそくいで接着ですか…それは初耳です。古弓で握り革がクスネでも膠でもない何かで貼られていたことがあったのですが、今考えると弓に残った接着剤の感じが続飯に似ていた気がします。
次に握りを替える時に一度試してみようと思います。

17:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>マロンさん
よしさんも仰っていますが、
なんにせよ、修理は大会が終ってからの方がよいと思います。

前もって連絡をしておいて持っていけば、お茶をいただいてお話でもしている間に出来る場合もありますし、
遠方に送るとなれば場合は、それだけで結構な日数がかかってしまいますよね。また、価格というよりも、自分の注文通りにしてくれるところにお願いした方がよいと思います。もしかして、始めてならば、まわりの方々の修理したものを見せていただいて、お話をうかがい、判断した方がよいと思います。新しい皮である事を考慮しても、どうもしくりこないなあっていうんじゃあ、二度手間になってしまいますよね。

>枕流さん

枕流さんのお話には、引き込まれてしまいます。

私も握りには続飯です。

ところで、よろしければ教えていただきたいのですが、ゆがけの帽子の木は何の木でつくられたのでしょうか。

それと、羽根を焼いた時のカスは何で(道具)とっていらっしゃいますか。

18:枕流さん
>瑠吽さま

帽子は確か椿の枝木だったと思います。
羽根焼き後は軽石でこさいでバリは小刀でこさいでいます。

>元 ◆ntlC4wAIさま
>よしさま

私も実際そくいを使うまではこんなもので革がくっつくのかと半信半疑でした。しかしこれがくっつくんですね。実際私が使ったのは飯糊のそくいではなく友人の薦めで餅米粉の糊だったのですけど。

今使っているカケは昨年友人が作ってくれたものなのですが少し考えがあっていまからカケ枕の改造をしようと思います。糊は本当は少し腐らせ加減がよいらしいのですが先ほど作りだめしたものを使ってみます。どうなる事やら・・・

19:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>18:枕流さん

お返事ありがとうごぜいます。

そうですか、椿ですか。筒の中を繰る刃物はご自分で造られたのでしょうか。羽軸は、ササラの細かいもので、バリは篦を削る時に使う細いのを使っています。

ゆがけといえば、常々感じている事なのですが、どうもゆがけには、もたれや早気になり易いものがある様な気がします。この点いかがお感じになりますか。

20:枕流さん
>瑠吽 ◆QTJtMY0Aさま

筒を繰る刃物は友人から借り受けました。
カケ作りを全く知らなかったので友人が送ってくれた資料と添削メールを頼りに作りました。まずはじめの作業が帽子作りだったのですがやっかいなことをはじめてしまったとずいぶん後悔したものです。

早気やもたれになりやすいカケがあるのかどうか考えたこともありません。すみません、思慮浅いのでワタシは・・・
ただ自分に合うようにと考えていました。その結果カケによって自分の癖が修正できたのでやはりカケは大事なんですね。
一般に売られているカケは前三隅から打ち起こすように作られているのでその点は考えておかないといけないのではないでしょうか。

21:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>20:枕流さん

そうですね、仰ること、もっともです。例えば、引き方をみれば、矢が飛び出していくのを抑えているのがやっと(早気とは別)、というくらいの引き方があり、ゆがけをみれば、いつでも矢が飛び出るようにできているものがあるかと思えば、その逆のものもありますね。ですから、引き方同様にゆがけの構造は大事であり、更にゆがけは自分を直してくれるありがたいものとも思っています。

元々斜め前で構えるのを想定してつくられたゆがけを、正面で構えて使い難くそうにしている人をみたのがきっかけで、ない頭ながら少しゆがけを考える様になりました。

ゆがけもつくり始めるとついつい時間が経つのを忘れてしまいます。私はヘタクソですが、茶目っ気のある方がある大勢の方々の注目している中で使ったのですが、皆さん手作りとは全く気がつかなかったそうです。結構いらっしゃるんですね。枕流さんのお話を伺ってムズムズしてきちゃいました。


お話、とても参考になりました。

どうもありがとうございました。(誤字、ご勘弁お願い致します)

マロンさん、内容がズレてしまいましたね。ついつい、のめり込んでしまいました。長くなってごめんなさい。


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